オランダ移住に関する噂の数々・・・それって本当?ウソ?

オランダ
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フリーランスビザの取得のしやすさから、近年海外移住を希望する日本人から大きな注目を浴びているオランダ。
それに伴ってオランダ移住に関する情報がインターネットでは溢れ、中には真偽が不明な噂も。
この記事では実際にオランダに移住した筆者が、オランダ移住にまつわる数々の噂を検証します。

情報発信者によって見解は異なる!

まず最初に、一番重要なポイントを書いておきます。

それはあらゆる疑問や質問に対する答えは必ずしも1つではなく、人によって見解・意見は違うということ。

例えばあなたがオランダ移住に興味を持ち、インターネットやSNSで情報収集をするとします。

するとオランダ在住者のブログやSNSがたくさん見つかると思いますが、その中には20年前に移住した人もいれば今年移住した人もいるでしょうし、アムステルダムのような大都市に住んでいる人もド田舎に住んでいる人もいるでしょう。

情報発信者が意図的にウソを伝えていることは少ないでしょうが、ほとんどの人は自分の体験を元に情報を提供しているので、「私が移住した時は」「自分が住んでいる街では」「僕の周りでは」etc.あくまでもそれぞれの主観的な情報であることを念頭に入れる必要があります。

そのため、目に入る情報全てを闇雲に鵜呑みにするのではなく、なるべくあなたの希望する条件や状況(移住理由・時期・都市・家族構成など)に近い移住者の情報を参考にするのが賢明でしょう。

この記事を書いている筆者のプロフィールをごく簡潔にまとめると、このようになります。

  • 2016年に1人でオランダに移住(現在もシングル)
  • フリーランス(個人事業主)ビザで滞在
  • 外国人も多い大都市在住
  • 海外生活は初めてではない

特に1人で移住するか家族で移住するかで、オランダ生活の中身が大きく変わってくるので、ここはよくチェックした方が良いでしょう。

それでは続いて、オランダ移住にまつわる噂を筆者が独断でぶった切っていきます!

噂①オランダはフリーランスビザが取りやすい

筆者の回答:概ね本当!

これはまあその通りだと思います。

もし単純に海外に住みたいだけなら、一般的にビザ取得が容易な留学やワーホリ、リタイアメントビザetc.で移住できる国は多いですが、フリーランスとして仕事をしたいとなると、候補はかなり限られてきます。

そんな中、オランダは資本金€4500という破格の条件でフリーランスビザ取得が可能。

ビザ取得までの手順もネットで容易に調べられるので自力で取得する人もいますし、移民弁護士などにサポートを依頼する人もいます。

おそらく最も苦労するのは、一番最初にクリアしなければならない『住民登録可能な住居を契約』というステップ。

オランダでは住居不足が年々深刻になっており、オランダ人でさえ物件探しに四苦八苦するような状態のため、ビザがまだ取れていない段階の外国人にはさらに厳しい状況。

「ビザ取得は楽勝」と余裕をぶっこいていると、最初の一歩で躓く可能性があることは頭に入れておいた方が良いかもしれません。

そしてそれ以上に重要なポイントは、『ビザ取得』が簡単なだけで、ビザ取得後にオランダで生活できるだけの収入を得られるかどうかは全く別の話です。

噂②英語ができれば生活できる

筆者の回答:場合による!

『オランダは英語が通じるから英語だけで生活できる』というのもよく囁かれる噂の1つ。

実際に筆者はオランダ語ができなくても5年以上住んでいますし、同様の在住日本人は多いはず。

オランダ語の郵便物はグーグル翻訳、サイトも自動翻訳でやり過ごせますし、あとはこんにゃく化すればもう立派なドラえもんの世界です。

なので個人的な回答は「本当!」ですが、どこに住んで・どんな仕事をして・どんな人と付き合うかによっては、オランダ語ができないと不便な場合も。

オランダ人やEU圏からの移住者ならほぼ英語が話せますが、中東やアフリカなどからの移住者はオランダ語&母国語のみという人は珍しくなく、また田舎で外国人がほとんど住んでいないような地域では英語だけではコミュニケーションが難しいでしょう。

仮に大都市に住むとしても、色々な人と深く・広く交友関係を持ちたかったりビジネスを展開したかったりするのであれば、オランダ語ができた方が良いのは間違いありません。

噂③オランダは反日国家

筆者の回答:ウソ!

“オランダ”をwikiさんで検索すると、このような記述が:

第二次世界大戦時、日本はオランダの植民地であった蘭印(現在のインドネシア)を攻略し占領した。このことが、第二次世界大戦後のインドネシア独立の大きな要因となって、オランダは重要な植民地を失い、また戦中の白馬事件などの影響もあって、戦後は反日感情が強かった。

Wikipedia

ドキッ。

ってことは、道を歩いてると突然インドネシアを返せー!!とナシゴレンを投げつけられたりするのかしら(´・ω・`)

・・・と心配になるかもしれませんが、まずそんなことは起こりません

戦後、そして昭和時代まではそういった反日感情があったのは事実かもしれませんが、令和の現在にもしそんな反日国家であったとしたら、そもそも日本人に対してこんな特例の条件でビザ発給を認めないのではないでしょうか。

億が一ナシゴレンが飛んできたら、ガドガドをドカドカと鼻に突っ込んでやりましょう(やめなさい)

結構色んな国に訪れたことがありオランダ以外の国にも住んだことがある在住者の感覚としては、オランダはむしろ最も移民に寛容な国の1つだと思っています。

はいはい、それはあなたの個人的な感想でしょ・・・と思うなかれ、World Population Reviewというサイトが発表した2022年最新版の『人種差別が少ない国ランキング(Least Racist Countries)』によると、なんとオランダは世界一!!すごいぞオランダ!!\(^o^)/

ちなみに2位はカナダ、3位はニュージーランド、4位以降に北欧勢が続き、日本は36位という結果に。

うーん、これはナシゴレンを投げつけられても文句は言えない結果ですね(ナシゴレン関係ない)

噂④オランダの子供は世界一幸せ

筆者の回答:知らん!

オランダはしばしば子供の幸福度や教育が世界一と言われることから、子連れで移住を考える人もいます。

これについては、1人で移住したシングルの筆者が答えるのは難しいというのが正直なところ。

オランダは子供に限らず大人も幸福度指数が高く、2022年の最新版では世界第5位、それに対して日本は54位だそうです。(参照:World Happiness Report)

ただし、当たり障りない意見ではありますが、子供も大人も一人一人個性や性格、好みが異なるので、オランダの方が合う人もいれば日本の方が合う人もいるというのが筆者の考え。

オランダに移住すれば誰でも無条件に幸せになれるということではないので、子供や自分自身の性格から将来設計、在住者の体験談etc.多角的に情報収集・分析し、オランダ移住が自分(&家族)に合っているかを判断することが大切ではないでしょうか。

噂⑤オランダは食事がマズい

オランダ在住者の回答:本当!!!

・・・ってあれ?いきなりオランダ在住者が一斉に声を揃えたの??

えー、実際にオランダ在住者全員にインタビューをした訳ではないですが、これはほとんどの人がこう答えると思います。

オランダの壊滅的な食事を目の前にした約1万人の日本人在住者の深いため息によって、オランダの地盤沈下や遥かイタリアのピサの斜塔の傾斜進んでいるとかいないとか(いないよ)

そんなことを書くとますますため息が深まってピサの斜塔が倒れてしまいそうですが、実際にはオランダ人も自国の食べ物のマズさを自覚していることもあり、そこまで絶望的な状況ではありません

街を歩けばイタリアンからケバブ、インドネシア料理にSUSHIなどありとあらゆる国際的なグルメが食べられ、普通のスーパーでも世界中の様々な食材や調味料を簡単に手に入れることが可能。

一般的に外食が高めなのはマイナスポイントですが、市場やアジア食品スーパーなどを活用して自炊すれば、日本食やその他好きな料理を手軽でリーズナブルに口にすることができます。

マズいオランダ料理を毎日毎食食べ続けた挙げ句ピサの斜塔を崩壊させて、イタリア人をガッカリさせるような事態は避けたいものですね。

まとめ

オランダ在住の筆者が、オランダ移住にまつわるあんな噂やこんな噂を検証しました。

筆者個人としてはオランダに移住して良かったと思っていますし、同様にオランダ生活を気に入っている日本人在住者が一定数いるのは間違いありません。

ただし、例に挙げたような『幸福度指数』『人種差別が少ない国』といったデータを、あまり過剰にアテにするのも少しリスキーだと思います。

分かりやすくシンプルに例えると、仮にオランダ人の99%が差別意識のない素晴らしい国民だとしても、残り1%のレイシストが隣人やママ友、近所のスーパーのスタッフなど自分の身近に偶然固まっていたら、そんなランキングは全く無意味に思えることでしょう。

どこの都市に住むか、どんな事業をするか、どれぐらいの資金が必要かetc.は事前に調べられますが、さすがに隣人や子供のクラスメート一人一人の身辺調査を前もって行なうのは無理です。

客観的なデータや在住者の口コミを参考にするのはもちろん大切ですが、それらをどれだけかき集めたとしても、最終的には自分自身で実際に体験しないと分からないことも多いのが現実。

とは言え、この記事がほんの少しでもあなたの役に立てば幸いです!

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