【在住者が薦める】冬のオランダ旅行を楽しむ6つのプラン

オランダ
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オランダ旅行のベストシーズンは鮮やかな花が街を彩る春、そして日が長く22時頃まで快適な天気の中で観光を楽しめる夏と言われています。
しかしオフシーズンである冬も、別の魅力があるのをご存知でしょうか?
この記事ではオランダ在住の筆者が、冬のオランダの楽しみ方6つを紹介します。

バラエティ豊富なミュージアム巡りで感性を磨く

オランダはゴッホ、フェルメール、レンブラントなどを生んだアート大国。


もちろんミュージアム巡りは1年中できますが、特に寒くてどんよりした冬は暖房の効いた館内でじっくりアート鑑賞できる最高の季節です。

ハイシーズンの夏には混雑してなかなか落ち着いて過ごせないような人気のミュージアムでも、冬ならずいぶん静かになるのも大きなメリット。


いわゆる巨匠達の王道アートにあまり興味がなくても、オランダには子供から大人まで楽しめるバラエティ豊かな美術館や博物館が目白押し!


ぜひ自分の感性に響きそうなミュージアムを探して、右脳を刺激しましょう♪

・ゴッホ美術館

美術館に行こう
最も充実したフィンセント・ファン・ゴッホのコレクション―《じゃがいもを食べる人々》《ひまわり》《アーモンドの花咲く枝》《種まく人》などの傑作を含むゴッホ美術館での美術鑑賞を心ゆくまでお楽しみください。

・アムステルダム国立美術館

アムステルダム国立美術館のご紹介 - Rijksmuseum
アムステルダム国立美術館は、新しい可能性に満ちた歴史ある美術館です。今なお新鮮な驚きを与えてくれるオランダの名作をぜひご鑑賞ください。

・エッシャー美術館(英語)

Prepare to be amazed by the works of M.C. Escher | Museum Escher in The Palace
With over 120 prints you can always see the best known works and a changing selection of prints by the amazing graphic a...

オランダ式サウナで身体と心を温める

日本でも最近大注目のサウナ。
ヨーロッパではフィンランドがサウナ発祥国として最も有名ですが、オランダでもサウナは大人気なんです。


オランダのサウナにはドライサウナやスチームサウナに加え温水プールがついているのが一般的で、施設によってはレストラン、マッサージ、ホテルなども併設しています。


えー、それでとても重要なのが、えーーーー、基本的に混浴です。


それはムリ、と言う人は多くの施設が特定の日に設けているスイムウェア着用デーに訪れましょう。

オランダのサウナについては、こちらの記事でより詳しく紹介しています。

華やかなイルミネーションにときめく

冬のヨーロッパ旅行となると、どこの国であれ美しいイルミネーションを楽しみにしたくなるのが世の常ではないでしょうか。


オランダでも冬のイルミネーションはバッチリあなたを魅了するに違いありません。


特に毎年12月上旬から1月中旬頃にかけて行われるアムステルダムの光の祭典“Amsterdam Light Festival”は、独創的な光のオブジェがアムステルダムの伝統的な街並みに溶け込む、見逃せない幻想的なイベントです!

Amsterdam Light Festival
In December and January, the city-centre lights up during Amsterdam Light Festival. Every year, artists from all over th...

アムステルダムの他にも、近代的でスタイリッシュなロッテルダム、ミッフィーの街としても知られるユトレヒト、ベルギー&ドイツにも近いマーストリヒトなど、異なる街の異なるイルミネーションを色々と巡ってみるのもおすすめです。

アドリブでスケートに挑戦する

オランダと言えばスケート王国。かつては冬になると、国中の凍結した運河で老若男女誰しもが毎日スケートをしていたとか。


現在では温暖化の影響でたまにしかその光景は見られなくなってしまいましたが、オランダ人のスケート愛は決して変わらず、冬の訪れと共に街のあちこちにスケートリンクが出現します。


あなたのスケート愛が何℃であろうと、せっかく目の前に出現しているリンクをスルーするわけにはいきません。滑りましょう!!

https://iceamsterdam.nl/en/

市場で激安の花を買い、宿の部屋に飾る

全体的な物価としては日本よりやや高いオランダ。
外食費や交通費がじわじわと財布を痛めつける中、驚異の安さを見せつけているのが、花です。


花はオランダ人の生活に欠かせない存在で、特に市場では鮮やかでセンスの良い美しい花々が冗談のような価格で売られていることが日常茶飯事


旅行中だから、と諦めるのは実にもったいない!ぜひお気に入りのブーケを買って滞在中のホテルやアパートに飾ってみましょう。


しょぼい部屋だとしても一気にグレードアップして、あなたの滞在をより華やかにしてくれますよ♪

カフェをはしごしてオランダスイーツを味わい尽くす

オランダがグルメ大国ではないことは以前こちらの記事でも伝えましたが、比較的ハズレがないのがスイーツ。


日本と比較するという禁じ手さえしなければ、なかなか充実したラインナップを誇ります。


オランダ定番スイーツとしては、りんごの存在感がけたたましいアップルパイ(Appeltaart)、オランダ式パンケーキのパンネクック(Pannekoek)、そのひとくちサイズ版ポッフェルチェス(Poffertjes)、もっちりしたサーターアンダギーみたいなオリボーレン(Oliebolen)、ピンク色のルックスが某夫婦を連想させるトンプース(Tompouce)、お土産としても大人気のストロープワッフル(Stroopwafels)などなど。


暖かいカフェでまったりするのもいいですし、屋台やテイクアウトで食べられるスイーツも多いので、気軽に様々なスイーツを試しやすいのもポイントです(^^)

まとめ

寒い・暗い・長い・・・という印象が強い、オランダの冬を楽しむための6つの具体的なプランを紹介しました。

なおオランダの気候に関しては別記事で詳しく書いていますので、そちらも参考にしてもらえればと思います。

在住者の率直な見解としては、短期間の旅行であればオランダの冬にはメリットや魅力が結構あるということ。

『短期間の旅行であれば』とあえて書いたのは、曇りや小雨、強風混じりの日も多いオランダの冬は約5ヶ月にも渡り、それを毎日過ごしている在住者視点では、ネガティブに語られることが多いため。

しかし短期間であれば、上記で紹介したように観光・イルミネーション・グルメ・ショッピングなどを思う存分堪能して、天候に嫌気が差す前にさっさと旅を終わらせてしまえばさほど問題にはならないでしょう。

一般的なオフシーズンである冬は、クリスマスから年末年始を除くと1年で最も安く旅行しやすい時期でもあり、なるべく予算を抑えてオランダに旅行したい人にも最適の季節。

明るく賑やかな夏とは違うオランダの冬を、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。

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