フランス・コルシカ島の人気ビーチ10選!定番から秘境まで

フランス
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コルシカ島は温暖な気候、海と山の幸を活かした絶品グルメ、雄大な自然や地中海の美しいビーチが自慢のフランス屈指の人気リゾート。
この記事ではそんなコルシカ島の北から南まで各地に点在する絶景ビーチの中でも、特に人気の10ヶ所を紹介します。

パロンバッジア・ビーチ(Palombaggia Beach)

コルシカ島南東部のポルトヴェッキオ(Porto-Vecchio)周辺は美しいビーチの宝庫であることから、特に人気エリアになっています。

その中でもパロンバッジア・ビーチは広いビーチ沿いに雰囲気抜群のレストランやバーが連なり、1日中飽きずに過ごせる人気ビーチ

ポルトヴェッキオから車で15分ほどとアクセスも良いことから夏のピークシーズンの混雑は必至なので、7月8月に訪れる場合は午前中の早い時間に来るといいでしょう。

サンタ・ジュリア・ビーチ(Santa Giulia Beach)

パロンバッジア・ビーチから海岸沿いに9kmほど南に行くとサンタ・ジュリア・ビーチに辿り着きます。

小高い丘と大きな池を背景にしたターコイズブルーのビーチは野性味溢れる一方で、こちらもレストランやバーといった飲食店、レンタルパラソルやデッキ、さらに各種マリンスポーツのオプションも豊富。

欲しいと思うものを全て揃えたようなビーチで、こちらもポルトヴェッキオから車で15分ほどの好アクセスのため、カップルからファミリーまで、アクティブ派ものんびり派も誰でも楽しむことができるビーチです。

ロンディナラ・ビーチ(Rondinara Beach)

 
 
 
 
 
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そのサンタ・ジュリア・ビーチからさらに10kmほど南に進むと、より自然溢れるロンディナラ湾に面する静かなビーチが。

いずれも美しい街並みで人気のポルトヴェッキオとボニファシオ(Bonifacio)の中間に位置するロンディナラ・ビーチは、レストランやレンタルパラソルなどのサービスはあるものの、どちらかというとシンプルに自然のままのビーチを楽しみたい人向き

しばしばコルシカ島で一番とも言われる有名ビーチでやはり夏の混雑は避けられませんが、近くにはキャンプ場などの宿泊施設もあるので、賑わう日中と対照的な夜から早朝にかけての静けさを満喫したい人にはおすすめです。

プチ・スペローネ・ビーチ(Petit Sperone beach)

コルシカ島南端に位置するボニファシオの街中心からおよそ7kmの位置にあるのが、プチ・スペローネ・ビーチ。

こちらは飲食店やシャワーなどの設備は一切ない、自然の中の素朴なビーチです。

このビーチ自体は小さいので夏の午後にはすぐ人で埋まってしまいますが、同じ海岸沿いの北にはピアンタレラ・ビーチ(Piantarella Beach)、南西にはグラン・スペローネ・ビーチ(Grand Sperone beach)、さらに西に少し離れますが聖アンソニー・ビーチ(Beach of St. Anthony)と、良質なビーチが目白押し。

いずれも透明度の高さは負けず劣らずなので、混雑度を見て別のビーチに足を伸ばしてもいいでしょう。

ラヴェッツィ諸島(Lavezzi Islands)

ボニファシオからボートで約30分のラヴェッツィ諸島はコルシカ本島よりさらに上とも言われる透明度の高い海が特徴で、シュノーケリングやダイビング好きには見逃せないスポットです。

その中心のラヴェッツ島は無人島で自然保護区に指定されていることから、飲食店やホテルはもちろんシャワー、トイレ、ゴミ箱1つない完全な野生の島。

水と食料、日焼け止め、ゴミ袋、シュノーケルセットなどをバッグに詰めていざ手つかずの無人島ツアーに出かけましょう。

なおボニファシオからは食事などが付いたクルーズツアーも出ているので、手軽に行きたい人はそちらを利用するといいでしょう。

ロッカピーナ・ビーチ(Roccapina Beach)

ボニファシオとコルシカ最大都市のアジャクシオ(Ajaccio)の間にある、こちらも周辺には何の設備もない野生のビーチ。

途中の道も未舗装で辿り着くのに一苦労ですが、その分目の前に広がる輝くターコイズブルーのビーチを目にした瞬間の感動はひとしおのはず

このロッカピーナ・ビーチとその東側にある同様に美しく一回り大きいエルバジュ・ビーチ(Erbaju beach)を、上から目線で眺められる圧巻のパノラマが見事なジェノヴァの塔にも忘れずに足を運びましょう。

キュパビア・ビーチ(Cupabia Beach)

コルシカ島南西部のビーチリゾート・プロプリアノ(Propriano)から北西におよそ20km、周辺にはレストラン2軒とキャンプ場ぐらいしか見当たらない静かなビーチ。

波は穏やかできめ細やかな白い砂浜とゴツゴツした岩場のバランスが良く、のんびり海水浴をする子連れファミリーからマリンスポーツ目的のカップルまで、様々な人々が思い思いに時間を過ごしています。

6月から10月はビーチの中まで豪快に突っ込んでいく乗馬体験も人気のアクティビティの1つ。

アローネ・ビーチ(Arone Beach)

山と海に囲まれた雄大な風景が自慢のコルシカ西部ピアナ(Piana)の中でも、特に人気なのがアローネ・ビーチ。

背後には荒々しい山がそびえ立ち、いかにも大自然のど真ん中にある野性的なビーチかと思いきや、おしゃれで居心地抜群のカフェやレストランもあるのが最大の特徴

絵に描いたような白い砂と透き通る青い海で思いっきり海水浴や日光浴、マリンスポーツを楽しんで疲れたらカフェやレストランで食べて飲んで、を繰り返せば時間を忘れていつまででも過ごせそう。

ピアナ中心からは12kmほどですが、周辺に何軒か宿泊施設もあります。

サレッチア・ビーチ(Saleccia Beach)

コルシカ島北部で屈指の人気エリアであるサン=フロラン(Saint-Florent)周辺も上質なビーチの宝庫として知られていますが、サレッチア・ビーチはその代表格(サレシアなどと表記される場合も)。

サレッチア・ビーチはアグリアット砂漠の険しい道のりの先に位置するため、サン=フロランからボートで約20分かけて向かうのが最も一般的です。

同様に人気を分け合うロテュ・ビーチ(Lotu beach)も同時に周れるボートツアーなら、このエリアはもちろんヨーロッパでもトップクラスの絶景ビーチを効率よく両方満喫できて非常に便利。

いずれも超人気ビーチながら、それぞれ飲食店が1軒あるのみで他の設備は一切ない、限りなく原始的な自然の美が堪能できます

バルカッジョ・ビーチ(Barcaggio beach)

いや手前の牛のせいで肝心の海がほとんど見えないんだけど…と言いたくなるのは分かりますが、要するにビーチが美しいのはこれまで紹介した9ヶ所と同様です。

こちらは南北に長いコルシカ島の北端にあるコルス岬(Cap Corse)の中でも最北部に位置する小さな街バルカッジョにある、のどかなビーチ。

野生の牛が出現するビーチは他にもあるようですが、バルカッジョ周辺はトレッキングコースで自然観察を楽しみながら数々のこぢんまりとしたビーチにも出くわせる、アウトドア派にはたまらないエリアです。

まとめ

この記事で紹介した10ヶ所のビーチをマップにするとこのようになります。

特に南東部のポルトヴェッキオから南部のボニファシオにかけては絶景ビーチの連発ゾーンなので、ビーチ目的の旅ならまず外せません。

西海岸はここで挙げた以外にも北から南までまんべんなく良質なビーチが点在しているため、海岸沿いを適当にドライブすれば必ずと言っていいほど美しいビーチに遭遇できるでしょう。

北部は南部に比べてより野性的で自然そのままのビーチが多いので、純粋にビーチだけを楽しみたい人には最高のエリアです。

それぞれ異なる魅力があるコルシカ島の10ヶ所のビーチ、ぜひ足を運んでみてくださいね。

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