朗報?無謀?EUROで6万の観衆を動員予定のハンガリーの対策とは

サッカー
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日本で東京オリンピックの開催に賛否が起こる中、欧州でもその1ヶ月半前に大きなスポーツイベント・EUROが開催されます。
開催地の一つであるハンガリーでは、11の開催スタジアムの中で唯一収容人数に対し100%の観客動員を予定。
一体どのような対策や規制を行うのでしょうか?【2021年7月10日更新】

慎重な各国を尻目に100%やる気全開!

 
 
 
 
 
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欧州サッカーの祭典EUROは、東京オリンピックと同様新型コロナウィルス(COVID-19)の影響で2020年から1年延期。

当初は12の国で開催される予定でしたが、2021年4月にアイルランド・ダブリンが除外、またスペインのビルバオから同国のセビージャに変更され、結局11カ国での開催に。

欧州は日本以上にコロナの影響が甚大なだけにEUROもまた開催そのものが可能か、そして観客を動員できるかは長く議論されてきましたが、同じく開催まで2ヶ月を切った2021年4月下旬に、全てのスタジアムで一定の観客動員が許可される見通しが発表されました。

とは言え最大のスタジアムは収容人数9万人、いくらワクチン接種が日本より進んでいるとは言え4月時点でほとんど無観客試合を強いられていた各国の各スタジアムを全て満員にするというのは、さすがに無理だったようです。

11の開催地で唯一100%の観客動員を国内外から予定

西はイギリスから東のロシアまで、東西南北の各国各地は状況が改善した場合に収容人数を増やす可能性を残しながらも、概ねスタジアムの収容人数に対して25〜50%ほどの動員を予定。

それでもスタジアムによっては3万人以上なので、何ヶ月も厳しいロックダウンを課してきた各国にとっては非常に大きな数字です。

が、そんな他国を尻目に唯一100%動員する気満々なのが、ハンガリーのブダペストでした。

しかも、国内のファンのみならともかく国外からのファンもOK、と。

このブダペストのスタジアムは収容人数がおよそ6万7000人なので、日本最大の日産スタジアム(収容人数約7万2000人)とも大きく変わらないメガスタジアム。

このプスカシュアレーナはEUROのために2019年11月に開場したばかりで、当時€5億3300万を費やして建設されたようなので、ハンガリーとしては何が何でもこの一大イベントでフル動員して成功させねば!といった感じでしょうか。。。

例えば同じく開催地の一つであるドイツ・ミュンヘンのアリアンツ・アレーナのように、欧州の舞台で活躍するビッグクラブの本拠地にでもなっていればコロナさえ収まればEURO以降もいくらでもビッグマッチがあるでしょうが、プスカシュアレーナは2021年現在ハンガリー代表にしか使われていないので、このEUROに賭ける思いが大きいのは当然と言えるかもしれませんね。

アツい試合が目白押しの“神グループ”!

そんなハンガリーの切実な事情を知ると同情したくもなりますが、実際にこのブダペストで行なわれる試合はEURO2020の中でも最も注目度が高いグループと言って良いでしょう。

ホスト国のハンガリーはまあどうでもいいとして(失礼)、同じグループに2014年W杯覇者ドイツ2016年EURO覇者ポルトガル2018年W杯覇者フランスが揃う、なぜこうなったと思わざるを得ないとんでもない神グループなのです!

この中でドイツはミュンヘンに引きこもってブダペストまでは来てくれませんが、ハンガリーvsポルトガルハンガリーvsフランスポルトガルvsフランスのグループステージ3試合と、ベスト16の1試合の合計4試合が予定。

EUROは前回大会の2016年から出場国が16→24に拡大され、ハッキリ言ってつまらない試合が増えたと感じているサッカーファンは少なくないですが、このグループに関してはハンガリー以外は(再度失礼)強豪国による高レベルな試合が期待できるのではないでしょうか。

【※6月23日追記】ハンガリーさん、グループステージ敗退にはなったものの素晴らしい戦いぶりでしたね!盛大に過小評価していました、申し訳ございませんm(_ _)m

入国時&観戦時の規制や対策は?

 
 
 
 
 
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日本が未だにオリンピック開催か中止かで揉めている中、遥かにコロナの影響が大きい欧州で6万7000人もの観衆を4試合、しかも国外からのファンもとなると、どのような規制や対策を行うか気になりますよね。

そこでハンガリー入国時&試合観戦前・観戦中のルールや注意事項を調べてみました。

(参照サイト:Budapest Airport在ハンガリー日本大使館UEFA、もう1つUEFA

ハンガリー入国時

まず2021年5月17日時点で、ハンガリーは滞在許可証を持つ人や商用目的の場合などを除いて、EU内外問わず全ての国から入国を原則禁止にしています。

が、なにせやる気100%のハンガリーさん、そこはバッチリEURO観戦者のための特別ルールが!

そのルールは以下のようになります:

例外措置(何れの場合も、入国後の10日間の隔離措置は免除されます) 

(中略)・・・国際スポーツイベント及び文化イベントに参加(観戦)する方は、入国時に、入国前3日以内に受検したPCR検査の陰性証明書(英語またはハンガリー語)及び購入済みチケットを提示するとともに、入国時に受ける健康診断の結果、新型コロナウイルスに感染している疑いがない場合は、72時間以内に出国することを条件に、入国することができます。なお、健康診断の結果、新型コロナウイルスに感染している疑いがある場合には、入国することはできません。

在ハンガリー日本大使館

ここに例外は記載されていないので、この条件さえ満たせばEU加盟国はもちろん、日本からでもそれこそインドからでも入国が可能ということ・・・のはず。

到着時にも検査ではなく健康診断ということは、無症状ならスルーできるでしょうから、正直なかなかガバガバな印象です。。。

ちなみに、ブダペストの試合は6月15日・19日・23日・27日と4日おきの予定のため、72時間以内の出国が条件ということは、国外からのファンは複数の試合は見れないようですね。いやそれとも一度出国して再入国すればアリなのかも??

タイとかで長期滞在したいバックパッカーがやりそうな手口ですが、この72時間以内に出国という条件はちょっと面倒ではありますね。

では試合観戦時のルールはどうでしょうか。

試合観戦前

まず観戦前、つまりスタジアム入場時のルールがこちらです:

・モバイルチケットとマスク利用
・72時間以内のPCR検査の陰性証明orハンガリー入国前6ヶ月以内にCOVID-19に感染して回復済みの証明orワクチン接種済み(※ハンガリー政府と相互協定を締結した国のみ・5月17日現在日本は対象外)
・指定された時間に来場&入場

マスクは説明不要として、接触を避けるため紙のチケットではなくモバイルチケットを利用するようですね。

またここでも72時間以内のPCR検査が必要なので、もし搭乗前に得た証明書が72時間を超えてしまっていると再度現地で検査しなくてはいけないので気をつけましょう。

代替案である感染から回復した証明は詳細が説明されていませんが、まず日本語では無理でしょう。おそらく英語かハンガリー語かと。

ワクチンも北マケドニアとかバーレーンとか微妙な国々(失礼)とは仲良く協定を結んでますが日本は蚊帳の外なので、仮に日本でワクチン接種済みでも無効とな。しょんぼり。

そしてチケット所持者には、事前にメールで入場できる時間帯(30分間)が通知され、同時に人が殺到しないように工面するようです。

試合観戦中

ハンガリー入国&スタジアム入場をクリアしたら、いよいよ試合観戦です。

試合中には、このようなルールが:

・他の人と1.5mの距離を保つ
・マスク着用
・自分の席以外を占領しない
・手洗いと殺菌をこまめに行う
・握手、ハグ、ハイタッチなど人との接触はしない
・ハーフタイム中もなるべく席から移動しない
・サインに従った通りの方向に進む
・体調が悪い場合はスタジアムに来ない

ふむ、フル収容して隣の席の人と1.5m保てるか早速怪しいところですが、それ以外はごくごく基本的なルールと言ったところではないでしょうか。

筆者はコロナ禍以降欧州でも日本でもスタジアムでサッカー観戦はしていませんが、少なくとも多くの日本人はこのルールを見てうわっ厳しい!とは思わないでしょう。

もっともいざ4年に1度の祭典が始まれば、各国のサポーターが本当に皆おとなしくこれらのルールに従うかは極めて微妙ですが・・・(実際に他会場でのEUROの試合を見ても全く従ってないような・・・汗)(初戦のハンガリーvsポルトガルでもまるっきり従ってないような・・・滝汗)

ハンガリー国内の現在の状況は?

 
 
 
 
 
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さてハンガリー入国時や試合観戦時の頼りない?ルールを見てきたところで、改めてハンガリーのコロナの状況を確認してみましょう。

そこには日本とは大きく異なる事情が見て取れます。

日本と正反対?7社のワクチン承認し欧州3位の接種数

まず際立っているのが、ワクチン接種のスピードです。

ハンガリーは2021年5月16日時点で人口100人当り73.8回のワクチンを接種済みで、これはミニ国家サンマリノを除くと英国、マルタに続いて欧州で堂々の第3位

同データで日本が4.8回なので、その差は歴然です。
(参照:日本経済新聞

うわあ、ハンガリーすごい!!\(^o^)/

・・・と、手放しで褒めて良いのか、ちょっとためらうデータも。

というのもハンガリーはEUが承認していない中国やインドのワクチンも含め7社ものワクチンを承認済み

5月17日時点でファイザーのみの日本とは、真逆の状況と言えるでしょう。

まだ未知な部分もあるワクチン接種に関しては個人的な意見は控えますが、ハンガリーが他のEU諸国と比べても特に多くのワクチンを承認し、接種が進んでいるのには理由があるようです。

最悪の時を越えて規制緩和が進む

遡ること2021年3月、ハンガリーはイギリス変異株の影響もあり激しい第三波に襲われます。

人口1000万に満たない国で1日の新規感染者数は1万人を超え、300人前後が命を落とす事態に。

日本の人口に当てはめると1日約13万人が感染し4000人近くが亡くなるという計算になるので、いかに悲惨な状況だったかが伺えます。

Worldometers.infoのデータによると、人口100万人当りの累計死者数は南米ペルーに次いで世界ワースト2位で、日本の30倍近い数字に。

中国とインドのワクチンを追加承認したのもこの3月で、感染爆発に対しとにかくワクチン接種を進めようという狙いがあったのでしょう。

幸いワクチン接種に加えその前から行われていたロックダウンの効果もあってか、4月中旬を過ぎると急速に感染の速度は落ち着き、5月には1日の感染者数は1000人を下回る日も。

日本の人口比ではそれでも多いですが、いずれにせよ数字が落ちていることとワクチン接種が順調に進んでいることから、段階的に規制を緩和しています。

これはハンガリーに限らず欧州全体の流れとも言え、ワクチン接種を進めつつ多少見切り発車的に規制緩和の予定を立てて進めていくのは、長いロックダウンに我慢の限界が来ている市民に希望を与える意図もあるのかなと感じます。

【2021年6月18日更新】まさかの決勝開催も?!

EUROが開幕し各地で熱戦が繰り広げられる中、決勝開催地が変更になる可能性という思わぬニュースが飛び込んできました。(参照:THE TIMES)

決勝の地として決定しているのは、ロンドンのウェンブリー・スタジアム。

ところが多くの欧州各国のコロナの感染状況が軒並み減少・安定傾向にある中、イギリスはデルタ変異株(通称インド変異株)の影響で一転して拡大傾向に。

これにより当初6月21日に予定されていた規制緩和は、4週間延期。

ウェンブリー・スタジアムではグループステージでは収容人数の25%→規制緩和後の決勝トーナメントではさらなる観客動員を目論んでいましたが、予定が狂ってしまったことになります。

さらに議論されているのが、決勝に国外から訪れる約2500人の関係者、メディア、スポンサーなどに対し、通常適用される入国後の隔離を免除する特別ルールを設けるかという点。

もしこの特別ルールが英国政府により認められなかった場合、UEFAは決勝・準決勝2試合・ベスト16の4試合の開催地をロンドンからブダペストに変更する可能性を示唆し、ハンガリー側も承諾しているとのこと。

ブダペストさん、やる気あり過ぎー!!(*゚∀゚)

実際に5月のチャンピオンズリーグ決勝では、イスタンブールでの開催が不可となった時にウェンブリーなどイングランドのスタジアムが候補に上がったものの、結局英国側とUEFA側で合意に至らずポルトガルが2年連続でホストになった経緯が。

そのため直前での決勝変更も充分有り得そうです。

すでにブダペストの荒い鼻息が聞こえてきそうですが、公式発表を待ちましょう。

【6月23日更新】悲報・ロンドンが本気を出してしまう

ブダペストの決勝を夢見る963万のハンガリー人を絶望に底に叩き落とすニュースが、UEFA公式サイトで告知されました。

それによると決勝と準決勝は予定通りロンドンのウェンブリー・スタジアムで、キャパの約75%に当たる6万人の観衆を動員すると英国政府が発表したのこと。

ジョンソンさん、本気出し過ぎー!!(*゚∀゚)

グループステージは25%が上限だったため、大胆にも3倍増!デルタ株ガーとかは何だったんでしょうか・・・

ともかくこの変更に伴い、今後新たなチケット販売の可能性も出てきたので、特に英国在住者は要チェックです!

おまけ・オランダ在住者の率直な感想

 
 
 
 
 
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この記事を書いている筆者は同じEURO2020の開催地の一つでもあるオランダ在住ですが、オランダは首都アムステルダムのヨハン・クライフ・アレナに収容人数のおよそ25%に当たる1万2000人(※6月1日に1万6000人に変更)を動員予定です。

いかにも遠慮しなさそうなロシアでさえ50%とまあまあ控えめ?な中、ハンガリーのみが敢然と100%動員予定と発表された際、果たしてそれは可能なのか無謀なのかと純粋に興味を持った訳ですが、その規制や対策を調べてみて、正直それで本当に大丈夫なの?という印象は拭えません。

コロナ対策で最も重要なのは水際対策だと思いますが、ハンガリーはここが緩い。

全世界から72時間以内のPCR検査の陰性証明のみで渡航可能、到着時の検査なし&隔離もなしで入国OKですからね。

もし同じ対応を東京オリンピックで日本がしたとしたら、とんでもない批判が巻き起こるのではないでしょうか。

ただしハンガリーはワクチン接種が日本より桁違いに進んでいるので、もはやある程度の感染者増は見込んだ上で重症化しなければOKという策なのかなという気も。ある意味そのためのワクチン接種ですからね。

オランダは、というかEURO2020の11の開催国で観客を国内在住者に限定している国は一つもありません

ただし各国で入国制限や禁止の措置は行なっており、また随時変更しているため、事前にチケット購入した国外のファンが開催国に入国できない可能性は充分あります。

で、オランダを含むEUは2021年7月1日からいわゆるワクチンパスポート(正式呼称“EU COVID-19 Certificate”)を導入し、世界からの観光客を受け入れる予定ですが、EUROは6月開始なので大会の前半はまだ導入されていない見通し。

オランダは2021年6月1日に変異株が猛威を振るうインドや南アフリカ、中南米の多くの国からの渡航者に対しこれまで法的な強制力はない『要請』だった隔離を、破ったら罰則付きの『義務』に変更。

それまでこれらの国からは原則オランダに渡航禁止だったので、実際のところこの措置は厳格化とは言えないのですが、仮にこれらの国々からEURO目的の渡航者がいても入国後の隔離は免れなくなったことは、在住者としては少し安心です。

ただしオランダも全体的なムードとしては2020年10月から続いたロックダウンに辟易しており、規制緩和によるリスクや不安<サッカー観戦や国外旅行ができる喜びという感情が強い印象(あくまでも個人的な見解ですが)。

ちなみにオランダはグループステージ2戦目を終えた時点で2連勝で早々と首位突破を果たし、このブダペストで行なわれるベスト16に挑むことが決定したので、オランダ人の大群がハンガリーを訪れることは間違いありません。

さらにオランダもなかなかぶっとんだ規制緩和を決定し、ハンガリーさんに上から目線でツッコめる立場ではなくなってきました(汗)

【6月30日更新】えー、なんだかんだと言いつつ、結局観に行ってしまいました(小声)

色々とツッコミどころはありましたが、スタジアムも街全体も素晴らしい雰囲気でした。

【7月10日更新】ハンガリーさん、大勝利か?!

 
 
 
 
 
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2021年6月11日に開幕し、各国各地で熱戦が繰り広げられたEURO2020。

その一方で各地で数百人から数千人規模のクラスターも発生し、コロナの再拡大が危惧されています。

となると気になるのが、やはり満員のファンを動員しノーマスクで盛り上がりまくってたハンガリー

あわわわ、ひょっとしてコロナで地獄絵図になっているのでは・・・?!

筆者も観戦したブダペストでの最後の試合から14日が経とうとしている7月10日現在、ハンガリーの感染状況はこの様になっています。

ええええ、全然増えてない!!(*゚∀゚)

そうなんです、それがEUROが関係あるにしてもないにしても、7月上旬現在欧州のほとんどの国で感染が拡大傾向にある中、ハンガリーはずっと減少傾向を維持しています。

同じく Worldometers.infoの過去7日間の推移状況のデータによると、EURO開催の11カ国で7月10日現在、減少傾向にあるのはハンガリーとルーマニアのみです。

なんかアレな国々なだけに(アレとは)、感染者を少なく見せようとして検査数を減らしてるのでは??と疑ったあなた、筆者も同じでした。

そこでEUが毎週公表している、各国の人口10万人当りの検査数をチェックしてみましょう。(7月8日更新データ)

出典:ECDC

ハンガリー(&ルーマニア)は10万人当りの検査数が300.1回〜999.9回/週で、このサイトの基準では5段階中2番目の少なさとなっています。

とは言えドイツやポーランド、スウェーデンなども同じ水準なので、ハンガリーだけが極めて少ないとは言えないでしょう。

さらに陽性率はどうでしょうか。

出典:ECDC

こちらは3段階で最も低い1%未満となっています。

仮に実際にはガンガン感染が拡がっているのを検査数を抑えてごまかしているのだとしたら陽性率が上がるはずですから、このデータでその疑いは晴れたと言えるのではないでしょうか。

ハンガリーが国外からも含め満員のファンを許可したことで莫大な経済効果を得たことは間違いなく、さらにコロナの感染も防いだのであれば、大成功と言っても良いはず。

正直実際に観戦した筆者から見てもここまで感染が落ち着いているのはミステリーにも感じますが、ともかく満員のスタジアムの迫力や情熱を世界のサッカーファンに思い出させてくれたハンガリーに、心から拍手を贈りたいと思います。

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