【パリ】スタッド・ド・フランスのアクセス&周辺情報まとめ

サッカー
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フランス・パリ北部にあるスタッド・ド・フランスは収容人数8万人を誇るフランス最大のスタジアム。
サッカーフランス代表戦を始めラグビー・陸上・コンサート・オペラなどあらゆるビッグイベントの舞台になる、スタッド・ド・フランスのアクセスや周辺情報をまとめました。

パリ中心部から約30分!アクセス簡単なスタジアム

スタッド・ド・フランスはパリ中心地から北におよそ8kmの場所にあり、公共交通機関で容易にアクセスできます。

電車・メトロ・トラム・バスのいずれにもスタジアムに向かう路線がありますが、この内パリ中心地から1本で行けて旅行者にも分かりやすいのは、電車とメトロ

そのため滞在先やスタジアム観戦前に立ち寄るエリアから最適の交通機関を使うといいでしょう。

それでは続いてそれぞれの行き方の詳細を解説していきます。

メトロでのアクセス

スタジアムにはメトロ13号線サン=ドニ ポルト・ド・パリ駅(Saint-Denis Porte de Paris)から徒歩10分足らずで着きます。

メトロ13号線はパリ北部のサン=ドニと南部のモンルージュ(Montrouge)を結ぶパリを縦断するように走り、シャンゼリゼ通りも通るので観光客には便利な路線。

パリの公共交通機関は中心部をゾーン1としてそこから円状にして離れるにつれてゾーン2、3・・・と料金が変わっていきます。

シャンゼリゼ通り、ルーヴル美術館、エッフェル塔など主な観光地が集まるパリ中心地はいずれもゾーン1で、スタジアムがあるサン=ドニのゾーン2までは片道€1.9で所要時間は40分ほどです。

最終電車:日曜〜木曜 0:40、金曜・土曜 1:40

電車でのアクセス

高速鉄道(RER)ではB線とD線がスタジアムに走り、停車駅がメトロより少ないのでより早く、パリ中心部からの所要時間は約30分と最短です。

B線の最寄り駅はラ・プレーヌ=スタッド・ド・フランス(La Plaine-Stade de France)で徒歩約8分、D線だとスタッド・ド・フランス サン=ドニ駅(Stade de France-St Denis)から約15分。

2つの路線はルーヴル美術館などがあるパリのど真ん中・1区からスタジアムまではほぼ仲良く平行に走っていて料金も同じ€2.8なので、歩く距離を短くしたければB線がベターです。

最終電車:B線 0:41、D線 0:31(注;2020年8月現在新型コロナウィルスの影響で変更あり

高速鉄道、メトロなどの現在の最終電車を含む時刻表は公式サイトから確認できます(英語)

Just a moment...

観光客に便利なチケットは?

選択した2つのゾーンで利用できる一日フリーパス『Mobilis package』€7.5・・・例えば観光の中心ゾーン1とスタッド・ド・フランスがあるゾーン2を選択すると、ゾーン1と2の範囲内で無期限に高速鉄道、メトロ、トラム、バスが乗車可能。
さらにゾーンを増やすと3つのゾーン€10、4つのゾーン€12.4、5つのゾーン(全て)€ 17.8。

ゾーン1〜3あるいは1〜5(全て)を1・2・3・5日連続で利用できるフリーパス『Paris Visit Package』€26.65(ゾーン1〜3、3日)、€53.75(全ゾーン、3日)など・・・同様に高速鉄道、メトロ、トラム、バスが乗り放題になるので、特にシャルル・ド・ゴール空港やディズニーランドなどパリ郊外と行き来する際にお得。

チケット情報(フランス語)https://www.vianavigo.com/titres-et-tarifs/tout-public

周辺には宿泊施設や飲食店も充実!

 
 
 
 
 
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パリ中心地からやや離れているとは言え、スタジアム周辺には宿泊施設やレストランやバー、ショッピングエリアもあります。

そのため試合やイベント直前直後の混雑する電車やメトロを避けるために早めに行って食事をしたり、試合後に1杯飲んでから帰ったりすることも可能。

大きな試合やイベントがある日は試合前後にも独特の高揚感や熱気があり、スタジアム周辺でその雰囲気を楽しむのもいいでしょう。

徒歩圏内にノボテルやイビスなど快適なホテルを始め、ローカル気分でのんびり過ごせるアパートメントなどがあり、特に夜スタジアム観戦する場合に便利です。

スタジアムから北に徒歩20分ほどのサン=ドニ中心地にはより多くの宿泊施設や飲食店があるのに加えて、マリー・アントワネットも眠るサン=ドニ大聖堂(Basilique Cathédrale de Saint-Denis)や市民の憩いの場でもあるレジオン・ドナール公園(Parc de la Légion d’Honneur)なども。

パリ中心地までの終電は遅くまであるものの、スタジアム観戦がてらパリ中心から少し離れたサン=ドニに滞在するのも一つのオプションになるでしょう。

ちなみに2021年夏にメッシ選手などが加入し話題沸騰のPSG(パリ・サンジェルマン)の本拠スタジアムは、このスタッド・ド・フランスではなくパルク・デ・プランス(Parc des Princes)なのでご注意を。

スタジアム公式サイトからチケット購入が可能

それがサッカーであれコンサートであれスタジアムツアーであれ、スタッド・ド・フランスで開催される全ての試合やイベントはスタジアム公式サイトからチケットを購入することができます。

同時に公式サイトでは転売サイトからのチケット購入によるトラブルや価格高騰に注意喚起をしており、確実&安全に定価でチケットを購入するには、公式サイトを利用するのがベストと言えるでしょう。

収容人数8万人のスタジアムなので開催されるのはほとんどが大イベントや世界的アーティストのライブですが、フランス代表戦でもフレンドリーマッチならかなりの確率で取ることができるはず。

ちなみに筆者は2017年8月にロシアW杯予選フランス×オランダの試合を観戦しました。

2017年・W杯予選フランス×オランダ photo by Maki

オランダ代表を応援するため意気揚々と筆者が住むオランダから乗り込んだ結果、ものの見事にボコボコにされ結局その後オランダは予選敗退・余裕で予選を通過したフランスはW杯優勝という明暗くっきりの結果となりました(´・ω・`)

イベントが無い時でもスタジアムツアーは1年中行われているので、1998年ワールドカップ、2016年EURO、そして2024年にはパリオリンピックも開催されるヨーロッパを代表するスタジアムの裏側を覗きに行ってみるといいでしょう。

公式サイト(英語)https://www.stadefrance.com/en

【2022年2月追記】2021/22CL決勝の舞台に決定!

2022年2月25日、前日始まったロシアのウクライナ侵攻を受け、2021/22シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝の開催地が当初予定されていたロシアのサンクトペテルブルクからこのスタッド・ド・フランスに変更されることがUEFA公式サイトで発表されました。

チャンピオンズリーグ決勝のチケットを手に入れるのは容易ではないかもしれませんが、チャンスがあれば狙ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

パリ北部に佇む巨大スタジアム、スタッド・ド・フランスについての情報を解説しました。

様々な用途に使用される多目的スタジアムですが、特にスタジアム全体がトリコロールに包まれラ・マルセイエーズを大熱唱する代表戦は圧巻の一言。

2020年は新型コロナウィルスによりEURO2020や東京オリンピックの延期などスポーツ界にも甚大な影響を及ぼしましたが、2024年のパリオリンピックは無事に開催されることを願うばかりです。

ぜひ一度スタッド・ド・フランスを訪れて、その圧倒的な雰囲気を満喫してくださいね!

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