ロシア第二の都市で文化・芸術・観光の中心的存在でもあるサンクトペテルブルク。
年々増加する観光客に比例し、宿泊施設も豪華絢爛な高級ホテルからバックパッカー向きの安宿まで、あらゆるタイプが充実。
この記事では、サンクトペテルブルクでぜひ泊まりたい注目のホテルを厳選して紹介していきます。
1泊料金目安 ¥15000〜のおすすめホテル
Rocco Forte Astoria Hotel
聖イサアク大聖堂(St Isaac’s Cathedral)の向かいにあり、エルミタージュ美術館(State Hermitage Museum)やネフスキー大通り(Nevsky Prospect)といったサンクトペテルブルクの代表的観光スポットの他、メトロ駅にも徒歩10分前後で行ける素晴らしいロケーションが自慢のRocco Forte Astoria Hotel(ロッコ フォルテ アストリア ホテル)。
世界中の著名人やセレブをゲストとして招き入れてきた1912年オープンのエレガントなアールヌーヴォー様式の5つ星ホテルは、現在もその趣をしっかりと残しながら現代的な設備やサービスをプラス。
ジャズの生演奏を聴きながらのアフタヌーンティー、観光の前後にリラックスできるスパやサウナ、本格的なロシアやイタリアの味を楽しめる洗練されたレストラン、フェラガモのアメニティが香るバスタイムなどで、優雅な滞在を満喫しましょう。
公式サイト:https://www.roccofortehotels.com/hotels-and-resorts/hotel-astoria/
Belmond Grand Hotel Europe
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サンクトペテルブルクで最も歴史のあるホテルの1つ、1875年築のBelmond Grand Hotel Europe(ベルモンド グランド ホテル ヨーロッパ)は、サンクトペテルブルク最大の目抜き通りネフスキー大通りからすぐの場所にある5つ星ホテル。
観光、飲食、ナイトスポット、ショッピングの選択肢が無数にあるエリアで、イタリア・ロシア・フランスの名だたる建築家が時代ごとに手を加えてきた、ミュージアムのような息を呑む美しさのホテルで贅沢なひとときを過ごせます。
120年近い歴史を持つレストランでの伝統的なロシア料理、創造性溢れるオリエンタル料理、15種類のキャビアが楽しめるキャビアバーと食のバリエーションは実に豊かで、スパ、ジム、エステなどと共に特別な時間を提供してくれるでしょう。
公式サイト:https://www.belmond.com/hotels/europe/russia/st-petersburg/belmond-grand-hotel-europe/
Kempinski Hotel Moika 22
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Kempinski Hotel Moika 22(ケンピンスキー ホテル モイカ 22)はエルミタージュ美術館や宮殿広場(Palace Square)の川を挟んで向かいにある、1853年の建物を改装した5つ星ホテル。
その抜群のパノラマを見渡せるフレンチレストランを始め、5つのレストラン、バー、カフェはそれぞれが異なるグルメ・インテリア・雰囲気を誇り、1日を通して舌にも目にも楽しい料理やドリンクを提供します。
親切なコンシェルジュが観光やグルメ、ツアーのサポートをしてくれるので、初めてのサンクトペテルブルクでも安心。
充実した観光や散策の後はアンティーク調のロマンチックな客室や静かな空間が広がるスパで、1日の疲れを癒やすことができます。
公式サイト:https://www.kempinski.com/en/st-petersburg/hotel-moika-22/
Trezzini Palace Boutique Hotel
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主要観光地を対岸に眺められるヴァシリエフスキー島(Vasilevsky Island)のネヴァ川沿いにあるTrezzini Palace Boutique Hotel(トレッツィーニ パレス ブティックホテル)は、サンクトペテルブルクの幾千のホテルの中でもひときわラグジュアリーで荘厳な5つ星ホテル。
18世紀の宮殿を利用したホテルは、かつての貴族気分で滞在できる優雅な空間で伝統的なロシアと欧州の料理や世界のワインを堪能できる他、コンシェルジュが劇場やオペラ、ツアーの予約などで一人一人の滞在を快適にサポート。
客室は館内と同様にアンティーク家具や絵画、シャンデリアで飾られ、大理石を用いたバスルームにはロクシタンのアメニティが備わります。
館内にスパやジムはないものの、提携する『Crystal Spa&Lounge』で各種スパ体験やトリートメントをオプションに加えることが可能。
公式サイト:https://trezzinipalace.com/en/
なお、サンクトペテルブルクのおすすめ宿泊エリアについてはこちらの記事で紹介しています。
1泊料金目安 ¥5000〜15000のおすすめホテル
The State Hermitage Museum Official Hotel
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The State Hermitage Museum Official Hotel(ザ ステート エルミタージュ ミュージアム オフィシャル ホテル)は、その名の通りエルミタージュ美術館が提携する5つ星ホテルですが、その360°目を奪われるようなゴージャスな内観と設備に反して意外なほどリーズナブル。
ロビー、客室、ラウンジはまさに本家ミュージアムのように格式ある凛としたムードが広がりますが、スタッフは親切そのものでホスピタリティに溢れた対応をしてくれます。
高級感溢れる伝統ロシア料理から落ち着いたロビーバーでのアフタヌーンティーまで食のジャンルも雰囲気も様々で、白×青のデザインが美しいスパではサウナやハマムでリフレッシュ。
周辺にはレストランやカフェはありつつ一大繁華街から15分ほど離れているので、活気と静けさのバランスが良いロケーションも魅力です。
公式サイト:https://thehermitagehotel.ru/en/
Corinthia Hotel St Petersburg
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アクセスの良さを重視したい人におすすめなのが、ネフスキー大通りにあるCorinthia Hotel St Petersburg(コリンシア ホテル セント ピーターズバーグ)。
周辺は食・飲・買・遊の宝庫である上、メトロ駅にも徒歩3分なのでどこに行くのも便利な立地。
数々の受賞歴を誇る5つ星ホテルらしく充実した設備やサービスには申し分なく、特にネフスキー大通りを一望できるミシュランの星も獲得したロシア×地中海料理のレストランは、滞在の質をワンランクアップさせてくれます。
ロビーバーではピアノの生演奏を聴きながらコーヒーやアペリティフを、8階には24時間利用できるジムもあり、リラックスしたりリフレッシュしたりと思い思いの過ごし方ができます。
公式サイト:https://www.corinthia.com/st-petersburg/
Rossi Boutique Hotel & SPA
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Rossi Boutique Hotel & SPA(ロッシ ブティック ホテル&スパ)は、フォンタンカ川沿いにある落ち着いたエリアながら主要観光地にも近い、便利な立地の4つ星ブティックホテル。
スタンダードからスイートまで全ての客室は異なるデザインで、清潔感とモダンな設備、アンティークなインテリアを調和させたカップルや女子旅にピッタリの雰囲気。
明るい日が差し込むレストランでは新鮮な食材を使った朝食ビュッフェ、ディナーではヨーロッパからアジア、日本の料理を巧みにアレンジした料理や豊富なドリンクメニューと共に提供。
洗練されたスパではプールやサウナでリラックスできるのに加え、自然の力を活かしたこだわりのコスメやアイテムを贅沢に使用したマッサージやエステを体験できます。
公式サイト:https://www.rossihotels.com/eng/
Domina St Petersburg
同じくリバーサイドのDomina St. Petersburg(ドミナ サンクトペテルブルク)は、素晴らしい景観と観光地へのアクセスの良さの両方を兼ねたスタイリッシュな5つ星ホテル。
外観こそ18世紀築の建物らしいクラシックな佇まいですが、一歩足を踏み入れるとイタリア人デザイナーが手掛けたカラフルで遊び心のある空間が広がります。
客室は“ファンタジー”や“ロマンチック”など5つのテーマに応じたカラーや装飾で鮮やかに彩られ、カップルや家族など目的に応じて選択できるのも楽しみの一つ。
観光をたっぷり楽しんだ後はホテルでゆっくりとロシアや地中海の料理でディナー、広いジムやサウナで心地よい汗を流し、オリジナルカクテルが自慢のバーで締めくくるのもいいでしょう。
公式サイト:https://spb.dominarussia.com/en/
Alexander House
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およそ200年前の建物を改装したアットホームなゲストハウスAlexander House(アレクサンダー ハウス)は、マリインスキー劇場(Mariinsky Theatre)から川沿いに10分ほど南の落ち着いたエリアにあります。
暖かい季節には綺麗に手入れされた緑が眩しいパティオで、寒い季節はぬくもりたっぷりの暖炉を囲むリビングで、あるいは世界の書籍が並ぶ読書ルームでリラックスした時間を過ごせます。
20の客室は“バルセロナ”、“コペンハーゲン”、“京都”など世界各国の都市をモチーフにした全て異なるオリジナリティ溢れるデザインで、部屋選びもワクワクしそう。(画像は“マラケシュ”)
季節ごとの様々な味が並ぶホームメイドの朝食ビュッフェも好評です。
公式サイト:https://www.a-house.ru/en/
1泊料金目安 〜¥5000のおすすめホテル
Statskij Sovetnik Hotel Kustarnyy
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そのアレクサンダー ハウスから東に1ブロックのStatskij Sovetnik Hotel Kustarnyy(スタッツキ ソヴェトニク ホテル カスタルニー)は、サンクトペテルブルクに3軒展開する人気ホテルチェーンのうち最も新しい2019年オープンのスタイリッシュな3つ星ホテル。
余計な物を極限まで省いた白×黒を基調とするシンプルな内装に、温かみのあるレンガや木材、照明を絶妙に配置した館内は清潔感も抜群で、老若男女問わず安心して利用できます。
リーズナブルながら各客室には薄型テレビ、ドライヤー、バスアメニティ、コーヒーメーカーなど必要なアイテムが揃い、温かいメニューからフレッシュなチーズやフルーツ、パンが所狭しと並ぶ朝食ビュッフェは1日をポジティブにスタートさせてくれるでしょう。
公式サイト:https://statskijsovetnik.ru/en/kystarnyi-eng/
Guest House 16/8
同じく2019年にオープンしたばかりのピカピカのアットホームなゲストハウスが、Guest House 16/8(ゲストハウス 16/8)。
静と動のバランスが良いペトログラツキー区(Petrogradsky District)にあり、賑やかな主要観光エリアにも緑の多いエリアにも近くキッチンも利用できるので、長期滞在にも向いている宿です。
モダンな客室はシングルからファミリースイートまで1〜4人用があり、なんとプライベートプールとサウナが付いたスイートも。
15の客室は全てバスルーム付きで、タオルやバスアメニティも付いているので出費を抑えつつ快適に滞在したいカップルや一人旅、家族に最適の一軒です。
公式サイト:http://h168.ru/en/
Vesta Hotel
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Vesta Hotel(ヴェスタ ホテル)はネフスキー大通り沿いにありながら中庭を挟んでいるため驚くほど静かで、利便性と静寂感を両立したいいとこ取りな3つ星ホテル。
ホテルと言うより友人の家に泊まるようなアットホームで居心地の良い雰囲気で、フレンドリーなスタッフが各種ツアーやチケットの予約もサポートしてくれるので、初めてのサンクトペテルブルク旅行でも安心です。
全ての客室にバスルームやバスアメニティ、冷蔵庫が備えられているのに加えてキッチン付きのアパートメントタイプの部屋もあり、長期滞在には割引も。
価格から想像する以上のロケーション・ホスピタリティ・快適さが期待できるお得感のある一軒です。
公式サイト:https://www.vesta-hotel.ru/en/
Simple Hostel Italy
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Simple Hostel Italy(シンプル ホステル イタリー)はネフスキー大通りや血の上の救世主教会(The Church of the Saviour on Spilled Blood)などの観光スポット、さらに公園、庭園、川といった自然豊かなスポットに囲まれた地にあるホステル。
ドミトリールームと個室はいずれも清潔感があり、一人旅の女性からカップルまで世界中の旅人が集い、スタッフもフレンドリーなので明るくオープンな雰囲気です。
客室はシンプルな内装にレンガの赤とグリーンのカーテンが良いアクセントとなり、ドミトリーの各ベッドにはコンセントとライトが付いています。
共用キッチンには調味料やスパイスも揃い、運が良ければ世界の旅人が振るう手料理を食べられるかも?!
参考サイト:http://simple-hostel-italy.hotels-of-saint-petersburg.com/ja/
No Rain No Pain
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最後に紹介するNo Rain No Pain(ノー レイン ノー ペイン)もネフスキー大通りにあり、メトロ駅からグルメ、観光と何でも徒歩圏内にあるアクセス至便のホステル。
宿にはドミトリールームと個室に加え、共用キッチン、無料コーヒー/紅茶が備わるラウンジ、一人から参加できるバスやボートツアーもあり、一人旅でもカップルや友達同士でも利用しやすい一軒です。
ドミトリーの各ベッドにはカーテンが付いているのでプライベートな空間を保つことができ、タオル、スリッパ、ロッカーも提供されます。
2〜3人用の個室はバスルームは共用なものの非常にリーズナブルな料金のため、街の中心で安く快適な個室を探す旅人には理想的なオプションになるでしょう。
公式サイト:https://norainnopain.com/eng/
※表示の料金は目安であり、季節や部屋のタイプによって料金は大きく変動します。
また、2020年以降は新型コロナウィルスの影響でサービスの変更が生じている場合があるので、必ず公式サイトやホテル予約サイトで最新の情報を確認するようお願いいたします。