【保存版】イタリア・サルデーニャ島で人気の宿泊エリア8選

イタリア
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イタリア半島の西に浮かぶサルデーニャ島は、ヨーロッパでも指折りの人気ビーチリゾート。
美しいビーチはもちろんイタリア本土とは異なる独自の歴史、文化、グルメを持つサルデーニャは見どころが尽きず、世界中の観光客を惹きつけてやみません。
そこでこの記事では、サルデーニャを旅行する際にぜひ知っておきたい、おすすめの宿泊エリアを紹介します。

大都市から離島まで街の規模別に人気エリアを厳選

 
 
 
 
 
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サルデーニャ島は同じイタリアのシチリア島に次いで、地中海で2番目に大きい島。
さらに見どころがまんべんなく島のあちこちに点在しているため、宿泊エリアを適切に選ぶことは重要です。


“適切な宿泊エリア”とは基本的に行きたい観光スポット、予算、同行者(家族・カップル・一人旅など)、さらにはレンタカーor公共交通機関での旅かによって変わります。


また一般的に大都市であれば宿泊施設や飲食店、交通機関が充実する一方、小さい街ではよりプライベート感やローカル気分が溢れる滞在ができるといった利点が。

ざっくりとした特徴として、サルデーニャは北部の方がより観光地化が進み、南部は自然がそのまま残ったような景色が多く見られます。


特に北部の海岸沿いは魅力的な宿泊エリアが無数にあるのですが、この記事ではなるべく異なるエリアからおすすめをピックアップしたかったので、その一部のみを厳選しています。


サルデーニャ全土の大都市から小都市まで、街の規模ごとにおすすめを取り上げているので、旅のスタイルや目的に合わせて選ぶといいでしょう。

なお、具体的なおすすめホテルはこちらの記事で取り上げています。

大都市(人口50000人〜)で人気の都市×2

①カリアリ(Cagliari)

 
 
 
 
 
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サルデーニャ最大の都市で人口約15万人のカリアリは、国際空港に加えイタリア各地へのフェリーが発着する港町であることから、サルデーニャの玄関口と言える街。


宿泊施設も格安ドミトリーから高級ホテルまでバランス良く揃い、バックパッカーもカップルも子供連れのファミリーも、それぞれのニーズに合った宿が見つかるはず。


紀元前2世紀のローマ帝国時代の遺跡が残る一方、大学都市らしい若者向けのおしゃれな飲食店やナイトスポット、8km近い広いビーチとフラミンゴの生息地となっている自然保護公園なども揃う、歴史・文化・自然・グルメ・ナイトライフの調和が取れた優等生な州都です。

カリアリをおすすめできる人

  • サルデーニャ南部を観光したい
  • 宿泊施設やグルメにはこだわりたい
  • 短い日程で街歩き・ビーチ・グルメなどの魅力を満喫したい

②オルビア(Olbia)

一方でサルデーニャ北部の玄関口的な存在なのが、オルビアです。


カリアリと同様に国際空港とフェリーを通じてイタリア内外の乗客が行き交う開放的な雰囲気で、伝統的なサルデーニャ料理や上質なワインが楽しめる飲食店が豊富。


アットホームなB&Bやキッチン付きのアパートメントタイプの宿が多いことから、ローカル気分で滞在したい人にも最適です。


周辺のエメラルド海岸(Costa Smeralda)やサン・テオドーロ(San Teodoro)などの人気ビーチエリアにも車やバスで日帰りで行けるので、お出かけのオプションが非常に多彩です。

オルビアをおすすめできる人

  • サルデーニャ北東部を観光したい
  • 色々なビーチに行きたい
  • 街で多彩なグルメやショッピングを楽しみたい

中都市(人口10000〜50000人)で人気の都市×3

③アルゲーロ(Alghero)

 
 
 
 
 
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サルデーニャ第三の国際空港がある北西部の都市・アルゲーロ。


中世の街並みが今も色濃く残る旧市街の細い路地には教会やミュージアムの他、レストラン、カフェ、各ショップなどがぎっしりとひしめき、食べ飲み歩きにも最高のエリア。


かつて300年以上に渡ったアラゴン=カタルーニャ王国の支配により街の標識はイタリア語とカタルーニャ語で書かれ、住民の多くもカタルーニャ語を理解するというマドリード人は舌打ちをしたくなる、でも日本人には割とどうでもいい特色があります。


周辺の壮大でダイナミックな大自然を満喫するには、車で周るのがベストです。

アルゲーロをおすすめできる人

  • サルデーニャ北西部をメインに車で色々散策したい
  • 街歩きを楽しみたい
  • 歴史好き

④オリスターノ(Oristano)

 
 
 
 
 
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いかにも観光地!と言う雰囲気が好きでない人に人気なのが、庶民的な雰囲気が漂うサルデーニャ西部の街オリスターノ。


13世紀に建てられたマリアーノ2世塔(Torre di Mariano II)を始め中世の建造物が多く残る旧市街は、歩いて周るのにちょうど良い大きさ。


宿泊施設や飲食店も全体的にコスパが良く、豪華なリゾートというより背伸びをしないバカンスを過ごすのに向いています。


ここから車で30分ほどのシニス半島(Penisola del Sinis)は“サルデーニャのエデン”との異名を持つ、手つかずの自然が残る絶景スポットです。

オリスターノをおすすめできる人

  • ローカルな雰囲気の街が好き
  • 歴史や文化を楽しみたい
  • 車で色々な穴場スポットを探索したい

⑤ラ・マッダレーナ(La Maddalena)

サルデーニャ旅行の目的がとにもかくにもビーチ!という人は、離島のラ・マッダレーナに行きましょう。


その天国のように美しいビーチを求めて特に夏の日中はサルデーニャ本島北部、パラーウ(Palau)から多くのツアーやフェリーでの日帰り客が詰めかけてとんでもない混雑っぷりですが、夜から朝は宿泊者だけで独占できます。


賑やかなナイトスポットも豊富なので、静けさが欲しい人は中心から離れた宿にするか、あるいは10月〜5月頃のオフシーズンを狙うのが無難です。

ラ・マッダレーナをおすすめできる人

  • 最高に美しいビーチの近くに滞在したい
  • 離島が好き
  • 特別な休暇を過ごしたい

小都市(人口〜10000人)で人気の都市×3

⑥サンタ・テレーザ・ガッルーラ(Santa Teresa Gallura)

サルデーニャ北部の人口5000人にも満たないサンタ・テレーザ・ガッルーラは、特に子供連れのファミリーに人気の街。


街の中心部からすぐのレーナ・ビアンカ・ビーチ(Spiaggia Rena Bianca)からはフランスのコルシカ島を眺めることができ、実際にフェリーも毎日運航しています。


こぢんまりとした旧市街には絶品自慢のピッツェリアやシーフードレストランが数多く並びますが、オフシーズンはそのほとんどが容赦なく閉まるのでご注意を。

サンタ・テレーザ・ガッルーラをおすすめできる人

  • 家族でのんびりした休暇を過ごしたい
  • 観光スポットやホテル、レストランがコンパクトにまとまった街が好き
  • 5月〜10月頃に旅行する

⑦ヴィッラシミーウス(Villasimius)

サルデーニャ南部で有数のビーチリゾートが、ヴィッラシミーウス。


こちらもファミリーフレンドリーな雰囲気の街で、子供連れでも安心して足を運べる美しい砂浜のビーチや居心地の良いレストラン、宿泊施設が充実。


一方で絶好のダイビングスポットであるカルボナーラ岬(Capo Carbonara)やフラミンゴの生息地のノッテーリ池(Stagno di Notteri)、あるいはゴルフ場などその豊かな自然に囲まれた立地のおかげで、年齢に問わず多彩なアクティビティを楽しむことができます。

ヴィッラシミーウスをおすすめできる人

  • ビーチや自然をメインに楽しみたい
  • 家族やカップルでのんびり過ごしたい
  • カリアリから近い街に滞在したい

⑧サンタ・マリア・ナヴァッレゼ(Santa Maria Navarrese)

 
 
 
 
 
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サルデーニャ東海岸の真ん中辺りのオロゼイ湾(Golfo di Orosei)はサルデーニャはもちろんヨーロッパでもトップクラスの透明度を誇る、シュノーケリングのメッカとも言える絶景ビーチの宝庫。


カーラ・ゴロリッツェ(Cala Goloritzé)やカーラ・ルーナ(Cala Luna)はその代表格と言えますが、リポビタンDのCMのような険しい山道を歩かないとたどり着けない難関の地。


じゃあリポビタンDを飲めばいいんだなと結論付けたくなりますが、サンタ・マリア・ナヴァッレゼからのボートツアーに乗っかるというより良い選択肢があります。


街自体もこぢんまりとしたビーチの周りにレストランやホテルが並ぶ、いかにも小さなビーチリゾートというのんびりした雰囲気です。

サンタ・マリア・ナヴァッレゼをおすすめできる人

  • 最高に美しい海を楽しみたい
  • ビーチでまったりと過ごしたい
  • あまり観光地化されてない所が好き

まとめ

サルデーニャ島でおすすめの宿泊エリアをマップに示すと、このようになります。


いずれも街そのものに見どころがあるのはもちろん、車やバスで少し足を伸ばすとさらに多くの観光スポットを楽しむことができます。


もし5日以上の旅行でフットワークが重くないのであれば、北部の都市1ヶ所+南部の都市1ヶ所あるいは大都市+小都市と、2つ(以上)の異なるエリアに滞在するのも良いオプション。


そうすることで、サルデーニャ島の奥深い魅力をよりじっくりと体感することができるでしょう。

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