世界的に拡がるコロナウィルス(COVID-19)の影響で、旅行に行くのが困難な現在。
日本やヨーロッパの大部分の国・地域では最初のピークは過ぎ各国で規制緩和を進めていますが、渡航に関しては制限があったり、あるいは当面は自粛しようと考えたりしている人は多いはず。
その分「コロナ後」に思いっきり旅行を楽しみたいという人におすすめなのが、欧州の小国モンテネグロ。
日本人にとってはあまりメジャーな国ではありませんが、モンテネグロを推す理由を詳しく解説していきます。
6週間で終息?コロナ封じに最も成功した国の1つ
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人口約63万人のモンテネグロではヨーロッパで最も遅い、3月18日に最初の感染者が報告されました。
そして6月中旬現在、5月5日を最後に新規感染者は出ておらず、治療中の患者もゼロ。
(注:この記事を書いた直後の6/14に約40日ぶりに新規感染者が1人出て、その後拡大が続いています)
つまり『最初の』という但し書きは必要ですが、コロナウィルスの波をヨーロッパで最短の6週間で終息させた国なんです。
対岸のイタリアが20万人以上の感染者を出し、ピークは過ぎたとは言え依然として日々3桁の新規感染者が出ていることを考えれば、ここまで短期間で抑えているのは見事と言えるでしょう。
もちろん規制緩和や観光客の受け入れ開始とともに第二波が来る可能性は充分ありますが、最初の波の際に感染拡大を最小限で防げたという成功経験は、次にも活かせるのではないでしょうか。
海と山に囲まれた壮大な自然
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モンテネグロは2006年にセルビア・モンテネグロから独立した新しい国で、面積は福島県と同じぐらいのコンパクトサイズ。
しかし福島県と同様に海と山に囲まれた恵まれた立地で、5つの国立公園と4つの世界遺産(うち2つは近隣国と共有)がある、とても見どころの多い国です。
宿泊施設が最も多いのはアドリア海側のブドヴァ(Budva)やコトル(Kotor)などで、近年は観光客の急増に伴いラグジュアリーなリゾートホテルからバックパッカー向けの安宿まで量・質・タイプいずれも充実していっています。
一方で北側のエリアは宿泊施設の数こそビーチ沿いのエリアに比べると多くないものの、ホテルはもちろん大自然の中でのキャンプやバンガローなど、アウトドア派にピッタリの滞在が可能。
数日間旅行するなら海側と山側の両方に滞在して、それぞれ全く異なる景観や雰囲気を満喫できるのも、小国モンテネグロの利点です。
ドゥブロヴニクにそっくりの美しい街並み
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ここ最近日本人に人気急上昇中なのが、某ジブリ映画の舞台にもなったモンテネグロのお隣クロアチアのドゥブロヴニク。
ドゥブロヴニクの美しさや素晴らしさに異論はありませんが、正直観光客が多すぎ&物価高すぎ感は否めません。
ドゥブロヴニクはクロアチアの首都ザグレブより遥かに物価が高く、西ヨーロッパと同じ基準と言っていいでしょう。
もしドゥブロヴニクと同じぐらい美しい街並みで、混雑度も観光客向きのふざけた価格設定も幾分マシな場所があるなら、そちらに惹かれたりはしませんか?
ドゥブロヴニクからバスで2時間ほどのモンテネグロ・コトルは世界遺産にも登録された街で、コトル湾沿いに赤レンガ色の屋根が建ち並ぶ旧市街はドゥブロヴニクの姉妹のよう。
実際にモンテネグロはドゥブロヴニクからの日帰りツアー先としても人気なのですが、わざわざ物価の高いドゥブロヴニクに滞在して見どころの多いモンテネグロに日帰りで行くなら、始めからモンテネグロに滞在した方が賢明ではないでしょうか。
通貨はユーロだが物価は安い!
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え、あなたユーロ(€)使ってるの?国ランキング(非公式)で確実に上位に来るのがモンテネグロ。
お隣のEU加盟国で知名度も遥かに上のクロアチアがユーロを使わず、EU非加盟国のモンテネグロはユーロを使うという摩訶不思議。
(注:クロアチアでもドゥブロヴニクなど観光客が多い都市ではユーロが使えるものの、レートは悪い)
そのため生涯で1度きりのモンテネグロ旅行だとしても、あるいは他の国々のついでにちょこっと寄りたいだけでも、ユーロが使えるので訳のわからないマイナーな現地通貨に両替する必要はありません。
そして前述の通りドゥブロヴニクとはもちろん、同じユーロを使用するギリシャやイタリアなどの人気観光都市に比べても物価は安め。
もっとも近年の観光客の急増に伴い物価も上昇中ではありますが、それはモンテネグロに限らずどこの観光都市でも同じです。
それでも少しでも安く旅行したいなら、コロナが収まり次第なるべく早く行くのが得策でしょう。
イタリア、ギリシャ、トルコの美味しいどこ取りグルメ
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世界史にあまり詳しくない人でも、モンテネグロの場所を地図で見ればあー、なんか色々あった辺りだろうな、と察するに違いありません。
その推測通りモンテネグロは長い歴史の中で幾度となく他国の侵略と支配を経験しており、その影響は現在の食生活にも及んでいます。
現在のトルコ、イタリア、ギリシャといった美食で知られる国々との交戦や交流、支配が長年あったため、モンテネグロは隠れ美食の国として密かに認知されつつあります。
そんな歴史的な背景はもちろん、地理的にも海と山に囲まれ温暖な地中海性気候に属することで、海の幸にも山の幸にも恵まれているのがポイント。
特にアドリア海側の観光客に人気の都市であれば多くのレストランで英語のメニューも扱っているので、ぜひ日本ではなかなかお目にかかれないモンテネグロのグルメを満喫してみては(^^)
まとめ
近年『アドリア海の秘宝』として年々人気上昇中のモンテネグロを推す理由を紹介しました。
コロナウィルスの状況に関してはいつ、あるいはどこが安全/危険という保証はできないので、他のヨーロッパは危険でモンテネグロは絶対に大丈夫!とは当然言えません。
しかしせっかく旅行に行くならコロナウィルスの心配や不安は一切考えずに、思いっきり楽しみたいですよね。
そのためにもここで紹介したモンテネグロはもちろん、世界各国でコロナが終息に向かっていくよう願うばかりです。