地中海の極上リゾート・マルタで行きたい観光スポット7選!

マルタ
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シチリア島の南にひっそりと浮かぶマルタ共和国は、東京23区の半分ほどの大きさながら見どころの多い島国。
温暖な地中海性気候に恵まれたこの小さなビーチリゾートを旅行する際にぜひ訪れたい、魅惑の観光スポットを厳選して紹介します。

世界遺産の首都ヴァレッタをさまよい歩く

国が小さければ、首都も小さい。

世界遺産にも登録されたマルタの首都ヴァレッタ(Valletta)は面積0.61k㎡、人口6000人にも満たないEU最小の首都。

ヴァレッタではグーグルマップもガイドブックも見ず、ただ思いのままにその細い路地を歩いてみましょう。

伝統マルタ料理レストラン、おしゃれなジェラート専門店、マルタ名物のリコッタチーズパイ・パスティッツィが並ぶベーカリー。

小腹や大腹を存分に満たしたら、素朴でシンプルな外観とは裏腹の豪華絢爛な内装が圧巻の聖ヨハネ大聖堂(St John’s Co-Cathedral)、マルタの激動の歴史を今に伝える聖エルモ砦(Fort St Elmo)、雄大な眺めがため息モノのアッパー・バラッカ・ガーデンズ(Upper Barrakka Gardens)などをゆっくりと散策。

日が暮れると街には静かにイルミネーションが灯り始め、この小さな首都は幻想的な美しさに包まれます。

マルサシュロックの魚市場で宝物探し

首都ヴァレッタからバスで約40分、マルタ島南東部にあるマルサシュロック(Marsaxlokk)はヴィヴィッドなデザインがシンボルの漁船がずらりと港を埋め尽くす、古くからの漁村。

漁村ということは当然新鮮なシーフードが自慢でもあり、近海で採れた地中海産の魚介類が様々なレストランで味わえます。

毎週日曜の朝から昼過ぎまで開かれるフィッシュマーケットはその日の朝採れた新鮮な魚はもちろん、地元産のワイン、ハチミツ、フルーツジャムや衣料品、布製品、雑貨なども並び、お土産探しにもピッタリ。

夏なら、崖の上からターコイズブルーの海に豪快に飛び込めるセント・ピーターズ・プール(St. Peter’s Pool)も忘れずに訪れましょう。

静寂の都市イムディーナで静かに息を呑む

近年ではすっかり地中海を代表するビーチリゾートミニ国家として日々発展を続けるビーチ沿いの各都市を横目に、まるで何世紀も変わることないかのようにひっそりと佇む小さな街。

それがマルタの旧首都であり、静寂の町との異名を持つイムディーナ(Mdina)

現首都が小さければ旧首都はさらに小さく、イムディーナの人口は約250人。

かつては貴族が多く暮らし華やかだったとされるイムディーナは首都がヴァレッタに移ると共に多くの人も去り、その呼び名がしっくりと似合う中世の趣そのままの物静かな街に。

地上に存在感を放つのはイムディーナ大聖堂(Mdina Cathedral)、そして地下には大きな地下墳墓・カタコンベが広がります。

晴れ渡る青空の下のイムディーナも良いですが、夕暮れから夜の落ち着いた雰囲気こそが静寂の町に最もお似合いかもしれません。

ゴゾの中心チッタデッラで360°のパノラマに酔いしれる

マルタ共和国のメインアイランド・マルタ島からフェリーで約25分、ゴゾ島のちょうど真ん中辺りにある都市ヴィクトリア(Victoria)で圧倒的な存在感を放つ要塞・チッタデッラ(Citadella)

現在では絶景パノラマが広がるゴゾの定番観光地として多くの旅行客で賑わいますが、元々は海賊から身を守るための避難場所として利用されていました。

そのチッタデッラ内にはゴゾ大聖堂(Gozo Cathedral)や各ミュージアムもあり、ゴゾの過去から現在を覗き見ることができます。

ゴゾ大聖堂はドーム型の天井を作るはずが資金不足で断念、替わりにだまし絵で内側からはドーム状に見えるようにしたという切ない事情が涙を誘う力作です。

5600年前の古代遺跡ジュガンティーヤで歴史に思いを馳せる

そのヴィクトリアから東に約3.5kmとそう遠くない場所に紀元前3600年から3200年、ピラミッドよりも昔に建てられた世界最古の宗教施設の一つ・ジュガンティーヤ(Ġgantija)があります。

ジュガンティーヤはマルタの他の巨石神殿と共に世界遺産にも登録されており、大きいものは50トンにもなる巨石を5600年も前にどのように運び積み上げたのかはミステリーそのものですが、マルタ人によると「巨人が造った」でとっくに解決済みのご様子(ジュガンティーヤ=マルタ語の“ġgant”/巨人より)。

ジュガンティーヤの全貌が明らかになったのは19世紀、つまり小さな島国であるにもかかわらず5000年以上はその実態が謎に包まれていたことになります。

巨人が礼拝所として使用していたと伝えられるこのジュガンティーヤ、探偵気分で探検してみてはいかがでしょうか。

ベスト夕日スポットからロマンチックな夕日を眺める

マルタを一緒に訪れる相手が恋人やパートナーであれ家族であれ友達であれ一人であれ、マルタの美しい夕日を見逃す理由にはなりません。

マルタには絶景の夕日スポットがたくさんあり、国土の小ささ+公共交通機関の利便性のおかげで車がなくても簡単に訪れることができます。

特に有名な夕日スポットとしては、マルタ島のリビエラ・ビーチ(Ghajn Tuffieha)ディングリ・クリフス(Dingli Cliffs)赤の塔(It-Torri L-Ahmar)、そしてゴゾ島のブルーホール(Blue Hole)クレンディ・タワー(Torri tax-Xlendi)などなど。

いずれも昼に訪れても充分魅力的な観光スポットなので、早めに行ってそのまま夕日鑑賞するのもいいでしょう。

またリビエラ・ビーチのお隣のゴールデン・ベイ(Golden Bay)では『サンセット乗馬』も人気のアクティビティで、初心者でも安心のコースで馬上から美しい夕日に染まるビーチを眺められます。

コミノ島の透き通る青い海で心を洗う

マルタのヨダレものの絶景ビーチについては別の記事で書いたのでここではパスしようと思ったのですが、やはりコミノ島(Comino)のことを触れない訳にはいきません。

マルタ島とゴゾ島の間にあり、どちらの島からもボートで20分ほどのコミノ島にあるのは、ブルーラグーン(Blue Lagoon)クリスタルラグーン(Crystal Lagoon)という、明らかに他のビーチとは異なる透明度を誇るビーチ。

6月から10月頃の泳げる季節はもちろん、よほど天候が悪い場合でなければ冬でも訪れる価値が十二分にあります。

ピークシーズンの7月から8月に行くと人の多さに辟易する可能性がありますが、この自然が生み出したピュアな青を見ずにマルタを後にするのはあまりにももったいない!

海水浴、シュノーケリング、ダイビング、写真撮影などでコミノ島の青を満喫し尽くしましょう。

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