ポルトガルの首都リスボンは歴史的建造物とモダンな建造物が絶妙に入り混じる、情緒豊かな都市。
それはホテルも同様で、数百年前の宮殿をリノベーションしたホテルやスタイリッシュなブティックホテル、駅ナカのリーズナブルなホステルなど特徴的な宿泊施設が盛りだくさん。
その中でも特におすすめの12軒を厳選して紹介します。
おすすめ高級ホテル【1泊料金目安 €150〜】
Olissippo Lapa Palace Hotel
19世紀に建てられた宮殿を改装した5つ星ホテルOlissippo Lapa Palace Hotel(オリシッポ ラパ パレス ホテル)は、3つの棟に分かれた計109の客室と庭園、屋内外プール、スパなどをクラシックなスタイルで満喫できる優雅な雰囲気。
各客室はアンティーク調の品のあるインテリアでまさにかつての伯爵気分で滞在でき、ロクシタンのアメニティがバスタイムを彩り、バルコニーからはテージョ川や庭園を見渡せます。
ホテルには3つのレストラン/バーがあり、本格的な地中海料理からオリジナルカクテル、ポルトガルスイーツまでバラエティ豊かなメニューが揃うので1日を通して舌を飽きさせることなく過ごせるでしょう。
公式サイト:https://www.lapapalace.com/en/Menu/Home.aspx
Pousada de Lisboa
リスボン観光の中心地でもあるコメルシオ広場(Praça do Comércio)に面した黄色い外観が目印のPousada de Lisboa(ポサーダ デ リスボア)は、伝統・アート・モダンといった異なる特色が見事に調和した5つ星ホテル。
ロビーとラウンジには多くの絵画や彫刻が並び、ミニミュージアムのよう。
逆に客室はシンプルでエレガントなトーンで統一されており、年齢性別を問わず心地よく滞在できます。
さらにシックな伝統ポルトガル料理レストラン、全天候型の屋内プール、サウナ、そして絶景のパノラマが自慢のバーで豊富なワインやカクテルを満喫すれば、リスボン旅行をワンランクもツーランクもアップさせてくれそうです。
公式サイト:https://www.pousadas.pt/en/hotel/pousada-lisboa
Valverde Hotel
Valverde Hotel(バルベルデ ホテル)はリスボンの大動脈とも言えるリベルダーデ大通り(Avenida da Liberdade)沿いにある、2014年オープンのモダンな5つ星ブティックホテル。
このホテルの特徴はこだわりの家具や内装が非常にスタイリッシュな雰囲気ながら、同時にほっと落ち着ける温かみに溢れていること。
毎週火曜と土曜にはファドの生ライブが行われ、緑豊かなパティオではアフタヌーンティーも楽しめます。
豪華絢爛な施設ではありませんが、上質な休暇を落ち着いたムードで過ごせる大人向けのホテルと言えるでしょう。
公式サイト:http://www.valverdehotel.com/en/
Altis Belém Hotel & Spa
ベレン地区(Belém)は世界遺産にも登録されたリスボンの代表的な観光エリアですが、その中にあるラグジュアリーな5つ星ホテルがAltis Belém Hotel & Spa(アルティス ベレン ホテル&スパ)。
リバービューのこのデザイナーズホテルは数々の受賞歴を誇り、ミシュランの星付きレストランではクリエイティブなポルトガル料理が、1000㎡のスパでは本格的なマッサージや広々としたプール、ハマムなどが極上の時間を与えてくれます。
大航海時代、冒険者たちの出発点であったこの地になぞらえ、アフリカ・極東・アメリカなどのテーマでデザインされた50の客室もユニーク。
公式サイト:https://www.altishotels.com/EN/HotelAltisBelem/Luxury-Hotel-Lisbon/
おすすめ中級ホテル【1泊料金目安 €50〜150】
AlmaLusa Baixa/Chiado
この投稿をInstagramで見る
同じくコメルシオ広場からすぐのアクセス至便の4つ星ホテルが、AlmaLusa Baixa/Chiado(アルマルサ バイシャ/シアード)。
18世紀の建造物を改装したこのブティックホテルのこだわりは、“メイドインポルトガル”。
アメニティ、調度品、タオル、ベッド、そしてレストランでは伝統的なポルトガル料理と、ポルトガルの首都の真ん中でとことんポルトガルブランドに埋め尽くされたひと時を過ごせます。
そのせいもあってかブラウンやグレーでまとめられた内装は、どことなくポルトガルという国そのものを表現しているような優しさや柔らかみがにじみ出ています。
公式サイト:https://www.almalusahotels.com/
Le Consulat
リスボンで最も人気のエリアの一つであるシアード(Chiado)にあるLe Consulat(ル コンスラ)は、フランス語で『領事館』を意味するその名前が示す通り、100年以上ブラジル領事館として利用されていた建物をブティックホテルとして改装したもの。
外観こそその歴史を感じる佇まいですが、一歩中に入るとスタイリッシュなインテリアが目を引きポルトガルアートのギャラリーも併設した実にモダンな造り。
客室はゆったりとしたスペースが心地よいスイートの他、キッチン付きのアパートメントタイプの部屋もあり、アクセス・デザイン・機能性の3拍子揃った一軒です。
公式サイト:https://leconsulat.pt/
Pestana CR7 Lisboa
サッカー、特にクリスティアーノ・ロナウドファンにとって必見なのが本人プロデュースの4つ星ホテルPestana CR7 Lisboa(ペスターナ CR7 リスボア)。
こちらもコメルシオ広場に近い場所で、レストラン、ショッピング、ナイトスポットの選択肢は無数にある絶好の立地。
スタイリッシュなホテルには本格的なジムや大型スクリーンでスポーツ観戦が可能なバーがあり、週末にはDJライブも開催されます。
館内にはサッカーファンの心をくすぐるエッセンスが散りばめられており、若くフレンドリーなスタッフも滞在をより快適にするために質問や困ったことがあればいつでもサポートしてくれるでしょう。
公式サイト:https://www.pestanacr7.com/en
1908 Lisboa Hotel
1908 Lisboa Hotel(1908 リスボア ホテル)は、その名の通り1908年築のアパートメントを改装し、2017年にホテルとして生まれ変わった4つ星ホテル。
優れた建築物に贈られるポルトガルの名誉ある賞・ヴァルモール賞を受賞したアールヌーヴォー様式の元のスタイルはそのままに、現代的なデザインやサービスをプラスしたホテルは、映画に出てくるようなおしゃれさと快適さを備えたワクワクするような空間。
街中心から1.5kmほど離れた場所にあり、周辺に飲食店や各ショップはありつつ適度な静けさも保たれています。
大型ホテルのような充実した設備はありませんが、ホスピタリティ溢れるスタッフが世界中からの旅人のホテル滞在やリスボン観光をより満喫させるために、あらゆるアドバイスやサポートをしてくれます。
公式サイト:https://www.1908lisboahotel.com/
Casa C’Alma
リスボン中心から徒歩10分ほどながら庭園などが多く落ち着いたエリアにあるCasa C’Alma(カーサ サルマ)は、そのロケーションにピッタリの雰囲気のB&B。
5つの客室やリビング、キッチンはいずれも白を基調としたシンプルなインテリアで清潔感に溢れ、観光で疲れた心身を瞬時にリセットしてくれるようなアットホームな空間です。
余計なものをとことん削ぎ落としたB&Bにあるのは質の高い家具とベッドに彩られた客室、毎朝フレッシュな朝食を提供するキッチン、自宅のようにくつろげるリビング、そしてゲストを心からもてなすオーナーのみ。
究極のシンプルと静寂を求める人に最適の宿と言えるでしょう。
公式サイト:https://www.quietude.pt/en/
おすすめ安宿【1泊料金目安 〜€50】
Lisbon Destination Hostel
ドミトリールームと個室の両方を提供するLisbon Destination Hostel(リスボン デスティネーション ホステル)は、シントラなどへの電車が発着するロシオ駅(Rossio)にある駅ナカホステル。
しかしホステル内は騒々しさや狭苦しさを感じさせない、驚くほど明るく広い造りになっています。
ドミトリールームは各ベッドにカーテンが付きプライバシーが守られ、個室もシングルから4人用まで様々なタイプがあるので一人旅、カップル、家族や友達グループなど目的に合わせて部屋を選べます。
同系列のホステル(Sunset Destination Hostel)がカイス・ド・ソドレ駅内(Cais do Sodré)にもあるので、行きたい観光スポットや混雑具合などにより選択するといいでしょう。
公式サイト:https://www.destinationhostels.com/lisbon-destination-hostel/
Chalet D´Ávila Guest House
この投稿をInstagramで見る
リスボン中心から3kmほどのChalet D´Ávila Guest House(シャレー デ アビラ ゲストハウス)は、喧騒から離れつつ徒歩圏内に飲食店やスーパー、メトロ駅(サルダーニャ/Saldanha)があるバランスの良い立地。
リーズナブルな料金設定とは裏腹に1〜4人用の各客室はリネンからバスルームまで清潔感に溢れ、白を基調としたシンプルでエレガントな内装は老若男女問わず親しみやすく、アメニティやコーヒーメーカーなどもついています。
安く宿泊したいけどドミトリーはイヤ、という一人旅やカップル旅行者に理想的で、キッチンも利用できるので長期滞在にも向いています。
参考サイト:https://chalet-davila-guest-house.go-lisbon-hotels.com/en/
Be Lisbon Hostel Intendente
先に紹介した1908 Lisboa Hotelの目と鼻の先、メトロ駅インテンデンテ駅(Intendente)からもすぐのBe Lisbon Hostel Intendente(ビー リスボン ホステル インテンデンテ)は、ドミトリーと個室があるモダンなホステル。
ドミトリーは4〜10人用まで、男女共用と女性専用がありいずれもベッドにカーテンが付いています。
また個室はバスルーム付きと共用があるので、予算や人数、好みによって部屋を色々選べるので便利。
いわゆる“安かろう悪かろう”とは無縁の清潔でスタイリッシュなホステルのため、女性一人旅やカップルでも安心して利用できます。
公式サイト:https://belisbonhostel.pt/
※いずれのホテルも宿泊料金は目安です。必ず公式サイトやホテル予約サイトで、最新の料金を確認してください。