王道から穴場まで!ギリシャ・ナクソス島で絶対行きたいビーチ7選

ギリシャ
スポンサーリンク

ギリシャ神話にも登場するナクソス島は、古代遺跡とエーゲ海ビーチが白壁の家々に映える、典型的なギリシャらしい風景が自慢の島。
この記事では、グルメや音楽と共に楽しめるおしゃれなビーチから人里離れた穴場的ビーチまで、ナクソス島で特に見逃せないビーチを厳選して紹介します。

ナクソス島の絶景ビーチマップ

ナクソス島の主な人気ビーチは、西海岸に集中しています。

島最大の集落であるナクソス・タウン(ナクソス・コラ)が西海岸の真ん中辺りにあり、そこから島の大部分に公共バスが走っています。

より自由でマイペースにあちこちを周りたければレンタカーがベターなのは間違いありませんが、バスも主なビーチや観光スポットを充分カバーしているのがナクソス島の利点。

特にナクソス・タウンから南にかけてはほぼ途切れることなく美しいビーチがいくつも連なっており、まず外せない王道エリアとなっています。

ただしこの記事ではなるべく異なる特徴を持つビーチを様々なエリアから紹介したかったため、あえて王道エリアから外れたビーチも加えました。

いずれのビーチも美しいのはもちろんですが、設備やサービスの充実度(レストラン・カフェ・レンタルパラソル・シャワー・トイレ・マリンスポーツetc.)アクセスの良さ(バスで行けるか・街やバス停からの距離etc.)も簡単にまとめたので、宿泊エリアや旅の日程、目的に合わせて最適のビーチに足を運ぶと良いでしょう。

ひとつ注意点として、ナクソス島は他のギリシャの島々と同様季節によるオンオフがハッキリしたビーチリゾートのため、バスのスケジュールも夏冬で異なります。

この記事では各情報を夏の基準で解説しているため、夏にはバスで容易に行けて賑やかなビーチでも冬はバスが運行していなかったり、レストランや宿泊施設が営業していなかったりする可能性も。

そのため一般的なオフシーズンである10月下旬〜4月頃に旅行する場合、各施設の営業情報やバスのスケジュールや路線を事前にチェックするようにしましょう。

①Agios Georgios Beach/アギオス・ゲオルギオス・ビーチ

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by ●○ Naxos Travel ○● (@naxostravel)

ナクソス・タウンの街ナカビーチであるAgios Georgios Beach(アギオス・ゲオルギオス・ビーチ)は、あらゆる設備やサービスが揃ったナクソス島を代表するビーチ。

眩しいほどの白い街並みを背後に、ビーチ沿いには多数のレストラン・カフェ・ホテル・お土産屋が建ち並び、何時間でも飽きずに過ごせるでしょう。

やわらかい砂浜と浅く穏やかな海は子供連れのファミリーや泳ぎが不得意な人でも遊びやすい一方、南に行くに従い風が強くなりウィンドサーフィン向きになるという特徴が。

この文句なしのロケーション故に夏は当然混みますが、例え泳がなくてもロマンチックな夕焼け&夜景を眺めながら散策するだけでも訪れる価値が充分あります。

ギリシャ語の地名は英語・日本語共にいくつかの異なる表記がある場合があるため、ここでは代表例を記載しています。

設備やサービスの充実度:◎

アクセスの良さ:◎

②Agios Prokopios Beach/アギオス・プロコピオス・ビーチ

Agios Prokopios Beach(アギオス・プロコピオス・ビーチ)はナクソス・タウンから南西におよそ5km、空港にも近いことからこちらもナクソスで最も人気のビーチの1つ。

約1.5kmに渡って続くビーチの一部はレンタルパラソルやサンベッド、レストランが完備している一方で、その逆側(北西側)は手つかずの自然がそのまま残されたのどかな風景。

この対照的な雰囲気を同時に楽しめることから、アクティブ派からのんびり派まで老若男女問わず満足できること間違い無し。

ナクソス・タウンからバスで15分の抜群のアクセスですが、このビーチがある同じ名前の村にも多数の宿泊施設、飲食店、ウォーターパーク、ダイビングセンターなどがあり、ナクソス・タウンより一回りこぢんまりとした雰囲気の中で家族やカップルでのんびり滞在するのも良いでしょう。

設備やサービスの充実度:○

アクセスの良さ:◎

③Maragas Beach/マラガス・ビーチ

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by Kostas Chrstdls (@kostaschr)

Maragas Beach(マラガス・ビーチ)、そしてPlaka Beach(プラカ・ビーチ)は実質1つにつながっており、合わせるとおよそ4kmにも広がるナクソス島で一番大きなビーチ。

なだらかな砂丘状になった黄金色のきめ細やかな砂浜は透き通るターコイズブルーの海と完璧に調和し、芸術的な景色を生み出しています。

しばしばナクソス島だけでなくギリシャのトップビーチランキングでも上位に選出される大人気ビーチですが、この広さと飲んで騒いでのいわゆるパーティー系ビーチではないおかげで、夏でもどことなく落ち着いた印象。

こちらもパラソルやサンベッド、飲食店が揃うエリアと原始的なエリアのバランスが良く、周辺の宿泊施設も高級リゾートからアパートメント、キャンプ場まで多種多彩です。

設備やサービスの充実度:○

アクセスの良さ:○

④Kastraki Beach/カストラキ・ビーチ

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by Greeklust.com™️ (@greeklustcom)

そこからさらに南に下ると、より野性的な色合いが濃くなるKastraki Beach(カストラキ・ビーチ)に辿り着きます。

ビーチの周りには何軒かの宿泊施設とカフェなどがあるもののその数はぐっと減り、それに比例するように観光客の数も他の人気ビーチより少なめ。

そのためワイワイ賑やかに過ごすより海水浴、シュノーケリング、夕日鑑賞など純粋に自然美を堪能したい人には最適。

カストラキ・ビーチもそのまま南に進むとお隣のGlyfada Beach(グリファダ・ビーチ)に行くことができ、こちらはウィンドサーファーが集う風の強さが特徴になっています。

この2つはナクソス・タウンからバス1本で行ける割に夏のピークシーズンでも混雑しづらい、貴重なビーチと言えるでしょう。

設備やサービスの充実度:△

アクセスの良さ:○

⑤Alyko Beach/アリコ・ビーチ

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by Pantelis Pascal (@pantelispascal)

同じ3号線バスでグリファダ・ビーチの2つ先の停留所から歩いて行けるのが、Alyko Beach(アリコ・ビーチ)

アリコは岬のような地形に小さめのビーチが4つ集まり、そのいずれも甲乙つけがたい透明度を誇る絶景ビーチです。

ビーチに下りるまでにはスギの森と砂丘が広がり、視界に入るもの全てが緑・クリーム色・ターコイズブルーで染まる、見事な世界を創り出しています。

ビーチ自体には人工的な設備が一切ないため水や日焼け止めなどのアイテムは持参した方が良いですが、数百メートル東(↑の画像では手前側)のPyrgaki Beach(ピルガキ・ビーチ)にスーパーやいくらかのレストラン&宿泊施設もあるため、無人島に行くかのような覚悟&準備は要りません。

設備やサービスの充実度:✕

アクセスの良さ:○

⑥Panermos Beach/パネルモス・ビーチ

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by john_naxos (@chorianopoulos_giannis)

Panermos Beach(パネルモス・ビーチ)は島の南東部、ナクソス・タウンから対角線上にある最も人里離れたエリアの1つに位置します。

距離的には60kmにも満たないものの、曲がりくねった山道を越える必要があるため地図で見る以上に険しい道のり。

その分、辿り着いた時に目の前に広がる光景はご褒美のようなものでしょう。

ナクソス島西海岸と違い風も波もほとんどない静かなビーチには一軒の小さなビーチバーとヤシの木があるのみで、その荒涼とした風景にはギリシャらしからぬエキゾチックさが漂います。

ここから陸路では行けない周辺のビーチへのボートトリップも発着しているため、さらなる秘境を探索するのも◎。

設備やサービスの充実度:△

アクセスの良さ:✕

⑦Lionas Beach/リオナス・ビーチ

特別な観光スポットは何もない小さな漁村にある、Lionas Beach(リオナス・ビーチ)

ナクソス・タウンから北東に約1時間のドライブで到着するリオナスは、その賑やかで華やかな西海岸から完全に切り離されたような静けさが印象的です。

ビーチを取り囲むのは新鮮な地元のシーフードを贅沢に使った伝統的なギリシャ料理レストラン、周辺の景観を邪魔することのない白壁のアパートメント、そこに流れるBGMは波の音、日が暮れれば空には満天の星。

シンプルで、控えめで、それでいて上質なひとときを過ごすのにはこれ以上ない環境です。

小石と岩がメインのためウォーターシューズを持って、どこまでも澄み渡る海でシュノーケリングや海水浴を満喫しましょう。

設備やサービスの充実度:△

アクセスの良さ:✕

タイトルとURLをコピーしました