リヴァプールの本拠地アンフィールドのアクセス&チケット情報まとめ!

サッカー
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リヴァプールFCはイングランド、そして欧州を代表するサッカーの強豪クラブ。
その本拠地であるアンフィールドはしばしば聖地とも呼ばれる、サッカーファンなら知らない人はいないであろう名物スタジアムです。
この記事では、そんなアンフィールドのアクセスやチケット情報をまとめました。

街中心から約15分の素晴らしいアクセス!

 
 
 
 
 
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ヨーロッパを代表する人気と実績を誇るクラブ、リヴァプールFC。

2020年冬には日本代表南野拓実選手も加入したことでますます日本での注目度が高まっていますが、そのホームスタジアムであるアンフィールドはリヴァプールの中心部から約4km北東にあります。

元々同じリヴァプールのライバルクラブ・エヴァートンFCの本拠地としてアンフィールドが開場したのは、なんと1884年

その後リヴァプールFCが1892年に創立、このアンフィールドがホームに。

日本史の出来事を交えて並べてみると、

1877年…西南戦争
1884年…アンフィールド誕生
1889年…大日本帝国憲法発布
1892年…リヴァプールFC誕生
1894年…日清戦争

という、とんでもなく長い歴史を刻んでいることが分かります。

もちろん140歳近いおじいちゃんスタジアムが当時のまま現存しているわけではなく何度となく改修をしているため、外観や設備は非常にモダン。

それでは、1世紀以上の歴史の中で数々の栄光を刻んできた聖地アンフィールドへの具体的なアクセスを見てみましょう。

バスでのアクセス

アンフィールドへの行き方で最も一般的なのは、バスです。

リヴァプール中心からアンフィールド行きのバスは17番・26番・917番などがあり、下車するバス停はその名もリヴァプールFC(Liverpool FC)。分かりやすすぎてほっこりしますね。

片道運賃は£2.3(2022年3月現在)で所要時間は約15分ですが、試合当日だと道が混雑する可能性があるので、時間に余裕を持って向かうと良いでしょう。

旅行者に便利なチケットは?

リヴァプールは人口約50万人の大都市でビートルズの生誕地でもあることから、サッカー観戦以外にも色々観光を楽しみたい人は多いはず。

主な観光スポットは街中心から徒歩圏内に多いですが、バスをうまく使えばより効率的に周れるでしょう。

旅行者に便利なチケットをStagecoachからいくつか抜粋すると、

1日フリーパス/£4.6〜・・・アンフィールドを含むリヴァプールの大部分のバスが1日乗り放題。

フレキシブル5日フリーパス/£18.4〜・・・上記の1日フリーパスを5日分、連続していなくてもOK。使用期限は購入から1年間。

これらのフリーパスを含め、多くのチケットでは学割や子供料金があるので、該当するならさらにお得になりますよ!

徒歩でのアクセス

バス路線は非常に充実している一方、逆に言うと旅行者には少し複雑に感じるかもしれません。

アンフィールドはリヴァプール中心から徒歩で1時間前後なので、歩くのが好きな人なら歩いていくことも充分可能です。

徒歩でのルートもいくつかありますが、『Anfield』という標識があちこちにあるのに加え、試合の日であれば同様に歩いていくサポーターもいるでしょうから、それに従っていけば分かりやすいはず。

ただし港町であるリヴァプールは風が強く天気も変わりやすいので、天気予報をチェックしてから行き方を決めるのも一案です。

スタジアム周辺には何がある?

アレクサンダー=アーノルド選手の名物壁画

アンフィールドは街中心から少し離れた住宅地にあるため、娯楽施設や飲食店はあまり多くありません

宿泊施設も何軒かはありますが、もし通常の観光がメインだったりホテルにこだわりがあるのであれば、街中心エリアに宿泊した方が便利でしょう。

逆に賑やかなエリアより静かなエリアが良い、試合の日以外でもとにかく何度もスタジアムに足を運びたい、街中心までの移動が面倒でないetc.という人なら、スタジアム周辺に滞在するメリットがあります。

それは食・飲・遊といった分野でも同様で、スタジアム周辺にもパブなどはあるものの、中心部に比べるとバリエーションも数もずっと少なめ。

もっともアンフィールドから目と鼻の先のパブで試合観戦というのもそれはそれで非常に盛り上がるでしょうから、雰囲気重視ならこれ以上の場所はありません。

それ以外の見どころとしては、地元出身のアレクサンダー=アーノルド選手の有名な壁画もアンフィールドからすぐなので、ぜひ立ち寄ってみましょう。

どうすればチケットを購入できる?

スター選手揃いのチーム、ヨーロッパ屈指の歴史を持つスタジアム、そこにこだまする“You’ll Never Walk Alone”・・・例えリヴァプールサポーターでなくても、一度はこのアンフィールドで試合観戦したいと願う人は多いはず。

リヴァプールの公式サイトを見ると、プレミアリーグのチケットでは最も高いメインスタンドの席でも£59、最安のメインスタンド上階(Main stand upper)ならなんと大人も子供も£9という破格の値段。

うわあ、大しておいしくもないフィッシュ&チップスより安く憧れのアンフィールドで試合観戦ができるなんて!!😍

・・・と言いたいところですが、現状はそう甘くはありません。

このチケットはスタジアムに行ってその場で購入できるわけではなく、まず年に2回(7月頃&11月頃)メンバーに限定販売されます。

メンバー自体には世界のどこにいても登録できますが(£10〜)、チケットは地元リヴァプール在住のメンバーから優先的に販売されるため、日本やその他各地に住んでいる人までチャンスが巡ってくることはほぼないようです。

では試合観戦はリヴァプールに引っ越さないと無理なのか😭・・・というとそこまで絶望的でもありません。

いくつかの方法を紹介します。

ホスピタリティチケット

約1ヶ月後の試合のホスピタリティチケットが販売中(公式サイトより)

試合のチケットに食事やドリンク、スタジアムまでの送迎etc.が含まれた、公式サイトで販売されるパッケージ。
料金目安は£300〜と高めですが、地元サポーターはあまり購入しないので、旅行者が観戦する場合には最も購入しやすいチケットと言えるでしょう。

観戦ツアー

日本の旅行代理店HISはリヴァプールと契約を結んでいる正規代理店として、日本からの航空券や現地ホテル宿泊をセットにした観戦ツアーを販売しています。
日本語で予約や問い合わせができるので、特に海外旅行に慣れていない人や英語に不安な人には最適なオプションです。

親善試合

プレミアリーグやチャンピオンズリーグのチケットが凄まじい争奪戦になる一方、親善試合は現地在住以外のメンバーでも購入できる可能性が高まります。
親善試合はシーズン前後やインターナショナルウィークに組まれることが多いので、公式サイトの『tickets availability』のページでチェックしましょう。

【番外】スタジアムツアー

試合そのものは見れなくても良い、という人ならスタジアムツアーを利用しましょう。
スタジアムツアーには選手が実際に使用する更衣室やグラウンド、クラブの栄光の歴史を語るミュージアムなどへアクセスできる、ファンにはたまらない内容。
スタジアムツアーにもいくつかのタイプがあるので、最適のツアーを選択しましょう。

【番外】女子チーム

逆にとにかくリヴァプールの試合が見たいという人は、リヴァプールの女子チームの試合を観戦してみてはいかがでしょうか。
女子チームはアンフィールドではなくプレントン・パーク(Prenton Park)という街中心からおよそ30分のスタジアムをホームとしており、チケット価格はリーズナブルで購入も容易です。

【番外】転売サイト

最後に、チケット転売サイトについても触れておきましょう。
リヴァプールの試合に限らず、あらゆるスポーツやイベントのチケットはしばしば転売サイトで購入できますが、正規のルートでないチケット販売には手を出さないのが無難です。
高値で購入したのに入場できなかったというようなトラブルは多かれ少なかれどこのサイトでもあるため、あくまでも自己責任であることを念頭に入れて購入しましょう。

まとめ

リヴァプールFCの本拠地アンフィールドのアクセス&チケット購入法を中心とした情報をまとめました。

1世紀以上の歴史を刻むスタジアム&クラブを語る上で、何代にも渡って応援する熱烈な地元サポーターの存在は欠かせません。

この情熱的なサポーターがあってあの唯一無二のアンフィールドの空気が生まれるということもあり、実際に試合観戦をするには旅行者には少しハードルが高いのは事実。

それでもホスピタリティチケットやスタジアムツアーなどを利用することで、アンフィールドに足を踏み入れることは可能です。

リヴァプールサポーターはもちろん、少しでもサッカーに興味があるのなら一度は訪れてみてはいかがでしょうか。

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