ザルツブルクの気候まとめ!ベストシーズンは?

オーストリア
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オーストリア中北部、ドイツとの国境沿いにあるザルツブルクは、モーツァルトの生誕地としても知られる世界遺産の街。
夏は世界的な音楽祭、冬はアルプスでスキーと季節ごとの特色があるザルツブルクですが、ベストシーズンはいつなのでしょうか?
欧州在住の筆者が詳しく解説していきます。

涼しい夏&寒い冬だが例外的な日も

 
 
 
 
 
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A post shared by Julia ⅠⅠ globusliebe.com (@globusliebe)

内陸国であるオーストリアの中北部、お隣ドイツのバイエルン州に接するザルツブルクは西岸海洋性気候に属します。

地図で場所を見ると欧州の真ん中らへん、アルプスに近くいかにも寒そうなイメージを受けますが、それはその通りな面とそうでない面があります。

“ザルツブルク”は州とその州都である都市の両方の名前になっており、ザルツブルク州となるとガッツリとアルプスにかかってくるため標高が3600mを超える所も。

当然標高が上がるにつれ気温は下がるので、山間部は非常に寒くなります。

一方で都市のザルツブルクは標高424mとそれほど高くないこともあり、夏は稀ではありますが35℃以上の暑さになることも

それでもやはり冬の寒さは甘く見ることはできず、-10℃以下まで下がることもあります。

寒い国はどこもそうですが屋内の暖かさは文句なしなので、外⇔内の大きな気温差に対応しやすい服装がベストと言えるでしょう。

この後解説する気候データは都市のザルツブルクなので、ザルツブルク州の他の街、あるいは山間部にハイキングやスキーに行く場合はこの数字よりずっと寒い場合があることを頭に入れておいてくださいね。
(一般的に標高が100m下がるにつれて気温が約0.6℃低くなる)

ザルツブルクの平均気温・降水量・日照時間

それではそのザルツブルクの平均最高/最低気温・降水量・日照時間を観てみましょう。

データはサイトによりいくらか差異があるので、ここではClimatestotravel.comを参照にしました。

12月〜2月の平均最低気温が氷点下となっているだけでなく、6月〜8月の3ヶ月以外はずっと10℃以下ということからも、ザルツブルクの涼しさや寒さがうかがえます。

そして真夏の7月8月でも最高気温が24℃で、不定期に襲う熱波の時を除けば基本的に過ごしやすい気候が期待できるでしょう。

降水量は分かりやすく冬<夏となっていますが、冬は雨や雪が降らなくてもどんよりと曇る日が多く、日本のようなカラッとした冬晴れが何日も続くことはあまり多くありません。

それは日照時間にも表れていて、サマータイムの恩恵でもありますが11月〜2月の平均日照時間が2〜3時間/1日なのに対して、7月8月は7時間となっています。

気温的には理想的とも言える夏ですが、6月〜8月は平均14日前後/月、つまり単純計算で2日に1日近く雨が降るので、雨具は必須です。

目的別!ザルツブルクのベストシーズン

一般的にザルツブルクのベストシーズンは春から秋と言われています。

まあ気候データを見れば一目瞭然ですよね、よほど寒いのが好きという人でなければ氷点下で鼻からツララを下げながら観光したいとは思わないでしょう。

しかし実際のところは冬には冬の良さがありますし、逆に観光客が殺到する夏にはデメリットも。

そこで、目的別のベストシーズンをまとめました。

世界遺産の街をじっくり散策したい

 
 
 
 
 
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A post shared by Free Walking Tour Salzburg (@freewalkingtoursalzburg)

歴史的建造物がひしめく世界遺産の旧市街を隅々まで歩き尽くしたいなら、4月〜6月上旬と9月〜10月中旬が良い時期。

この時期はまだ暖かさより涼しさの方が際立つ日が多いですが、真夏ほど観光客が多くなく、かと言って冬のように寒くもないので街歩きには快適です。

この季節に限ったことではありませんが、1日の中でコロコロ天気が変わることもあるので、雨具を持参しつつ雨の際にはカフェやミュージアムで過ごすのも良いでしょう。

音楽にどっぷり浸かりたい

 
 
 
 
 
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A post shared by Salzburger Festspiele (@salzburgerfestspiele)

毎年7月下旬から約1ヶ月開催されるザルツブルク音楽祭は世界でも有数の音楽祭として知られ、音楽好きならまず見逃せないイベントです。

期間中は毎日世界の名だたる指揮者、歌手、オーケストラ etc.によるコンサートやオペラが行われ、音楽の街にふさわしい圧巻のパフォーマンスが観られるでしょう。

それ以外の時期でも大ホールから教会、レストランなどで大小様々なコンサートは常に行われているので、大混雑&大熱狂の音楽祭ではなくても音楽を体験するチャンスは1年中あります。

山や湖など美しい自然に触れたい

 
 
 
 
 
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A post shared by Manuela Palmberger – Germany 📷 (@manuela_palmberger)

ザルツブルクの街から少し足を伸ばせば、アルプスの山々や透き通る湖などの大自然が満喫できます。

標高やエリアにもよりますが、基本的に4月5月は新緑、6月〜8月はハイキングに最も適した気温で9月10月は紅葉や黄葉、そして12月下旬〜3月まではスキーシーズン

また本格的な大自然でなくても良いなら、ザルツブルク市内にも気軽に登れて絶景夕日スポットとしても人気のカプツィーナベルク山(Kapuzinerberg)や見事な庭園が自慢のヘルブルン宮殿(Hellbrunn Palace)などがあり、特に春から秋は緑や花で彩られた風景が楽しめます。

なるべく混雑を避けてのんびり観光したい

 
 
 
 
 
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A post shared by Salzburg Tourism (@visitsalzburg)

寒い冬の最大のメリットと言えるのが、観光客の少なさ。

12月、特に後半こそロマンチックなクリスマスマーケットを求めて賑やかになりますが、それを除けば11月〜3月までは概ね落ち着いて観光しやすい時期です。

寒さと昼の短さは確かにマイナスポイントに思えますが、ザルツブルク市内の主な観光はミュージアムや音楽鑑賞、宮殿など屋内のスポットが多いので、マイペースに鑑賞しやすい冬は大きな魅力。

多くのツアーやホテルが夏よりずっと安くなるのも見逃せませんよ。

ザルツブルクで避けた方が良い時期は?

一般的に決してベストシーズンとは言われない冬でも、クリスマスマーケットやイルミネーションで飾られた息を呑むような美しい光景が広がること、そしてクリスマスシーズン以外は安い&空いていることを踏まえると、一年を通してダメな時期はないと言っていいでしょう。

しかし気候や雰囲気が季節ごとに大きく異なるのも事実なので、あなたの旅の目的、行きたいスポット、予算などによって適切な時期を選ぶことが重要です。

ザルツブルクの四季の特徴まとめ

春(4月5月)・・・厳しい冬を越え観光客が増え始める。緑や花が美しく、庭園巡りや自然散策も楽しい。移動祝日のイースターにも大規模な音楽祭があるため、混雑が嫌ならその期間は避けるのが無難。

夏(6月〜8月)・・・一年で最も賑やかな季節で、カフェやレストランのテラス席で食事やスイーツを楽しむのにもピッタリ。夜21時過ぎまで薄明るい中で観光や食事を満喫できる。混雑度&旅行価格もピーク。

秋(9月10月)・・・夏のピークよりグッと落ち着き、黄葉や落葉が街を鮮やかに染め上げるフォトジェニックな季節。程よい気候と街の賑わいで観光しやすいが、日に日に寒く昼も短くなっていく。

冬(11月〜3月)・・・10月下旬にサマータイムが終わるともう冬の雰囲気で、静かに安く観光するのには理想的。寒さには充分対策が必要。12月中旬頃から年始まではクリスマス休暇で一時的に観光客が増える。

どんなザルツブルクを見たいでしょうか?

ぜひあなたにとってベストの時期に訪れて、見どころ満載のザルツブルクを思いっきり満喫してくださいね。

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