【大西洋の真珠】マデイラ諸島で外せない観光スポット10選!

ポルトガル
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ポルトガル本土から遙か1000kmほど離れたマデイラ諸島は、大西洋の真珠とも呼ばれる豊かな自然が魅力。
日本からはなかなか行ける旅行先ではありませんが、一度訪れればたちまち魅了されてしまいそうな多彩な表情を持つマデイラ諸島の観光スポットを厳選して紹介します。

フンシャルの街を空中散歩できるケーブルカー

マデイラ諸島の州都で最大の都市でもあるフンシャル(Funchal)は、同時に観光の目玉でもあり見どころがたくさん。

最初におすすめするのは青く輝く大西洋、赤レンガ色の屋根の家々、緑と花が鮮やかな街並みなどを空から眺められる、ケーブルカー

港に面したフンシャル中心部と、そこから高低差約600mのモンテ(Monte)を約15分で結ぶ空中散歩は、特に晴れた日には最高の眺望!

モンテからフンシャル中心部に戻る際は、坂道を軽快に滑り降りる爽快感が魅力のトボガンと呼ばれるマデイラの伝統的なラタン製のソリを利用するのも人気オプションです。

公式サイト:https://madeiracablecar.com/

花×アート×庭園の華麗なコラボ!モンテ宮殿

 
 
 
 
 
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そのケーブルカーで行けるモンテにも美しい庭園や教会など観光スポットが満載ですが、特に見逃せないのがモンテ宮殿(Monte Palace Madeira)

モンテ宮殿はその広大な敷地に世界中の多種多彩な植物とクジャクなどの鳥類が豊かに生息し、博物館や日本と中国の様式を取り入れた庭園なども併設したエキゾチックなスポット。

アフリカやオセアニア原産の希少な花や植物と同時に、色鮮やかな鯉が泳ぐ池や真っ赤な鳥居など日本的な風景が見られる非常にユニークな場所です。

季節によって異なる花が咲いているので、一年を通して楽しむことができます。

公式サイト:https://montepalacemadeira.com/desktop/

バルササポ以外のサッカーファン必見のCR7ミュージアム

 
 
 
 
 
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それまでは花とワインが目玉だったマデイラ島の歴史を変えたと言っても過言ではないのが、同島出身のサッカー選手クリスティアーノ・ロナウド。

ファンが多ければアンチも多いのが世の常ですが、仮にファンでなくてもロナウドが歴史に名を残すサッカー界のレジェンドというのは認めざるを得ないでしょう。

そんなロナウドの栄光の足跡や功績を辿れるのが、出生地であるフンシャルにあるご本人監修のCR7ミュージアム(CR7 Museum)

数々の展示品や映像で輝かしいキャリアを振り返ることができる他、オリジナルグッズも販売しているのでファンにとってはヨダレものの楽園。

ミュージアムの隣には同様にロナウド氏自らプロデュースしたホテルPestana CR7 Funchalがあり、こちらもファンは垂れ流しになる可能性大です。

公式サイト:https://museucr7.com/#

580mの高さから真下を覗くスリル!ジラン岬

 
 
 
 
 
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フンシャルの西隣りの街カマラ・デ・ローボス(Câmara de Lobos)にある息を呑むような絶景にして絶叫スポットとも言えるのが、ジラン岬(Cabo Girão)

ほぼ垂直に切り立つ崖の高さは580mで、ヨーロッパで一番の高さ。

この高さをこれでもかと言うほど味わえるのが、床がガラスでできた展望台。

高所恐怖症の人は要注意のスポットですが、どこまでも続くコバルトブルーの大西洋と緑に覆われた大地はまさに圧巻の眺めです。

展望台には同じく絶景を臨めるカフェもあり、ランチやコーヒー、スイーツを楽しむこともできます。

参照サイト:http://www.visitmadeira.pt/en-gb/explore/detalhe/cabo-girao-viewpoint

東の果てに広がる手つかずの大自然サン・ロウレンソ

花と緑が推しポイントのマデイラ島の中でもとりわけ手つかずの大自然が残るのが、島最東端にあるサン・ロウレンソ(São Lourenço)

このエリアは島の北〜西部に比べて雨が少ないので、鬱蒼と生い茂る緑が特徴の典型的なマデイラの風景とは少し違う、こざっぱりとした大地が広がります。

マデイラは常春と言われる年間を通じて穏やかな気温なので、乾季である夏以外も雨が多くないのはハイキングをする人には良い傾向と言えるでしょう。

シュノーケリングやカヤックなどのマリンアクティビティも豊富で、アウトドア派は外せないスポットです。

マデイラ最高峰ルイヴォ山でハイキング

マデイラ島は欧州を代表するリゾートアイランドでありながら、メインが海より山の珍しい島。

そのマデイラの山の美を象徴する最高峰が島のほぼ中央に位置する、標高1861mのルイヴォ山(Pico Ruivo)

山頂へのルートはいくつかあるものの、最も美しいとされるのが南側のアリエイロ山(Pico do Arieiro)からのコースだとか。

雨が最も多いエリアでもあるため天気はしっかりと確認することが大切ですが、そのふんだんな雨がもたらす深い緑とそこに住む多くの野鳥はルイヴォ山ならではの幻想的な景色です。

おとぎの国のように美しいフロレスタル・ダス・ケイマーダス公園

そのルイヴォ山の北東にあるのが、本格的なハイキングには慣れていない人でも気軽に行けるフロレスタル・ダス・ケイマーダス公園(Parque Florestal das Queimadas)です。

こちらも雨が多く湿度が高いエリアのため森、渓谷、滝には様々な植物が生息し、しばしば霧にも包まれる神秘的な雰囲気。

このマデイラ島の大部分で見られる深い森は氷河期以前、およそ四百万年以上前から存在する照葉樹林としてユネスコ世界遺産にも登録されています。

茅葺屋根が特徴の伝統的な家屋も、大自然が主役のこの公園に良いアクセントを加えています。

マデイラ伝統の家がかわい過ぎるサンタナ

マデイラ伝統の茅葺屋根ハウスを最も楽しむことができるのが、フロレスタル・ダス・ケイマーダス公園から北東に位置する街サンタナ(Santana)です。

サンタナのほぼ中心にあるカサス・ティピカス・デ・サンタナ(Casas típicas de Santana)に数軒の伝統家屋と綺麗に飾られた庭園があり、インスタ映えもバッチリの風景。

いかにも観光客向けの場所ではありますが、無料の上にお土産の販売もしているので気軽に立ち寄ることができます。

マデイラ版白川郷とも言えるルックスがどことなく親近感を覚える、ポストカードにも必ず登場するフォトジェニックなスポットです。

開放感抜群のポルト・モニスの天然プール

 
 
 
 
 
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険しい地形と荒々しい波のために海水浴に適したビーチが少ないマデイラ島において、安心して泳げる貴重な場所が海水をそのまま利用したポルト・モニス(Porto Moniz)の天然プール

ワイルドな大西洋を岩などでブロックした3800㎡の海水プールには魚も泳ぎ、まさに波のない海といった造り。

年間を通してオープンしているものの水温は平均20℃〜21℃に保たれているため、快適に泳げるのは6月から9月頃の夏に限定されるでしょう。

プールには横になって日光浴を楽しめるスペースも広大、更衣室やパラソルのレンタル、キッズエリアもあり、ライフガードも常時いるため大人から子供まで誰でも快適な時間を過ごせるファミリーフレンドリーな雰囲気です。

公式サイト:https://www.portomoniz.pt/pt/visitantes/pontos-de-interesse/praias

コロンブスの出生地?!ポルト・サント島

大航海時代の主役の一人、クリストファー・コロンブスには未だいくつかの出生にまつわる謎が残っており、その一つが出生地です。

現イタリアのジェノヴァというのが定説になっているものの確固とした証拠はなく、他の有力説の一つがマデイラ諸島第二の島、ポルト・サント島(Porto Santo)と言われています。

彼が本当にポルト・サント島出身かどうかは謎に包まれているものの、実際に住んでいたことは間違いなく、彼が住んでいたとされる場所には小さなミュージアムも。

ポルト・サント島はマデイラ島にはない黄金色のサラサラの砂浜が9km続くビーチもある上に、より日照時間が長く雨も少ないことから、典型的なビーチリゾートとしても魅力的。

とは言え島の大部分は原始的な自然がそのまま残っているので、落ち着いてどっぷりと歴史やビーチに入り浸るのに最適です。

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