ギリシャの3000を超えると言われる島々の中でも特に温暖な気候に恵まれている、ロードス島。
美しいビーチ、歴史を伝える古代遺跡、絶品グルメと魅力が尽きないロードス島には宿泊施設も島中に点在しています。
この記事ではそんなロードス島で宿泊したいエリアをまとめました。
ロードス島のおすすめ宿泊エリアマップ
細身のモアイ像を右に傾けたような形のロードス島の主な観光スポットや街・村は、東海岸に集中しています。
その中でも最北端の世界遺産の首都ロードスを始め、北部から中部に街や村が多く、南部はポツポツと控えめな村や自治体が点在している程度。
そのためとにかく人里離れた場所に滞在したいとか長期滞在やハードリピーターとかでない限り、島の東海岸の北部〜中部に宿泊するのが王道と言えます。
この王道エリア内でも洗練されたオーラをまとうビーチリゾートからこぢんまりとした村まで、街の雰囲気や規模は千差万別。
さらに横道に逸れた人生を歩む人のために？王道エリアから少し外れた村もピックアップしました。
いずれも異なる魅力を持った人気宿泊エリアなので、それぞれの特徴や場所を踏まえてベストのエリアを選んでくださいね。
なおロードス島の観光の目玉の一つでもある絶景ビーチについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
注意点として、欧州ビーチリゾートあるあるですが、オフシーズンである11月〜3月頃にはクローズする宿泊施設や飲食店も見られます。
特に取り柄がビーチのみといった感じの小さな村だと宿やグルメのオプションが激減する可能性があるので、オフシーズンはある程度大きな街に滞在するのが無難と言えるでしょう。
①Rhodes Town/ロードス・タウン
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ロードス・タウン（ロードスのみの表記の場合も）は、島全体の半分近い人口約5万人が住むロードス島最大の街。
ただ人口が多いというだけではなく中世に一瞬でタイムスリップしたような世界遺産の旧市街、無数の小洒落たレストラン・カフェ・ショップ・ナイトスポットが集まる新市街、それを取り囲むエーゲ海ビーチと、見どころは実に多彩。
史跡巡り、ビーチ遊び、グルメ、ナイトライフとどんな目的の旅人も満足させてくれるであろうロードス・タウンは、初めてのロードス島旅行には特に最適です。
宿泊施設も断トツで多く、リーズナブルな安宿からローカル気分で滞在できるアパートメント、ラグジュアリーな高級リゾートまであらゆるランク・タイプ・予算の宿が揃っています。
ロードス・タウンのおすすめポイント
・世界遺産の旧市街＆活気溢れる新市街＆エーゲ海ビーチの融合
・年間を通して食・飲・泊・遊のオプションが豊富
・ロードス島で一番宿泊施設が多い
②Faliraki/ファリラキ
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エンターテイメント性に実に優れているのが、ファリラキです。
ファリラキには朝まで遊べるナイトスポット、デートにピッタリのおしゃれなレストランやバー、豊富なマリンスポーツ、そして子連れファミリーに大人気の大型ウォーターパークと、キッズから若者、親世代まで楽しめるスポットやアクティビティがてんこ盛り。
また宿泊施設もコスパ抜群の安宿からオールインクルーシブの5つ星ホテルまで、安宿・中級・高級がバランス良く点在。
ホテル内は充分落ち着いた環境の所も多いですが、街の特徴を踏まえるとアクティブに遊びたい人に向いていると言えるでしょう。
ファリラキのおすすめポイント
・ロードス島随一のナイトライフ
・子供から大人まで楽しめるスポットが満載
・様々なタイプの宿泊施設が充実
③Kolymbia/コリンビア
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陽キャラ全開のファリラキから南に約15km、コリンビアはグッと落ち着いた街。
1920年代に当時ロードス島を統治していたイタリア人によって築かれた新しい街は、旅のテーマをリラックス・癒し・自然などのキーワードで設定している人にピッタリです。
コリンビアから北にはアファンドゥ ベイ（Afandou Bay）、南にはツァンビカ ビーチ（Tsambika Beach）とロードス島屈指の絶景ビーチがあり、海水浴やシュノーケリング、マリンスポーツ、あるいはサンベッドで日光浴と、のんびり派もアクティブ派も思い思いの時間を過ごせるはず。
コリンビアはオールインクルーシブを始め4・5つ星ホテルに定評があり、家族やカップルで優雅なバカンスを満喫できるでしょう。
コリンビアのおすすめポイント
・賑やかなエリアにも近い落ち着いた街
・静と動のバランスが絶妙な雰囲気
・贅沢な高級ホテルが目白押し
④Lindos/リンドス
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人口1000人ほどのごくごくコンパクトな村リンドスは、しかし、ロードス島はおろかギリシャ全土でも最もチャーミングな村の一つとされています。
丘の上にそびえるアクロポリス、伝統的な白壁の建造物が並ぶ小路、輝くターコイズブルーのビーチはどこを切り取ってもあまりにもフォトジェニック。
3000年の歴史を持つ村で史跡探索、路地を埋め尽くす数々のお店でグルメやショッピング、そしてもちろんエーゲ海ビーチで海水浴やシュノーケリングと、ザ・ギリシャとも言える王道の休暇を体験できるでしょう。
老若男女全ての旅人に人気がありますが、とりわけハネムーンなどロマンチックな時間を過ごしたいカップルや夫婦には第一候補の宿泊エリアです。
リンドスのおすすめポイント
・ギリシャを代表する風光明媚な村
・歴史、自然、文化的な見どころが多彩
・中級〜高級を中心とした宿泊施設や飲食店が豊富
⑤Lardos/ラルドス
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ロードス島東海岸のほぼ中央のキラキラな観光地リンドスから南西に行くと徐々に街の規模が小さくなり観光客も減っていくのですが、メジャーとマイナーな街の境目とも言えるのがラルドスです。
南北に縦長の形をしたラルドスの南は活気あふれるエーゲ海ビーチ、そこから内陸の北部に行くとオリーブやマツの木が茂る素朴で昔ながらの田園風景が見られるように。
ピークシーズンこそビーチは多くの家族やカップルで賑わいますが、ロードス・タウンやリンドスのような超メジャーエリアに比べるとずいぶんとリラックスした印象を与えます。
宿泊施設も居心地の良いアパートメントや中級ホテルが多く、超豪華リゾートと言うよりはマイペースにゆっくりと滞在したい人に向いているでしょう。
ラルドスのおすすめポイント
・美しいビーチとそれを見渡す丘に建つ村
・観光地化され過ぎていない素朴さ
・主要エリアと穴場エリアの中間辺り
⑥Kiotari/キオタリ
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さらに南西に進むと、キオタリに辿り着きます。
主要エリアからかなり離れたキオタリは4kmに渡る長い海岸線沿いに広がる、21世紀以降に急速に発展した新しいビーチリゾート。
オールインクルーシブのラグジュアリーなリゾートホテルやスタイリッシュなバー、伝統ギリシャ料理が自慢のタベルナが続々と誕生しましたが、その広さ故にピークシーズンでもギュウギュウ詰めになりづらいのが利点です。
最北端のロードス・タウンからはバスだと2時間以上。
手つかずの自然が魅力の南部エリアを周りたい人や、喧騒から離れて滞在したい人はぜひチェックしてみましょう。
キオタリのおすすめポイント
・主要エリアから遠い新興ビーチリゾート
・広いビーチにモダンな施設や店が集結
・定番エリア以外を周りたい人に◎
⑦Ialysos/イアリソス
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最後に紹介するイアリソスとそのすぐ隣のイクシア（Ixia）は、ロードス島西海岸では唯一と言えるメジャーな街。
ロードス・タウンからバスで20分ほど、日帰りでも余裕で行ける距離ですが、1960年代から国内外の旅人を迎え入れてきた洗練されたこのビーチリゾートは、ゆっくりと滞在する価値が充分あります。
水平線の彼方にトルコを臨むビーチは風が強くウィンドサーフィンなどのアクティビティに向いたエリア、そして穏やかで子供でも安心のエリアが。
さらにそのビーチに沿ってそれぞれが趣向を凝らした宿泊施設、飲食店、ナイトスポットがズラリ。
ここを拠点に東海岸の人気エリアに遊びに行くのもいいですし、レンタカーで西海岸の穴場スポットを開拓してみるのもいいでしょう。
イアリソスのおすすめポイント
・西海岸で一番人気の老舗ビーチリゾート
・主要エリアにも穴場エリアにも行きやすい
・洗練された宿泊施設が充実
