ポルトガル南部アルガルヴェでおすすめの宿泊エリア8選!

ポルトガル
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ポルトガル南部アルガルヴェ地方は、ヨーロッパでも有数のビーチリゾート。
東はスペインとの国境、西は大西洋の断崖絶壁まで約160kmに渡る海岸線沿いを中心に個性豊かで様々な街や村が点在し、世界中からの観光客を迎えています。
そんな数ある大小のアルガルヴェの街の中でも、特に宿泊するのにおすすめの8ヶ所を紹介します。

大中小のそれぞれの街からおすすめを厳選!

アルガルヴェの利点の一つが、広大なエリアながら公共交通機関がとても発達していることです。


車がなくてもバスや電車で各地を気軽に行き来できるので、滞在するエリアを選ぶ際もアクセスをあまり心配しなくていいのは観光客にとってとても便利な点です(ド田舎には例外もありますが、ここで紹介している街はバスか電車でアクセス可能)


魅力あふれるアルガルヴェの数々の街の中でも、利便性に優れた大都市、バランスの取れた中都市、そしてプライベート感たっぷりの小都市からそれぞれおすすめを選びました。

大都市(人口30000人〜)でおすすめのエリア×3

①ファロ(Faro)

 
 
 
 
 
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アルガルヴェで唯一の国際空港があり、お隣スペインからも多くのバスが発着していることからアルガルヴェの玄関口と言えるファロ。


空港から街中心部へもバス1本で15分ほどと、文句なしのアクセス。


旧市街には大聖堂、教会、ミュージアムなどファロの歴史を伝える建物や施設と共にカジュアルなレストランやおしゃれなカフェなど、飲食店やナイトスポットも多く1日中楽しめます。


安宿が非常に充実しているためバックパッカーや若いカップルに特に人気の街です。

 

ファロをおすすめできる人

  • ビーチより街歩きがメイン
  • 宿泊費はなるべく安くしたい
  • アクセスは良ければ良いほど◎

②アルブフェイラ(Albufeira)

 
 
 
 
 
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かつて何の取り柄もない小さな漁村だったアルブフェイラが、ヨーロッパ屈指のビーチリゾートに変貌を遂げたのは1960年代以降。


人口約40000人のうち5000人ほどが主に英国、ドイツ、オランダなどいわゆる太陽恋しい症候群に陥りやすい国からの移住者で、当然街のどこでも英語が通じます

バーやクラブなどナイトスポットも充実しているので夜遊びに困らない一方、ホテルの場所によっては騒々しい可能性も。


キッチン付きのアパートメントが多いため、ファミリーやグループでのんびりローカルのように滞在するのに最適です。

 

アルブフェイラをおすすめできる人

  • 絵に描いたようなビーチリゾートを満喫したい
  • ホテルの周辺でビーチ、食事、観光を楽しみたい
  • 家族や友達でのんびりしたい

③ラゴス(Lagos)

 
 
 
 
 
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ラゴスは最もアルガルヴェらしい景観を持つ街の一つで、美しいビーチの宝庫。


教会やお城、飲食店などの見どころがひしめく旧市街から徒歩圏内で行けるビーチがいくつもあることから、ビーチ好きには最高のエリアです。


宿泊施設もラグジュアリーなリゾートホテルから格安のドミトリーまで非常に幅広いニーズをカバーしているので、カップルから子連れファミリーまで誰でも自分好みの宿を見つけられるでしょう。


ラゴスも特に夏は賑やかすぎる事があるので、静かに過ごしたい人は中心地から少々離れた宿を取るのが無難です。

 

ラゴスをおすすめできる人

  • ビーチをメインに楽しみたい
  • 宿の選択肢は多ければ多いほど◎
  • 短い日数でもビーチや観光、グルメを満喫したい

中都市(10000人〜30000人)でおすすめのエリア×2

④タヴィラ(Tavira)

スペインとの国境からおよそ17kmのタヴィラは、かつて8世紀から13世紀まで支配していたムーア人の時代の文化や建築が今も残る街。


他の多くのアルガルヴェの街と同様1755年に起きたリスボン大震災で壊滅的な被害を受けたものの、その後すぐに建てられた18世紀の建造物は今も健在です。


ビーチリゾートとして現在進行形で発展している注目の街の一つで、ポルトガルらしいゆるい空気感とリゾート地らしい活気のある雰囲気がミックスしています。

 

タヴィラをおすすめできる人

  • どちらかと言うとビーチより街歩きがメイン
  • ポルトガルらしい休暇を過ごしたい

⑤※ヴィラモウラ(Vilamoura)

 
 
 
 
 
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「※」としたのは、ヴィラモウラは実際は人口10000人に満たない小都市なのですが、いわゆるこぢんまりとした村感は一切ない洗練されたビーチリゾートなので、飛び級(?)でこちらに分類しました。


街の規模はコンパクトですがゴルフ場にカジノ、もちろんビーチとそれを眺めるバーやレストランなど、楽しい休暇を過ごすのに欲しいものが全て揃ったような大人のための空間。


ポルトガルは概してのんびりまったりマイペースな雰囲気の国ですが、ワンランク上の上質な休暇を過ごしたい人にぴったりです。

 

ヴィラモウラをおすすめできる人

  • 上質なリゾートを過ごしたい
  • ゴルフやクルーズなど色々なアクティビティを楽しみたい

小都市(〜10000人)でおすすめのエリア×3

⑥カルヴォエイロ(Carvoeiro)

 
 
 
 
 
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アルブフェイラとラゴスの中間に位置するカルヴォエイロは人口3000人にも満たない漁村。


しかし近年ではそのカラフルでフォトジェニックな街並みと周辺の美しいビーチが注目を集め、観光客が絶賛急増中。


それに伴い宿泊施設も充実してきているため、数こそ大都市には及ばないものの安宿から5つ星ホテルまでバランス良く揃っています。


ビーチでほっこり過ごしたい女子旅やカップルには見逃せないエリアです。

 

カルヴォエイロをおすすめできる人

  • かわいらしい街に滞在したい
  • 様々なビーチを満喫したい

⑦サグレス(Sagres)

 
 
 
 
 
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サグレスは、かつて世界の果てと信じられてきた場所。


義務教育で地動説を教わった現代人からすると鼻で笑いたくなる迷信のようですが、いざその場に行くと本当に世界の果てに来ちゃった感がある光景に出会えます。


街中心からレンタサイクルでユーラシア大陸最南西端のサン・ヴィセンテ岬(Cabo de São Vicente)とその周辺まで、バーチャル世界の果てツアーに出かけてみては(^^)

また、大西洋からの強風によるワイルドな波が特徴で、サーファーに大人気の街でもあります。

 

サグレスをおすすめできる人

  • 観光地っぽい所より自然がメインの場所が好き
  • サーフィン大好き

⑧モンシケ(Monchique)

 
 
 
 
 
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アルガルヴェの主な人気滞在エリアは南海岸沿いに集中しているのですが、ポツンと山の中のモンシケを推すのには理由が。


それはアルガルヴェ唯一の温泉地なのです!


古代ローマ時代から湧いていたとされるアルカリ性の温泉は、呼吸器系や消化器系の問題に良いとされています。


源泉は27°C〜31.5°Cで日本のように熱々のお湯に浸かる習慣はないですが、賑やかなビーチを離れゆっくりと山の中の温泉でリラックスするのも良いのでは(*^^*)


ビーチ沿いの街ポルティマン(Portimão)からバス1本で約30分なので、日帰りでも訪れることができます。

温泉施設情報はこちらから(英語サイト)

 

モンシケをおすすめできる人

  • 海より山派
  • 温泉大好き
  • 落ち着いた場所が好き

まとめ

アルガルヴェで宿泊したい、代表的な街を8ヶ所紹介しました。


基本的にはアクティブ派は大都市に、のんびり派は小都市に滞在するのがおすすめですが、各都市はそれぞれ簡単に行き来できます。
そのため1ヶ所に滞在して他の街に遊びに行くことも、あるいは複数の街に滞在して異なる雰囲気を楽しむこともできます。


また夏はどこも非常に活気がありますが、閑散期の11月〜3月頃は小さい宿泊施設や飲食店は閉まることも。
そのため本当に閑散とした雰囲気が好きでない限りは、冬は大都市に滞在するのが無難です。


ぜひアルガルヴェに旅行に行く際の参考にしてみてくださいね。

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