イタリアが誇る欧州でも屈指の人気ビーチリゾート・サルデーニャ島は、ビーチ以外にも見どころたっぷりの島。
地中海で2番目に大きく起伏に富んだサルデーニャ島には、ラグジュアリーなリゾートホテルやアットホームなB&B、バックパッカー向きの安宿と宿泊施設も充実。
この記事では、そんなサルデーニャ島の人気ホテルを紹介します。
贅沢な滞在を約束!高級ホテル【€150〜/1泊】
Villa Las Tronas Hotel and Spa/アルゲーロ
サルデーニャ北部を代表する都市アルゲーロ(Alghero)の中心部から徒歩10分、目の前にアルゲーロ湾を見渡す絶景が広がるVilla Las Tronas Hotel & SPA(ヴィラ ラス トロナス ホテル & スパ)は、かつてのイタリア王族の邸宅を改装した5つ星ホテル。
その面影を残す気品のあるアンティーク調の内装とモダンな設備やサービスが融合し、優雅かつ快適なひと時を過ごせます。
地元の新鮮な食材をたっぷり使用したベジタリアンレストラン、落ち着いた雰囲気の中でリラックスできる海水プールやサウナ、緑豊かな庭園などで上質な滞在を満喫しましょう。
公式サイト:http://www.hotelvillalastronas.it/en/
Petra Segreta Resort & Spa/サン・パンタレオ
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サルデーニャを代表する景勝地エメラルド海岸(Costa Smeralda)を見渡す丘の上に建つPetra Segreta Resort & Spa(ペトラ セグレタ リゾート & スパ)は、喧騒から離れて静かに滞在したい人に理想的なロケーション。
この5つ星ホテルではプライベートツアーのオプションを豊富に揃えており、ヨット、乗馬、ダイビング、ワインなどあらゆるテーマのツアーでサルデーニャの魅力をじっくりとガイドしてくれます。
オーナーが建築家とシェフというだけあり、サルデーニャ伝統の石造りの温かみのある外観からオーナー達自ら旅先で手に入れたという世界各地のインテリア雑貨が彩る内装まで、センス抜群の空間に包まれながら食事、スパ、ジムなどを楽しめます。
公式サイト:https://www.petrasegretaresort.com/en/
Resort Valle dell’Erica/サンタ・テレーザ・ガッルーラ
サルデーニャ島の北隣フランス・コルシカ島とフェリーで結ばれる美しい港町サンタ・テレーザ・ガッルーラ(Santa Teresa Gallura)から車で10分、無数の手つかずのビーチに囲まれた地にある5つ星リゾートがResort Valle dell’Erica Thalasso & SPA(リゾート ヴァッレ デ レリカ タラソ&スパ)です。
このラグジュアリーなリゾートは1958年完成で多くの王族やセレブも滞在した”Erica”と、2013年に完成のモダンな”La Licciola”の2つのホテルで構成され、カップルにもファミリーにも配慮された様々なサービスと設備が完備。
特に1600㎡の広大なエリアで海水を使ったプールやトリートメントを提供するタラソセンター&スパは、ローズマリーやヘリクリサムが豊かに育つ庭園で本格的なタラソテラピーが受けられる極上の癒し空間です。
※ホテルは5月〜9月のみ営業
公式サイト:https://www.hotelvalledellerica.com/en/
Hotel Marinedda Thalasso & SPA/イーゾラ・ロッサ
サンタ・テレーザ・ガッルーラから南西に車で40分ほどのさらに深い自然の中にあるHotel Marinedda Thalasso & SPA(ホテル マリネッダ タラソ & スパ)も、充実したタラソテラピー施設が自慢の5つ星リゾート。
地元の鮮やかなピンクや赤の花崗岩を使用したホテルにはブーゲンビリア、ユーカリ、イチジクやローズマリーが色を添え、客室やレストラン、スパからはオーシャンビューの見事なパノラマが広がります。
ホテル内には4つのレストランを始めタラソテラピー以外にもサウナやジム、ヨガクラスがある他、コルシカ島やマッダレーナ諸島(La Maddalena)へのツアー、各種スポーツなどのオプションも多彩で、のんびり派にもアクティブ派にもピッタリです。
公式サイト:https://www.hotelmarinedda.com/sardinia/
La Villa del Re/カスティアーダス
ハネムーンや記念日をとびきりロマンチックに過ごしたいカップルや夫婦に最適なのが、大人限定の5つ星ホテルVilla del Re(ラ ヴィラ デル レ)。
カリアリ(Cagliari)から東に車で約1時間の静かなビーチ沿いにあるこのホテルは2015年にオープンした、現代的ながらサルデーニャの伝統的な建築様式を取り入れたエレガントな造り。
目の前のプライベートビーチでのんびり過ごすのも良し、海派はウォータースキーやウィンドサーフィン、山派はトレッキングや乗馬に挑戦するのも良し。
午後には自家製の絶品アフタヌーンティーがテラスで提供されます。
公式サイト:https://www.lavilladelre.com/
シンプルでも快適に過ごせる中級ホテル【€50〜150/1泊】
Maria Caderina Green Village/ポサーダ
サルデーニャの中でも特に絶景ビーチの宝庫である東海岸から少々内陸に入った場所に、Maria Caderina Green Village(マリア カデリーナ グリーン ヴィレッジ)があります。
この4つ星ホテルのテーマはアグリツーリズモ(いわゆる田舎体験)で、レストランでは自家栽培の採れたて野菜やフレッシュなチーズ、肉をバジル、ローズマリーやフェンネルなど香り豊かなハーブで味付けした伝統的ながらクリエイティブな料理を提供。
周辺は山、海、湖、川に恵まれた地形だけに4WDツアーやカヤック、ボートツアーといったアウトドア体験も、サルデーニャ旅行に忘れられないユニークな思い出をプラスしてくれるでしょう。
公式サイト:https://www.greenvillageposada.com/en/
B&B Via del Centro/ラ・マッダレーナ
サルデーニャ本島からフェリーで最短15分で行ける地上の楽園マッダレーナ諸島に数あるB&Bの中から、特にロケーション・サービス・スタッフのあらゆる面で評価の高いB&B Via del Centro(B&B ヴィア デル チェントロ)をピックアップ。
マッダレーナ島の旧市街のド真ん中に位置しフェリー乗り場、多種多彩なレストランやバー、そして旅行代理店があるエリアなので、食・飲・遊のオプションは無限大。
18世紀後半の建物を改装したB&Bは白を基調にしたふんだんに日光を取り込む明るい雰囲気で、地元の情報を知り尽くしたオーナーがダイビングから乗馬、レンタサイクルまで様々なオプションで旅をより一層引き立ててくれます。
公式サイト:http://en.viadelcentro.com/
BB22 Suites and Bakery Guest House/カリアリ
高級ホテルから安宿まで、サルデーニャで最も多くの宿泊施設が連なるカリアリでひときわユニークな滞在ができるのがBB22 Suites and Bakery Guest House(BB22 スイーツ アンド ベーカリー ゲストハウス)です。
その名から分かる通りB&B×ベーカリーが融合したこちらではパンやスイーツのクッキングクラスが日々行われ、旅行ついでにサルデーニャの絶品グルメのレシピも学べる文字通り2度おいしい宿。
朝食の美味しさも想像通りで、高級感のあるシックなインテリアのB&Bはカリアリ中心にあるので観光やグルメの選択肢も豊富です。
公式サイト:https://www.bb22cagliari.it/en/
B&B Arcupintau Villasimius/ヴィッラシミーウス
サルデーニャ南東部のヴィッラシミーウス(Villasimius)も上質なB&Bが多く、その中の一軒がB&B Arcupintau Villasimius(アルクピンタウ ヴィッラシミーウス)です。
Arcupintauはサルデーニャの言葉で虹を意味し、サルデーニャ、そしてヴィッラシミーウスの驚異の自然が生み出す色とりどりの風景から由来してるそう。
8つの客室は空・海・月などテーマごとにカラフルにデザインされ、丁寧に手入れされたパティオではサルデーニャの火山石を使ったホットストーンマッサージなどのトリートメントも。
徒歩圏内に多くのレストランやカフェがある他、絶景のビーチエリアまでは車で10分ほどです。
公式サイト:https://www.arcupintau.it/eng/
B&B Les Suites Magnolia/オルビア
サルデーニャ北東部の中心都市オルビア(Olbia)の鉄道やバスの駅から徒歩10分程ながら、喧騒から離れた隠れ家的なB&B Les Suites Magnolia(B&B レ スイーツ マグノリア)は、カップルや女子旅にピッタリのキュートな内装が印象的な宿。
オルビアの街散策やグルメはもちろん、少し電車やバスで足を伸ばせば多くのビーチで海水浴やシュノーケリング、ダイビングも楽しめる便利な立地です。
客室、バスルーム、朝食エリア、パティオの隅々まで清潔感があり、フレッシュなコーヒーと朝食で1日をスタートしてから快適なベッドで眠りにつくまで、気持ち良く滞在ができるでしょう。
公式サイト:https://www.bbsuitesmagnolia.it/
バックパッカーにも嬉しい安宿【〜€50/1泊】
Mariano IV Palace Hotel/オリスターノ
全体的にコスパの良い宿泊施設が多いオリスターノ(Oristano)の4つ星ホテルMariano IV Palace Hotel(マリアノ IV パレス ホテル)は、史跡やミュージアム、レストランがひしめく街中心部まで徒歩5分、鉄道駅からも徒歩10分と観光に至便なロケーション。
1950年代の建物を2006年に全面改装したホテルはクラシックなデザインとモダンな設備が調和し、各部屋はゆったりとしたスペースもあり1泊€50以下とは思えない優雅な雰囲気が漂います。
レストランでは伝統的なサルデーニャ料理に創造性を加えた舌にも目にも楽しい料理を地元サルデーニャ、イタリア、そして世界のワインと共に味わうことができます。
公式サイト:http://www.hotelmarianoiv.com/en/
B&B Porto Romano/オルビア
オルビアでリーズナブルでアクセスの良い宿を探す人におすすめなのが、駅からわずか250mの場所にあるB&B Porto Romano(B&B ポルト ロマーノ)。
家族経営らしいアットホームで温かみのある雰囲気ながら清掃が隅々まできちんと行き届き、カップルから子連れファミリーまで安心して滞在できます。
宿にはキッチンや洗濯機もあるため、周辺の観光スポットへの交通の便が良いオルビアを拠点にして長期滞在するのも良いでしょう。
晴れた日にはパティオのソファでで心地よい潮風に吹かれながら、オーナーから穴場観光情報を仕入れられるのもこぢんまりとしたB&Bならではの利点です。
公式サイト:http://www.bedandbreakfastportoromano.it/
Bed And Breakfast Villa Bianca/オロゼーイ
透明度の高いビーチを始め雄大な自然がそのまま残るオロゼーイ湾・ジェンナルジェントゥ国立公園(Parco Nazionale del Golfo di Orosei e del Gennargentu)に行く人に便利な宿が、その北の街オロゼーイにあるB&B Villa Bianca(B&B ヴィラ ビアンカ)。
Bianca=白を基調にした伝統的なサルデーニャ建築の宿にはバーベキューもできる中庭があり、バルコニー付きの客室は明るい日差しが入る広々とした空間。
オーナー手作りのスイーツ、地元産のフレッシュなチーズやフルーツが並ぶ朝食は開放的な中庭で提供され、地元出身のフレンドリーな若いオーナー夫妻が観光に必要な情報をいつでも教えてくれます。
参考サイト:https://www.bed-and-breakfast.it/en/sardinia/villa-bianca-orosei/53382
Villa Teodora/アルゲーロ
Villa Teodora(ヴィラ テオドーラ)はアルゲーロ旧市街からもビーチからも徒歩圏内ながら、騒がしいエリアではなく落ち着いて滞在できるB&B。
バス停にも近いのでアルゲーロはもちろんサルデーニャ北西部を観光するのに理想的なロケーションで、白と青の爽やかな外観と内装が目印のB&Bには庭、無料駐車場、読書ルームなどがあります。
バルコニー付きの客室は充分な広さがあるので、荷物が多い人やファミリーでの利用にも向いており、ペットも宿泊OK。
オーナー自慢のビュッフェスタイルの朝食は質も量も申し分なく、お腹と心を充分に満たして観光に繰り出せるでしょう。
公式サイト:https://www.villa-teodora.it/en/
Bluemoon Sardinia/カリアリ
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安宿というにはあまりにもスタイリッシュな宿ですが、カリアリのBluemoon Sardinia(ブルームーン サルデーニャ)は1泊€40から、ジャグジー付きのバスタブが備わるデラックススイートでも€49からと、非常にリーズナブル。
2018年に改装されたばかりなだけあり、客室からバスルーム、ラウンジまでどこもピカピカ。
周辺にはレストランやカフェ、スーパーがありカリアリの主要観光スポットへも徒歩で周れます。
ビュッフェスタイルの朝食やふかふかのベッドも評判で、アートギャラリーのような洗練された空間で快適にリラックスしたひと時を過ごせるでしょう。
参考サイト:https://bluemoon-sardinia.sardiniahotels24.com/en/
まとめ
サルデーニャでおすすめのホテルを厳選して紹介しました。
留意事項として、サルデーニャはビーチがメインの島だけに夏期のピークシーズンと冬期のオフシーズンでホテルの宿泊料は大きく変動するため、ここで記した料金はあくまでも目安となっています。
また冬期はクローズするホテルもあるので、正確な宿泊料は必ず公式サイトやホテル予約サイトで確認しましょう。
そしてサルデーニャは面積24,090 km²、四国の約1.3倍という巨大な島なので、はじめに宿泊するエリアを決めてからホテルを絞るのも一案です。
自然、癒し、グルメ、スポーツ、建築などあなたの旅のテーマや目的、そして予算や日程に合わせて最適のホテルを選択し、サルデーニャ旅行を満喫してくださいね(^^)