【在住者が解説】オランダの気候とベストシーズンまとめ

オランダ
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オランダを旅行する際に気になるのが、気候。
涼しいイメージがあるオランダですが、実際はどうなのでしょうか?
夏でも長袖は要る?冬は氷点下?
この記事ではオランダ在住の筆者が、オランダの気候とベストシーズンについて詳しく解説していきます。

1年中涼しい気候だが温暖化の影響も?

 

 
 
 
 
 
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オランダが低地の国であることは有名ですが実際にオランダの最高地点は322mと、東京タワーより低い平らっぷりです。
国土面積も日本の約1/9とコンパクトサイズなので、都市による気候の差はあまり気にしなくて良いでしょう。

オランダは西岸海洋性気候に分類され、


・夏はあまり暑くない
・冬の寒さもそこまで厳しくない
・1年を通してまんべんなく雨が降る


といった特徴があります。
なんだか地形も気候ものっぺりとしている印象ですね。

日本では室蘭・日光・阿蘇などが西岸海洋性気候に属すると言われているため、『日本で夏休みに避暑に行く場所』というのがオランダの気候のざっくりとしたイメージと言えるかもしれません。

建物内は暖房がよく効いているとは言え夏でも朝晩は涼しいので、どの季節でも長袖は必須です。

一方で近年では地球温暖化の影響で、以前は冬のオランダの定番の光景だった凍った運河でのスケートはあまり見られなくなりました。
2019年7月にはオランダ観測史上初の40℃も記録し、このままオランダの日光から熊谷に変貌を遂げてしまうのでしょうか(´・ω・`)
(熊谷さんを揶揄する意味ではありません)


もっとも毎日40℃というクレイジーな天気だったわけではもちろんなく、平均的には真夏でも20〜25℃前後の快適な日が多かったです。


40℃というのは事故のようなものかもしれませんが、オランダの建物にはエアコンがない場合もあるので、夏に旅行する際は宿泊施設(特にAirbnbなど民泊を利用する場合)に予約前に念のためエアコンの有無を確認することをおすすめします。

アムステルダムの平均気温・降水量・日照時間

 
 
 
 
 
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ここでは首都アムステルダムの気候をまとめました。
データはサイトにより多少違いがあるので、参考程度にしてくださいね。
データ参考:Holiday Weather

年間を通して雨が降るというのがよく分かるデータですが年間降水量は790㎜で、実は東京の約半分ほどです。


オランダ人は自国の天気と食べ物の自虐ネタが好きなので、正直在住者の感覚でもこの数字は意外でした。

おそらく強風のため少量の雨でも強く感じることや、1日の中でコロコロ天気が変わり安定しないことが、雨が多いイメージに繋がっているのではないかと推測されます。


現地人は強風&雨でも傘をささずにあまりにも平然としているので、一瞬これは自分の心の中で降っている雨なのかと頭をよぎりますが、実際に降っています。
しかしその強風ゆえに傘よりレインコートの方が便利なのは事実で、普通の傘だとあっさり大破したり結局ずぶ濡れになることも。


そのためどの時期に旅行する場合でも、折りたたみ傘だけではなく全身をすっぽりカバーできるレインコートタイプの雨具も用意することをおすすめします。

また黄色のグラフを見て分かる通り、12月〜2月は平均日照時間が1〜2時間/日と、とにかく太陽が顔を出す時間が短め。
つまり雨や雪は降らなくても曇りが多く、スッキリ晴れる日が少ないのでどうしてもどんよりとした印象になります。

気温に関しては日本の主要都市より夏は涼しい・冬は寒いのは間違いないものの、低地のため極端に寒くなることも稀です。

日本での服装に夏は着脱しやすい長袖(防水仕様ならなお良し)を1枚プラス、冬は氷点下5℃ぐらいまでを想定して防寒具を揃えると良いでしょう。

言うまでもなくベストシーズンは春から夏

在住者がドヤ顔で解説するまでもなく、オランダのベストシーズンは春から夏です。
と答えは0.2秒で出てしまうのですが、中にはその時期に休みが取れない人や、風車×チューリップ畑というベタなイメージ以外のオランダを旅したいという人もいるでしょう。
そこで各季節ごとのおすすめの楽しみ方を紹介します。

オランダの春(3月下旬〜5月)の楽しみ方

3月下旬にサマータイムがスタートするといよいよ春の訪れです。


実際にはこの時期はまだ肌寒い日も多いのですが、昼が長くなり、街には花が咲き始め、オランダの定番観光スポット・キューケンホフ公園もオープンし(2020年はコロナウィルスの影響で閉園)、まさにザ・オランダである風車×チューリップ畑が目の前に。
チューリップの満開時期は、桜と同様毎年気候により変動するので断言するのは難しいのですが、4月中旬から5月上旬がベストと言われています。

それに加えてイースターや4月27日の国王誕生日といったイベントも多く、春は最も華やかな時期です。


いや普通に寒いんだけどという冷静なツッコミは心にしまい、積極的に街に繰り出して色とりどりの花や新緑が眩しい公園を散策したり、神々しい存在として崇められるホワイトアスパラガスを賞味したりして人生の春を謳歌しましょう。

オランダの夏(6月〜8月)の楽しみ方

夏は世界中から観光客が訪れる時期で、多種多様なイベントやフェスが行われる賑やかな季節です。


日本のジメジメした梅雨〜猛暑の夏から逃げ出すのにもちょうどいい快適な気候で、汗だくになるような日はほぼありません。
最も日の長い6月中旬〜7月中旬頃は22時過ぎまで明るく、観光・ショッピング・グルメをとことんじっくりと時間をかけて楽しめます。


気温が上がればビーチで泳ぐこともでき、涼しくなる夕方以降はビーチサイドのおしゃれなバーやレストランで長い夜を過ごすのが定番デートコース。


オランダの代表グルメ・ハーリングが特に美味しいのも春から夏です。

料理がまずいオランダの希望!割と美味しいグルメ7選
オランダの料理はまずいという噂は本当なのでしょうか。 結論から言うと、ほぼ本当です。 しかしオランダ在住の筆者はその酷評を覆すべく、まだかろうじて美味しいと言えるグルメ7つを発掘しました。

オランダの秋(9月〜11月中旬)の楽しみ方

 
 
 
 
 
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夏のバカンスシーズンが過ぎると怒涛の観光客、特に夏休みを利用して訪れる学生の波が引き、落ち着いた大人っぽい雰囲気になります。


緑から黄色、そして茶色へと刻々と色を変える樹々を眺めながら散歩をし、オランダが生んだ巨匠たちの美術館巡りをすれば、即席ポエマーとしてデビューしたくなってしまいそう(しろとは言っていない)

再び日は短くなっていきますが、夜と昼・静と動の両方の雰囲気をバランス良く感じられる季節とも言えるでしょう。


10月下旬にサマータイムが終わる前は陽キャな秋、その後は陰キャな秋という感じで、11月以降はよりコアな旅人向きです。

オランダの冬(11月下旬〜3月中旬)の楽しみ方

 
 
 
 
 
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本格的な冬が訪れると、暗く冷たい空気を吹き飛ばすように美しいイルミネーションが街を照らし始めます


雪が積もることは少ないので、寒さと時折襲う雨と風にさえ大人の対応を見せれば、夏より遥かに観光客の少ない街をゆっくりと楽しめるのが利点。

ドイツやフランスのように大規模ではないものの各地でクリスマスマーケットも開かれ、ロマンチックな旅行をしたいカップルや写真好きには特におすすめ。


冬のオランダの過ごし方についてはこちらでも詳しく解説しています。

【在住者がすすめる】冬のオランダ旅行を楽しむ6つのプラン
オランダ旅行のベストシーズンは鮮やかな花が街を彩る春、そして日が長く22時頃まで快適な天気の中で観光を楽しめる夏と言われています。 しかしオフシーズンである冬も、冬ならではの楽しみ方ができます。 今日はオランダ在住の筆者が、冬のオランダの楽しみ方6つを紹介します。

まとめ

オランダの気候の特徴とベストシーズンを紹介しました。

雨が多い印象でしたが実際には意外と降水量は多くなく、涼しいのが好きな人には非常に過ごしやすい気候と言えるでしょう。

サマータイム期間中、特に4月〜8月が最も人気の季節ですが、秋は落ち着いた黄葉や落葉・冬はロマンチックなイルミネーションなど、それぞれの季節にそれぞれの魅力や見どころがあります。

この記事を書いている2020年4月現在、コロナウィルスの影響でオランダはもちろん世界中の国への旅行が厳しい状況になっています。
いつ事態が収束するかは分かりませんが、一刻でも早く今までのように楽しくオランダ旅行ができる日が戻ってくることを願います。

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