イタリアのランペドゥーザ島は、その海の透明度の高さから舟が宙に浮いて見える写真が話題になり、世界中の旅人の憧れの地となっています。
人生で一度は行きたいランペドゥーザ島、一体どうやって行けるのでしょうか?
3つの方法を詳しく解説していきます。
ファッ?!こんな所なの??!ランペドゥーザ島の場所↓
ランペドゥーザという名前がいかにもイタリアっぽいので、ローマやフィレンツェのついでにちょっと行きたいわね、と思って地図を見るとすごいポジションにいて驚かせてくれるのがランペドゥーザ島さん。
地図にするとこのようになります。
はい、イタリア本土はもちろんシチリアよりもチュニジアの方が近いというかなりスパイシーな位置取り。
このチュニジアからわずか100kmほどという距離のおかげで、ランペドゥーザ島はアフリカを始めとした各国からの難民が絶えないというもう一つの顔を持っています。
しかしここで難民問題とかを語りだすと、舟が浮いて浮かれていた気分があえなく沈んでしまいそうなのでやめておきましょう。
観光客として訪れてお金を落とすことも、観光が主な産業の一つであるランペドゥーザ島にとっては重要なことです。
ランペドゥーザ島の美しい海で心を浄化し、世界の平和を祈りましょう。
それでは実際にそのランペドゥーザ島への行き方をチェックしていきます。
早さが一番!空路での行き方
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ほぼアフリカのランペドゥーザ島へ行く方法で最も早いのは、やはり飛行機。
日本からはもちろんイタリア以外の国からの直行便はないので、必ず1回はイタリア各地で乗り継ぎが必要になります。
日本からの直行便がある空港だと、ローマ(FCO)とミラノ・マルペンサ空港(MXP)からランペドゥーザにフライトがある他、ヴェネツィアやナポリ、トリノなどの主要都市からも飛んでいます。
所要時間は南部のシチリア島からだと片道約1時間、北部各地だと約2時間。
注意したいのは、夏季と冬季でフライトの数が全く異なる点。
ランペドゥーザ島はやはり夏のビーチ目当てに訪れる旅行者が大多数なので、概ね6月〜9月頃はイタリア各地からの直行便が飛びますが、それ以外の月は運航していないルートも数多くあります。
その中でシチリア島のパレルモ(PMO)とカターニア(CTA)⇔ランペドゥーザは、地元島民も利用するため年間を通して運航。
そのため夏季なら最低乗り継ぎ1回、冬季でも乗り継ぎ2回で行けるので、ほぼアフリカにしては近い?
参考までに、日本⇔ランペドゥーザのフライトは旅人におなじみのこちらのサイトでチェックできます。
のんびり船旅で!水路での行き方
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長期旅行者や船旅が好きな人は、シチリアから約220kmの地中海の航海を楽しむこともできます。
シチリア南西部の港街ポルト・エンペードクレ(Porto Empedocle)からランペドゥーザにはフェリーと高速船が運航しています。
フェリーの所要時間は片道約9時間、高速船は約4時間。
こちらもフェリーが年間休まず運航しているのに対し、観光客向けの高速船は夏季限定です。
料金の目安はフェリーが片道€50前後、高速船は€60ですが、季節により変動するのでこちらもサイトで確認するようにしましょう。
フェリーの価格チェック(日本語)
公式サイト(イタリア語・英語)
また、冬は波が荒く欠航になることがあります。
運航状況は直前まで分からないことがほとんどなので、日程に余裕がない場合はフライトを利用するのが無難です。
空港も港も街からすぐのアクセス!
ランペドゥーザ島への旅行で便利なのは、空港も港も街の中心から非常に近い点。
いずれも街まで徒歩5〜15分ほどの距離で、荷物さえ少なければタクシーを使わなくても充分歩ける距離です。
ランペドゥーザ空港は決して大きい空港ではないのでサービスや設備は限られていますが、レンタカー会社はあります。
ランペドゥーザ島は約20k㎡、鹿児島県最南端のヨロン島と同じぐらいのコンパクトな大きさのため徒歩・公共バス・ボートツアーでも周れますが、より自由&効率性を求めるならやはり車がベスト。
また宿泊施設で空港or港への送迎サービスや車・バイク・自転車のレンタルを行っている所も多いので、予約時に確認すると良いでしょう。
まとめ
一度は行ってみたい、イタリアのランペドゥーザ島への行き方を解説しました。
特に冬季はフライトが減り、フェリーも荒天で欠航することがあるので、少々ハードルが上がるのは間違いありません。
それでも世界一にも選ばれた絶景ビーチを始めとしたランペドゥーザ島の魅惑の観光スポットは、間違いなく訪れる価値があります。
日程・予算・時期に合わせて、ベストの手段で地球の楽園ランペドゥーザ島を訪れてみてくださいね。