【ポルトガル古豪】ベンフィカのスタジアムのアクセス&周辺情報!

サッカー
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エスタディオ・ダ・ルス(Estádio da Luz)は、ポルトガルの古豪SLベンフィカの本拠地。
2020年には新型コロナウィルスの影響で、UEFAチャンピオンズリーグ19/20の決勝を含めた数試合が集中開催されたことでも注目を集めました。
そんなエスタディオ・ダ・ルスのアクセスや周辺情報を解説します。

2代目は収容人数約65000人でも初代の約半分?!

現在使用されているスタジアムは1954年から2002年まで活躍した初代エスタディオ・ダ・ルスの2代目として、2003年に完成しました。

収容人数は約65000人と現在のポルトガルで断トツの最大スタジアムですが、初代の収容人数はなんと12万人

1991年のFIFAワールドユース選手権決勝のポルトガルvsブラジルでは12万7000人の観衆が詰めかけ、その7000人はどうやって押し込んだんだという謎を残しつつポルトガル開催のEURO2004を前に、2代目にバトンを引き継ぎました。

エスタディオ・ダ・ルスはサッカー専用スタジアムのため、ピッチを間近で観れる臨場感はお墨付き。

チャンピオンズリーグ19/20の決勝を含む数試合が観衆有りか無観客かはまだ未定ですが、仮に無観客になってもベンフィカはCLやELの出場常連クラブのため、来シーズン以降もここで白熱した試合が幾度となく繰り広げられることでしょう。

メトロ1本で行ける簡単アクセス!

スタジアムはリスボン中心から北西に約7kmの場所にあります。

三度の飯より歩くのが好きという人なら歩くことも可能ですが、リスボンは坂が多いのでかなりタフな道のりなのは間違いありません。

そのため歩くより普通に飯の方が好きという人は躊躇なく交通機関を使いましょう。

ここではリスボン中心のロシオ駅(Rossio)からの行き方を紹介します。

メトロでの行き方

ロシオ駅から徒歩2分のメトロアズール線(Azul)レスタウラドーレス駅(Restauradores)から8駅、アルト・ドス・モイーニョス駅(Alto dos Moinhos)下車徒歩約8分。

乗換なしで行けて歩く時間も10分程度なので、最も便利。

リスボンのメトロはモダンで駅のデザインも1つ1つ異なるので、よくある無機質な地下鉄とは違い快適に移動ができます。

また基本的に深夜1時まで運行しているので、夜の試合でも安心です。

その他の行き方

リスボンの主な交通機関はメトロ・バス・トラム・電車がありそれぞれカバーするエリアが異なるので、現在地⇔目的地によって使い分けることでスムーズに移動ができます。

例として挙げたロシオ駅からエスタディオ・ダ・ルスだと所要時間・歩く時間・乗換の全ての面でメトロが最も便利ですが、地下になんか潜り込みたくないわというという人はLargo Trindade Coelhoからバス758番Portas de Benfica行きでS. Domingos Benfica下車が乗換なしで行けるルートです。

ただし全体の所要時間も歩く時間もメトロの2倍ほどかかるうえ渋滞に巻き込まれる可能性もあるので、よほどメトロに恨みつらみがある場合を除けばこのルートでバスを使うメリットはあまりないでしょう。

また最もフォトジェニックで観光客にも人気なのはトラムですが、スタジアムまでは走っていないので、やはりスタジアムへの交通機関は①メトロ、出発地によっては②バスという選択肢が一般的です。

観光客に便利なチケットは?

最初に購入!リスボン版PASMO

リスボンに着いた時に最初にメトロ駅の券売機で購入したいのが7 ColinasまたはViva Viagemというリスボン版PASMOと言えるカードです。
カードはチャージして繰り返し使え、以下のような特徴があります。

・カードは€0.5で1年間有効
・プラスチックではなく紙製
・他の人とのシェアは不可
・自動的に現金払いより運賃が割引に
・未使用分のチャージの払い戻しは不可(他のカードに移行は可能)
・基本的にリスボンのみのメトロ、バス、トラム、電車で使用可能

シェアが不可でリスボン限定などやや不便な面はありますが、例えばトラムは1回券が現金…€3、カード…€1.5と半額になるので、まず買って損はないです。

あまり交通機関を使わない人は少額ずつチャージし1回券(メトロ・バス・トラム€1.5)を利用すればよいでしょう。

本家PASMOと違い紙製なので、破損には注意しましょう。

たくさん移動する場合は1日乗車券

たくさん交通機関を使うなら1日乗車券€6.4がお得です。

このチケットには前述のメトロ・バス・トラムはもちろん眺望抜群のサンタ・ジュスタのエレベーター(往復€5.3)やケーブルカー(往復€3.8)も含まれているので、とてもお値打ち感があります。

坂が多いリスボンでは近距離の移動でも意外と時間&体力が要るので、歩くのが好きな人でも適度にトラムなどを使った方が確実に効率は良くなります。

またそれにシントラやカスカイスへの電車も加わった1日乗車券は€10.6。

筆者はこの記事で熱弁している通りシントラに日帰りで行くのは反対派なので全く縁がないチケットですが、使いたければどうぞ(投げやり)

観光もガッツリしたい人はLisboa Card

さらに多くの観光スポットやアトラクションを楽しみたい人は、交通機関のフリーパスに各入場券や割引券がプラスされたLisboa Cardが最適です。

カードは24時間/€20・48時間/€34・72時間/€42があり世界遺産のジェロニモス修道院やベレンの塔の入場券の他、シントラの人気スポットも多く含まれているので、特に初めてのリスボンなら要チェックです。

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徒歩圏内に宿泊施設やショッピングモールも!

 
 
 
 
 
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スタジアムはリスボン中心からやや離れているので、元々ホテルなどの宿泊施設はほとんどありませんでした。

しかし最近では民泊の普及により、ローカル気分で滞在できるアパートメントが増えてスタジアムから徒歩圏内で宿泊できるオプションが広がっています。

利便性や飲食店の多さを重視するならもちろん街中心部がベターですが、試合観戦後に混雑したメトロで帰りたくない、あるいはごちゃごちゃした賑やかな場所は嫌いという人はスタジアム周辺に滞在するのもアリでしょう。

また毎日8:30から0:00までオープンの大型ショッピングモールも道路を挟んだ向かいにあるので、試合前後に腹ごしらえや時間つぶしをするのにもピッタリです。
(注:新型コロナウィルスの影響で営業時間が変更になっている可能性があります→公式サイト)

まとめ

ポルトガル最大のサッカースタジアム、エスタディオ・ダ・ルスの情報を紹介しました。

スタジアムはリスボン中心から非常にアクセスしやすく、旅行者でも安心です。

ベンフィカサポーターでなくてもこの壮大なスタジアムでチャンピオンズリーグやポルトガル代表の試合を観戦をすれば、きっと印象深い体験ができるでしょう。

コロナウィルスの影響がまだ各国に影を落としていますが、一刻も早くこのスタジアムに満員の観衆が戻ってこれるよう願います。

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