地中海に浮かぶミニ国家、マルタは美しいビーチの宝庫。海水浴はもちろんシュノーケリングやダイビングなどのマリンスポーツ、写真撮影や夕陽鑑賞など1年を通して楽しむことができます。
そんな数あるマルタのビーチの中でも特におすすめのビーチ6ヶ所を紹介します。
3つの島から2ヶ所ずつ厳選!1日×1島=3日で完全制覇可能
マルタのおすすめビーチを挙げだすと延々と候補が挙がってしまうのですが、短い滞在の人でも周りやすいようにマルタのメインアイランドの3島からそれぞれ2ヶ所ずつ、計6ヶ所をピックアップしました。
3つのメインアイランドとはマルタ島(Malta)・ゴゾ島(Gozo)・コミノ島(Comino)です。
3つの島と言ってもマルタ島からゴゾ島とコミノ島はそれぞれフェリーで30分ほどなのでマルタから日帰りで行くことができ、わざわざ3つの島に滞在する必要はありません。
3つの島の中でも観光の中心的な存在のマルタ島には宿泊施設も多く、ゴゾ島とは24時間フェリーが運航しているので夜までゴゾ島で観光していても大丈夫です。
ここでは短期旅行者でも周りやすいビーチ6ヶ所をまとめましたが、もっと日程に余裕がある人はもちろん他のビーチを探索したり1ヶ所に時間をかけたりして、自分のペースで楽しんでくださいね♪
観光の中心地・マルタ島のおすすめビーチ×2
セント・ピーターズ・プール(St. Peter’s Pool)
マルタ島の1つ目のおすすめビーチは、島の南東部に位置するセント・ピーターズ・プール(St. Peter’s Pool)。
崖が切り立った場所から海に飛び込むことができるスポットで、数メートルの高さから真っ青な海にジャンプするのはこれ以上ない爽快感です。
こちらは水深のある場所なので、足のつかない海で泳ぐのに慣れてない場合は、多くの人が飛び込んでいる崖から南方向に歩いていきましょう。
5分ほど歩くと水深の浅い海とボコボコ地面に穴が空いたような岩場に着きます。海の状態は日によって全く違いますが、ここは結構波が荒い可能性があります(流されかけた人の証言)。
そのためこの岩場の穴の中の壺湯みたいな天然プールに浸かってまったり過ごすのもおすすめですよ(^^)
リビエラ・ビーチ(Ghajn Tuffieha)
マルタは透明度の高い美しいビーチがたくさんある一方で、ゴツゴツした岩場が多く砂浜のビーチが限られています。
そんな中で島の西部にあるリビエラビーチは、子供連れの家族や泳ぐのがあまり得意でない人でも楽しめるビーチです。
リビエラビーチは同じく人気ビーチであるゴールデンベイ(Golden Bay)と隣接していて、大きさや美しさもほとんど同じです。
ゴールデンベイはリゾートホテルの目の前で混みやすいためリビエラビーチを選びましたが、もちろん隣同士なので両方行くこともできますよ!
両方のビーチとも人気夕陽スポットでもあるので、ぜひ午後から夕方に訪れましょう。
午前中にセント・ピーターズ・プール→午後にリビエラビーチという順番で周るのがベストです。
自然豊かなゴゾ島のおすすめビーチ×2
ガースリ渓谷(Wied il-Għasri)
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ゴゾ島の北西部にあるビーチで、谷間の下に突然現れるようなロケーションも魅力です。
日本人にはあまり知られてない穴場ですが、とても小さいので夏に行くと混んでることも。
結構すぐに水深が深くなりますが波はほとんどないので、泳ぎ慣れてない人でも大丈夫です。
手前は狭くて川のようですがそのまま泳いでいけば広い海に出ることができ、シュノーケリングやダイビングスポットとしても人気です。
売店やロッカーなどは一切ないので特に夏は飲み物をたっぷり持参し、貴重品は持って行かないように。
ブルーホール(Blue Hole)
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ゴゾ島で綺麗な夕陽を見るのにおすすめなのが、島の西側にあるブルーホール。
砂浜はなく岩場なのでシュノーケリング、ダイビングスポットとして特に有名ですが、夕陽を見るだけでも訪れる価値はあります。
一見すると秘境という言葉が似合う壮大な景色ですが、実際はバス停から徒歩1分の超絶アクセスというのもポイントが高いです◎
レストランや売店もあるので、夕陽を見る前に立ち寄ったりバスの待ち時間に利用したりするのもいいでしょう。
もちろんゴゾ島に宿泊している方がアクセスはラクですが、マルタ島からでも昼ガースリ渓谷→午後から夕方にブルーホール→夜にホテル戻りというスケジュールで充分周れます。
30分で行ける楽園!コミノ島のおすすめビーチ×2
ブルーラグーン(Blue Lagoon)
マルタで一番有名なビーチ。
実際にめちゃめちゃ美しい!
グーグルやトリップアドバイザーで低めのレビューをつけているのはほとんどが『混みすぎ!!』という内容で、海の美しさに文句をつける人はいないと思います。
別の記事でも紹介しましたが、7〜8月にマルタを訪れると残念ながらブルーラグーンの混雑を避けるのはほぼ無理です。
どうしてもこの時期にしか行けない場合は、朝イチのフェリーで行ってラストのフェリーで帰って来ることで、最も人の多い昼〜午後の時間前後を狙うしかありません。
しかしどれだけ混もうがイモ洗いになろうが、ブルーラグーンはマストです。
クリスタルラグーン(Crystal Lagoon)
最後に紹介するクリスタルラグーンはツアーの場合はフェリーで直接乗り入れることが多く、個人の場合はフェリーが着くブルーラグーンから南方向に10分ほど歩いていくと着きます。
こちらはブルーラグーンと違い岩場のみで砂浜はありませんが、とにかく透明度が抜群!!
本格的なシュノーケルグッズではなくてもゴーグルだけは必ず持って行きましょう(ツアーの場合無料レンタルが含まれている場合もあり)
クリスタルラグーンもセント・ピーターズ・プールと同様に崖からジャンプして飛び込めるので、いかにも欧米人が好きそうなスポットです。
ブルーラグーンほど有名ではないものの面積は狭いので、ツアーのフェリーが大挙として押し寄せる時間はやはり混雑します。
この2ヶ所は近いので、混雑度を見て空いている方に先に行くといいでしょう。