【保存版】サッカー選手にサインをもらう方法【ホテル出待ち編】

サッカー
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サッカー好きであれば、お気に入りの選手からサインをもらったり一緒に写真を撮ったりすることに憧れるのは普通です。
実際に多くのサポーターは選手のサインや写真をもらうことに成功していますが、どうすればそれが可能なのでしょうか?
この記事では欧州在住の筆者が、旅行者でもできるホテルでの出待ちによるサインゲットの実践テクニックを詳しく解説していきます。【2023年7月更新】

チーム滞在ホテルを探すためのステップ

快くサインに応じるドイツ代表ノイアーさん photo by Maki

クラブであれ代表であれ、推しのサッカー選手にサインや写真をもらうための方法はいくつかありますが、その王道の一つがチームが滞在するホテルで出待ちをすることです。


推しのチームがどこのホテルに滞在しているかは、地元メディアがご丁寧に名前まで報道してくれる場合もありますが、そうでない場合も多いです。


仮に地元メディアが報じたとしても現地在住者でないと言葉の壁もあり、旅行者には少々ハードルが高いかもしれません。


しかし現地在住でなくても、また言葉が分からなくても、滞在ホテルを探す方法はあるので安心してください。


その代表的な手順を解説していきます。

これらの手順はあくまでも筆者が実践している方法であり、これが唯一無二でベストとは限りません。

ただ、一応この方法で各国各地で選手からサインをもらったり写真を撮ったりできたのは事実なので、参考になれば幸いです。

なお、サインや写真だけじゃ満足できない!という貪欲な人には、スタジアムでユニフォームをもらうテクをこちらの記事で紹介しています。

1つ留意点として、これらのテクは主にコロナ前に実施していた方法のため、コロナ以降は選手への接触が厳しくなっている可能性があることをご了承くださいm(_ _)m

『Twitter』で滞在ホテルの情報を得る

現代ではSNSを利用することで誰もが瞬時に欲しい情報や画像、動画を手に入れられるようになりました。


出待ちの際の情報収集にもSNSは大変便利で、個人的には検索のしやすさからTwitter(現X)のみを利用しています。
人によってはインスタグラムやFacebookの方が使い慣れているでしょうし、そこは個々の好みで良いでしょう。

Twitterでまずチェックするのはクラブまたは代表チームの公式アカウントです。


公式アカウントでも『今から○○ホテルにチェックインするぜ!』と名前を出してツイートしてくれることは極めて稀ですが、『やあバルセロナ、俺達が着いたぜ!』みたいな感じでホテルに着いた瞬間の動画をアップするパターンは結構多いです。


その動画に出てくるホテルの外観やエントランスを、Booking.comやグーグルマップの画像で「答え合わせ」をするのですが、これは後ほど詳しく説明します。


公式アカウントで滞在ホテルのヒントが得られなければ、各種メディアや一般サポーターのツイートから検索します。


一般サポーターのアカウントまでチェックするとなると膨大な数になってしまいますが、熱心なサポーターの中には推しクラブが遠征の度に追いかけ、出待ちをし、時には堂々とホテルの名前付きで写真や動画をアップする人もいます。


そのような神サポを発掘できれば出待ちは非常に楽になるので、ぜひフォローしておきましょう。

『Booking.com』で画像やホテル情報を確認する

SNSで滞在ホテルの画像や動画が得られたら、それがどのホテルなのかを確認します。


ヨーロッパの場合は、Booking.comが最も多くのホテルを掲載し画像も多いので便利。

Booking.com: ホテル・旅館・別荘など、世界最大級のラインアップ
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SNSでホテルの名前までバッチリ確認できているなら、都市→ホテル名で検索し、SNSとBooking.comの画像を照らし合わせて答え合わせをします。


名前まで確認できていないのであれば、都市からさらに細かく検索する必要があります。
ある程度のビッグクラブや代表チームであれば4つ星か5つ星ホテルに滞在するはずなので、まずホテルランク[4つ星・5つ星]宿泊施設タイプ[ホテル]でフィルターをかけます。
これだけでも小さな街ならかなり絞れますが、大都市だとまだまだガッツリ候補が出てきてしまうでしょう。


ここから絞り込むには、


・チームのスポンサーになっている系列ホテルはないか
→まずそのホテルを検索
・選手たちのホテル到着時の画像や動画に周辺の建物や景色が写っていないか
→グーグルマップも併用し、周辺の施設や店からホテルを割り出す
・スタジアムとの位置関係
→街中心〜スタジアムとの間の辺りに滞在する場合が多い
・ホテル施設
→駐車場やジムがあるホテルに滞在する場合が多い
・ホテルの料金や空き室状況
→チームの滞在(予定)日が予約不可や料金が高騰してると、もしかするかも


などの合わせ技を駆使し、ヲタの意地を見せて推しの居場所を嗅ぎつけましょう。

『グーグルマップ』で行き方を調べる

SNSとBooking.comの画像を照らし合わせて答え合わせが完了したら、あとはそのホテルをグーグルマップで検索します。


グーグルマップでもホテルの画像がチェックできるので、実際にはSNS→Booking.com→グーグルマップという順番ではなく、Booking.comとグーグルマップを並行で利用するといいでしょう。


グーグルマップで場所が確認できたら、自分の滞在場所やスタジアム、あるいは行く予定の観光スポットなどからのアクセスもチェックしておきます。


また最初のホテル到着時のタイミングで出待ちをする場合、空港からの車での所要時間も確認するとおおよそのホテル到着時間が掴めます。


何時のフライトで着くかをチームが直接的に報告することはまずないですが、↓のような感じで離陸前や着陸後に『やあロンドン、今から俺たちが行くぜ!/着いたぜ!』的なSNSを空港でアップすることはあるので、こちらも公式アカウントや各メディア、サポーターの親切心を信じてSNSをこまめにチェックしましょう。

 
 
 
 
 
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狙いがハズレた場合もSNSを追って柔軟に対応する

ホテルの外にチームバスがあれば当然アタリ photo by Maki

上記の手順で入念に調査しても、狙いがハズレてしまうことはあります。


特に大都市では宿泊施設も多い分、似たような外観や内観のホテルが複数あることも考えられるからです。


また最初のホテル到着時の出待ちを狙う場合は、同じ街への前回の遠征時に利用したホテルを検索する必要があるため(今回の滞在ホテルがどこかを伝える確実に信頼できる情報がない限り)、前回滞在したホテルが判明しても今回違うホテルを利用する可能性もあります。


チーム滞在予定日、特にチェックイン予定時間前後にホテルに足を運び、ホテル前や周辺に全くメディアやサポーターの姿が見当たらなければ残念ながらハズレの可能性が高いです。


しかし自暴自棄にならず、再び最新のSNSをチェックしましょう。


この後に解説しますが出待ちのチャンスは何回もあるので、仮にチェックイン時のチャンスを逸してもその時の最新の画像や動画をアップするメディアやサポーターがいれば、再度検証→ホテルの特定ができるはずです。

出待ちのタイミングは複数回ある!

試合直前の出待ちは混雑しがち photo by Maki

ホテル到着時(通常は試合前日)

試合開始時間にもよりますが、基本的には試合前日にホテル入りすることが多いです。
このタイミングはチームの空港への到着時間さえ分かればホテル到着時間も割り出しやすいため、何時間も待つ必要がありません。


また試合直前だと緊張感が高まっていても、前日であればまだリラックスムードで声がかけやすい場合が多いのもポイントです。


なお代表チームの場合は、試合数日前から滞在するのが一般的です。

トレーニングや散歩へ出発する時&戻る時(試合前日or当日or翌日)

こちらも試合開始時間によるのですが、選手たちがホテル到着から試合までずっとホテルに引きこもっていることは稀だと言えます。


試合前に少なくとも一度はチームトレーニングや散歩などで身体を動かしに外に出るはずなので、そのタイミングも出待ちのチャンスです。


デメリットは正確な時間が調べにくく長時間待つ可能性があることですが、運が良ければチームスタッフが予定時間を教えてくれることも。

試合へ出発する時&戻る時(試合当日)

最も時間が分かりやすいのが、試合のためにスタジアムに出発する際、そして試合終了後に戻ってくる際です。


チームは目安として試合開始の2時間前前後にスタジアム入りすることが多いので、ホテルからスタジアムへの所要時間を計算すれば大体の出発時間が分かります。


おそらくこのタイミングが一番出待ちの人数が多い時で、人混みに埋もれる可能性がある一方、多くの人が選手に声をかけるので写真のチャンスも増えます。


なお試合時間によっては試合後ホテルに戻らず、そのまま空港から帰路につく場合もあります。

サインや写真をもらう際のポイント

バイエルン時代のビダルさんに群がる人々 photo by Maki

心構えやマナー

何十分、何時間と待っていても選手が来て通り過ぎるのは一瞬なので、ハッキリと大きな声で推しの選手の下の名前かニックネームを呼びましょう
選手の名前&背番号入りのユニフォームや、お手製のアピールボードなどがあればさらに目につきやすく、チャンスが増えます。


選手たちは出待ちの人数によって流れ作業のように次々とサインやセルフィーをする場合もあれば、あなた一人のために止まってくれる場合もあります。


いずれにしても感謝の一言は忘れずに伝えましょう


しばしば選手が集中モードだったり音楽を聴いていたりして、声をかけても耳に入らず去ってしまうこともありますが、それで無視された!と思うのはやめましょう。
あくまでももらえたらラッキー&感謝ぐらいの心構えが大切です。


また、選手が止まってくれた場合は写真がいいですが、通り過ぎる複数の選手をまとめて撮るなら動画の方がベターです。

持っていると良いアイテム

  • 油性ペン(サイン用)
  • ユニフォーム(推しの選手の名前入りがベスト)
  • お手製のアピールボード(推しの選手が誰かがハッキリ分かるように)
  • スマホの充電器(いざという時にバッテリー切れにならないように)
  • 選手一覧が確認できる本やサイト(控えも含めて誰が誰だかきちんと確認するため)

ホテルなら“出待ち以上”を経験することも可能

ロビーが見渡せるカフェは超便利 photo by Maki

ホテルに宿泊する

出待ちというのはホテルの出入り口に突っ立って延々と推しの選手を待ち続けるイメージですが、ホテルなので当然泊まってもいいわけです。


もっとも選手達はホテル滞在中、特に試合前は集中あるいはリラックスしたい時間なので、声をかけるタイミングには充分気を配り、勝手に写真を撮るような行動はやめましょう。


それでも普通にホテルの施設を使うのは宿泊客であれば自由なので(ホテル側が規制を設けていなければ)、適当にうろちょろしてれば選手と大接近できるチャンスが何度もあるでしょう

ホテルのカフェやバーを利用する

宿泊が難しい場合は、ホテルのカフェやバーを使うのもおすすめです。
特にホテルのロビー付近にあるカフェなら人の動きが見えやすいので、出待ちの待ち時間にも使えて非常に便利です。


出待ちをする際は常に最新のSNSを追うことが大事なので、カプチーノを飲みながら優雅にチェックできるのもいいですよね。


スマホの充電ができるなら、それも忘れずに。


店の外で人の動く気配を感じたら先に会計を済ませ、いざ選手たちが出てきた時に瞬時に席を立てるようにしておきましょう

ホテル出待ち以外でサインをもらうチャンスは?

オランダ代表のみなさんのサイン photo by Maki

ここまでホテルでの出待ちによるサッカー選手のサインのもらい方を解説してきましたが、これ以外にも方法はあるのでしょうか?

はい、あります!

主に次のような方法です:

①スタジアムでの出待ち
②空港での出待ち
③公開トレーニング
④ファンイベント

それぞれ簡単に説明を加えると、①は試合が行われるスタジアムで選手の到着時or試合後にもらう方法です。

メリットはホテルと違い場所が分かりきっていること、デメリットはスタジアムの構造(駐車場の位置など)によってはファンが選手に接触できないこともあること。

②も同様に、チームが空港に到着時or出発時に出待ちをすることで、サインやセルフィーのチャンスがある場合も。

③はクラブや代表が公開トレーニングを行う際に、ファンとの接触の機会を設けてくれることがあります

最後に④は、ファンとの交流イベントやトークショーなど、大小・有料無料の様々なタイプがありますが、選手と近づける貴重な機会です。

どの方法も一長一短はありますが、サインがもらえたり写真が撮れたりする可能性が最も高いのは、③か④ではないかと思います。

というのもこれらはクラブや代表、選手が公式に行うものであり、空港やホテルにいわば勝手にファンが押しかけるのとは異なります。

そのため推しのクラブや代表チーム、選手の公式SNSをフォローし、公開トレーニングやファンとの交流イベントの予定があるかぜひチェックしてみましょう。

筆者個人としては、ホテル出待ちのワクワクドキドキ感、狙いが外れた時のガッカリ感、最終的にもらえた場合の達成感が一番好きだったりするのですが、特に旅行者だと日程も限られているでしょうし、あなたにとって試しやすい方法を選択してみてくださいね。

出待ちのルールが厳しくなる可能性も?!

さてここまでホテル出待ちなどによるサインやセルフィーのもらい方を書いてきましたが、少し気になるニュースが入ってきました。

欧州各国クラブで相次ぐ“ユニ下さい”バナーの禁止…理由は「子どもたちをガッカリさせてしまうため」 | ゲキサカ
デンマークのコペンハーゲンは27日、新シーズンからスタジアム内で選手にユニフォームを求めるバナーを掲示することを禁止すると発表した。今年に入って、欧州各国のクラブで同様の対応が立て続けに行われてお...

こちらはスタジアムで試合後に選手のユニフォームをおねだりするバナーを禁止にするクラブが増えているという内容ですが、出待ちとも全く無関係とは言えなさそうです。

というのもその禁止の理由として『選手がリクエストに応えられないと子供をガッカリさせたり、ネガティブなイメージを持たれる』『転売されている』などとしており、同じことは出待ち時のファンサービスにも当てはまるのではないでしょうか。

こういうバナーを禁止にするクラブが今後は増えていく? photo by Maki

例えばファンが「○○選手にサインをもらえた!」とポジティブな出来事だけをSNSに投稿するならまだしも、「○○選手はサインくれたけど▲▲選手はくれなかった!」みたいな投稿だと、まるでサインをしなかった選手が悪者のように感じてしまいますよね。

しかし前述の通り、公式のファンイベントなどならともかく、ホテルや空港に勝手に押しかけたファンに選手がサインや写真に応じる義務は一切なく、あくまでも選手が善意で行なってくれるサービスです。

ましてやおねだりする人が本当のファンですらなく、選手が善意であげた物が単なる金稼ぎの道具として転売されているとしたら、ルールが厳しくなるのも当然ではないでしょうか。

今後もファンが気軽に出待ちを楽しめるようにするには、我々一人一人のファンが最低限のモラルやマナーを持つことが大事かもしれません。

まとめ

ここではヨーロッパのそれなりのビッグクラブや代表チームという想定で、ホテル出待ちの実践テクニックを解説しました。
これが5部リーグのクラブとかだと全く状況が違うので、あまり参考にならないことをご了承ください。


ホテルの警備の厳しさは場合による異なるので、宿泊客でなくてもロビーまですんなり入れる場合もあれば、カフェさえ利用できない場合もあります。


滞在ホテルを発見することや選手が来るまでずっと待ち続けることは一苦労かも知れませんが、憧れの推しの選手のサインや写真がゲットできればその努力の何倍も報われるはず。

そして今後もファンが出待ちを楽しめるようにするためにも、サインやセルフィーはしてもらえて当然とは決して思わず、善意で行なってくれる選手に対する感謝や敬意を忘れないようにしましょう。


この記事を最後まで読んでくれた、あなたの成功を祈ります!

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