【2023年最新】ギリシャ・ケファロニア島で宿泊したいエリア6選

ギリシャ
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ギリシャ北西部のイオニア諸島で最大の島でありながら、まだ日本人にはあまり知名度が高くないケファロニア島。
島の大部分が未だに手つかずの自然で覆われた原始的な景観が最大の魅力であるケファロニア島で、宿泊するのに便利なエリアを厳選して6ヶ所まとめました。

ケファロニア島のおすすめ宿泊エリアマップ

ケファロニア島は面積約780k㎡、日本で言うと佐渡島と奄美大島の間ぐらいの、なかなか立派な島です。

当然徒歩でトコトコ一周できるサイズではないのに加え、非常に起伏に飛んだ地形のため、サイクリングにも難易度が高めと言って良いでしょう。

公共交通機関としてはバスがありますが、路線も本数も限られておりスケジュールも頻繁に変更するので、島内の観光にはレンタカーがベストなのは間違いありません。

またケファロニア島は他のギリシャの島々と同様夏と冬のギャップが大きく、オフシーズンの11月〜3月頃は営業していない宿泊施設や飲食店も目立つ一方、7月8月のピークシーズンは宿泊料金が高騰しがち。

そのため行きたい観光スポットはもちろん、旅行の日数・時期・移動手段などによって宿泊エリアを選択することが大切です。

この記事では利便性や景観の良さなど、異なる魅力・特徴に溢れる6ヶ所をピックアップしました。

ケファロニア島を訪れる際にはぜひ参考にしてみてくださいね!
(※ギリシャの地名の日本語表記や英語表記は複数ある場合があり、ここでは代表的な表記を記載しています)

①アルゴストリ/Argostoli

まず最初に登場するのはやはりアルゴストリ、ケファロニア島最大の都市です。

最大の都市と言っても人口は1万人にも満たず、ビーチリゾートでよくある朝まで飲んで騒いでのパーティー系の雰囲気でもないため、落ち着いて過ごしたい人にも向いています。

そんなかわいらしい規模のアルゴストリですが、ケファロニア島の中では宿泊施設・レストラン・バー・各種ショップが最も充実しているのは事実。

特にオフシーズンに旅行する場合は小さな村だと冬眠状態の可能性があるので、第一候補にすると良いでしょう。

バスターミナルがありここを拠点とした現地ツアーも多いことから、車以外で観光したい人にも便利です。

アルゴストリのおすすめポイント

  • 宿泊施設・飲食店・ショップが最も多い、島の中心
  • バスや現地ツアーで観光する場合に最適
  • 冬でもそれなりに食・飲・泊・買・遊のオプションがある

②サミ/Sami

 
 
 
 
 
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そのアルゴストリから北東に25kmほどの東海岸に位置するのが、サミです。

人口1000人ほどのサミですが、ギリシャ本土やイタリア、そしてお隣イタキ島との間を行き来するフェリーがそれぞれ運航し、特に夏は国内外から観光客が訪れ非常に活気に溢れます。

メリッサーニ洞窟やアンティサモス・ビーチなどケファロニア島屈指の人気観光スポットにも近く、さらにギリシャ全体でもトップクラスの美しさと言われるミルトス・ビーチにも車で30分ほど。

険しい地形のため地図で見る印象以上に移動に時間がかかるケファロニア島の中で、各主要スポットへのアクセスが良いのは大きなメリットと言えます。

宿泊施設も手頃な価格帯のアパートメントからラグジュアリーなヴィラまで幅広いタイプ&ランクが揃っているので、予算や人数によって自分好みの一軒を見つけやすいでしょう。

サミのおすすめポイント

  • 国内外からのフェリーが発着する活気ある港街
  • メリッサーニ洞窟など絶景スポットが点在
  • 地理的に島の中心辺りで各地に観光しやすい

③リクスリ/Lixouri

 
 
 
 
 
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リクスリはアルゴストリからフェリーで約30分で辿り着く、人口3700人ほどの島で2番目の街。

ケファロニア島はバスの本数が非常に限られているのに対し、このアルゴストリ⇔リクスリのフェリーは島民の足でもあるため、スケジュールに多少変化はあるものの1年を通して毎日十数本が運航。

そのため日中は見どころの多いアルゴストリ周辺で遊んで、夜は一回り小さくて程よく落ち着いた雰囲気のリクスリに泊まる、というのも良いオプションです。

このリクスリを拠点にすれば、ペタニ・ビーチやクシ・ビーチなど、島西部に点在する大自然を満喫するのにも最適

アクティブにウォータースポーツに明け暮れたい、街で食べ歩きやショッピングをしたい、ホテルやビーチでのんびりしたい・・・と、あらゆる過ごし方ができるはずですよ。

リクスリのおすすめポイント

  • 島で2番目に大きいアルゴストリの対岸の港街
  • 野性的な景観が魅力の島の西側の観光に◎
  • “静”と“動”のバランスが良し

④ルルダス/Lourdas

 
 
 
 
 
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島南部のルルダスも、のんびり派からアクティブ派、そして小さな子供からシニアまで、あらゆる年代層&目的の旅人を魅了する万能型ビーチリゾートです。

時に波が荒かったりゴツゴツした岩場でできたりしていることも多いケファロニア島のビーチですが、ルルダスのビーチは砂の部分が多く波も静かなので、子供連れのファミリーでも安心。

その1.5kmに及ぶ広大なビーチ周辺には多数の宿泊施設・レストラン・カフェ・ショップ・レンタルパラソルなどの施設&サービスがあり、何時間でも何日でも飽きずに過ごせそう。

さらにこのビーチとは逆側の北東には、島最高峰の標高1628mを誇るアイノス山が。

そのため定番の海遊びはもちろんハイキングも可能で、朝の散歩から夕日鑑賞、天体観測まで、海や山で1日を通して自然の醍醐味を堪能できるでしょう。

ルルダスのおすすめポイント

  • アルゴストリや空港から約30分の島南部のビーチリゾート
  • 海と山に囲まれ様々なアクティビティが可能
  • 子連れファミリーからカップルまで老若男女に人気

⑤フィスカルド/Fiskardo

 
 
 
 
 
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島の最北部にあるフィスカルドは伝統的な建築物を今も多く残す、ケファロニア島では非常に貴重な漁村。

というのもケファロニア島やその南のザキントス島は1953年の大地震で壊滅的なダメージを受け、ほとんどの建造物がその後に建てられた新しい街並みだからです。

人口200人ほどのフィスカルドはそのユニークな景観から年々観光客が増加しモダンなリゾートホテルなどもできてはいるものの、日帰りで訪れる人が大多数。

そのため昼は賑わっても夕暮れ以降は静かに過ごしやすく、この絵に描いたような美しく小さな村で時間を気にせず贅沢に食事や散策を楽しむことができます。

アルゴストリなどに比べると宿泊施設の数は決して多くないので、早めに予約するのがベターです。

フィスカルドのおすすめポイント

  • 島最北端ののどかな漁村
  • 徒歩圏内に複数の美しいビーチ
  • 賑やかな昼と静かな夜の対比が絶妙

⑥アソス/Asos

 
 
 
 
 
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そのフィスカルドと同様、景観の良い村として必ずガイドブックやSNSに登場するのがアソスです。

アソスはさらに小さく人口は100人以下、当然何百と宿泊施設がある訳ではありません。

そのため日程や予算に合った希望通りの宿が見つかるかは運次第かもしれませんが、利便性や飲・食・遊のオプションの豊富さより静けさや景観の素晴らしさ、ロマンチックな雰囲気を重視するなら、アソスはとても魅力的です。

アソスはミルトス・ビーチとフィスカルドの中間にあるためそのどちらにも行きやすい他、北部〜中部の穴場スポットを開拓するのも良いでしょう。

バスは少ないので、周辺エリアにも足を伸ばすならレンタカーを利用するのがベストです。

アソスのおすすめポイント

  • 人口100人にも満たない風光明媚な村
  • 喧騒から離れて特別な休暇を過ごしたい人に◎
  • ミルトスビーチやフィスカルドにもアクセスしやすい
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