新型コロナウィルス(COVID−19)の影響で中断されていたUEFAチャンピオンズリーグ19/20の再開後の日程が、正式に発表されました。
試合方式や日にちは決定したもののまだいくつか未定の部分もあるため、この記事では6月17日時点での決定事項と未定事項を詳しく解説していきます。【7/10更新しました】
UEFAから公式に決定されたことは?
試合日時
8月7日からベスト16の残りの4試合が再開、8月23日までにベスト8から決勝の全ての日程を終了。
8月7日(金)、8日(土):ベスト16・2ndレグ
8月12(水)〜15日(土): ベスト8
8月18日(火)、19日(水):準決勝
8月23日(日):決勝
試合開始時間は全て現地時間20:00(日本時間翌午前4:00)
※日付は現地時間
・・・夏期講習並のすごい濃厚な日程ですね。
コロナウィルスの影響で各リーグが終了するタイミングもバラバラなので、この短期決戦に合わせてトップコンディションに持っていけるかが鍵になりそうです。
ベスト8以降の試合組み合わせ【7/10更新】
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これをトーナメント表にすると・・・
特に上の山に優勝候補の強豪がひしめいているので、ベスト8以降も白熱した試合が期待できますね。
下は順当ならアトレティコとPSGが本命でしょうが、創設2009年の新興勢力ライプツィヒと創設1907年にしてCL初出場のアタランタが波乱を起こせるかに注目が集まりそうです。
試合方式
ベスト8、準決勝共に2ndレグなしの1試合のみ。
ベスト8・準決勝・決勝の開催地
ベスト8、準決勝の各試合は、ポルトガルの首都リスボンのエスタディオ・ダ・ルス(ベンフィカの本拠地)とエスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ(スポルティングの本拠地)のいずれかで開催。
決勝はエスタディオ・ダ・ルスで開催。
まだ未定でこれから発表されることは?
無観客か有観客か
UEFA will be regularly assessing the situation across the continent and will liaise with local authorities to see when spectators could gradually return.
(UEFAは大陸全体の状況を定期的に評価し、地元当局と連携して観客が段階的に戻ってこれる時期を確認する)
UEFA
つまり無観客開催か観客を入れられるかはまだ未定で、これから決定されるということですね。
ポルトガルのコロナの状況を考えると厳しい気もしますが、続報を待ちましょう。
ベスト16・2ndレグの開催地【7/10決定】
7/10に各ホームスタジアムで開催されることが決定。
ベスト16・2ndレグの予定(1stレグの結果)・左がホーム
ユヴェントスvsリヨン(0-1)
マンチェスター・シティvsレアル・マドリード(2-1)
バイエルン・ミュンヘンvsチェルシー(3-0)
バルセロナvsナポリ(1-1)
その他の変更点
交代選手枠と追加登録選手
再開以降の全ての試合で5人まで選手交代が可能。
また登録選手を新たに3人追加することが可能。
(例:前回2月の登録の際に負傷で長期離脱中だった選手など)
ただし登録選手数の上限は25人で、新たに加入する移籍選手は不可。
20/21以降の決勝開催地
2020年の決勝がリスボンに変更になったため、すでに決定済みだった決勝の開催地はそのまま1年後にずれる。
2021年:アタチュルク・オリンピックスタジアム(トルコ・イスタンブール)
2022年:サンクトペテルブルク・スタジアム(ロシア・サンクトペテルブルク)
2023年:フースバル・アレーナ・ミュンヘン(ドイツ・ミュンヘン)
2024年:ウェンブリー・スタジアム(イングランド・ロンドン)
まとめ
現時点でのUEFAチャンピオンズリーグ19/20についての情報をまとめて解説しました。
今後も新しい情報が入り次第、更新していく予定です。
そこそこ暑いリスボンでの真夏の過密日程にはなりますが、まずはコロナウィルスによる影響がこれ以上及ぶことなく、無事に開催されることを願います。