【イビサ島など】バレアレス諸島の気候&ベストシーズンまとめ

スペイン
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イビサ島やマジョルカ島を中心とするスペインのバレアレス諸島は、ヨーロッパ屈指のビーチリゾート。
美しい地中海ビーチに絶品グルメ、最新の音楽やパーティーを求めて世界中からの旅人を魅了していますが、ベストシーズンはいつなのでしょうか?
この記事では気候の特徴を踏まえつつ、目的別のベストシーズンを解説します。

典型的な地中海性気候でオフ知らずのビーチリゾート!

バレアレス諸島は地中海を代表するビーチリゾートで、当然のごとく地中海性気候に属します。

夏は暑く乾燥し冬は雨が増え穏やかな寒さという気候のため、夏のバカンスとしてはもちろん、冬の避寒目的で訪れる人も非常に多いのが特徴。

避寒と言っても熱帯のように暑いわけではないのでわざわざ10000km離れた日本から飛んで行くほど暖かくはないですが、冬のヨーロッパ旅行に行きたいが寒いのは苦手、という人には良いオプションになるでしょう。

とりわけドイツ人と英国人からの人気が高く、毎年リピートで訪れる人やセカンドハウスを購入し自国と定期的に行き来する人、あるいは完全に移住する人も多く、バレアレス諸島に完全なオフシーズンというのはありません

そのため季節によって極端にガラガラになったりツアーや航空券が激安になることは期待できない反面、一般的なビーチリゾートの閑散期である真冬でも多くのレストランやバー、ナイトスポットが営業しています。

青い空に青い海という典型的なバレアレス諸島を期待していくなら晴れが多くサマータイムで昼間の時間も長い夏がベストなのは間違いありませんが、それ以外の季節でも常に観光客を呼び込む魅力があるのが特徴と言えるでしょう。

マジョルカ島&イビサ島の気候をチェック

 
 
 
 
 
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それではバレアレス諸島の中でも観光客に一番人気&二番人気のマジョルカ島イビサ島の気候をチェックしてみましょう。

マジョルカ島

イビサ島

データ参考:Holiday Weather

お隣同士なので大きな違いはなく、メノルカ島など他の島も含めてバレアレス諸島内での気候は概ね似たりよったりという認識で良いでしょう。

気温を見てみると、日本の主要都市との比較だと春から秋は非常に似た傾向ですが冬の平均気温が5℃前後も高いので、冬のヨーロッパ=寒い!という印象を持って怯えている人には朗報です。

また夏より冬に雨が増えるのは前述の通りですが、厳密には10月が最も降水量が多いことが分かります。

10月は気温が上がればまだまだ泳げる日も多く、真夏のピークシーズンより観光客も減るので狙い目の時期ではありますが、突然の通り雨に備えて雨具は持参した方が良いでしょう。

とは言え月により増減はあるものの年間降水量は東京の1/3〜1/4程度なので、どの季節でも数日滞在してずっと朝から晩まで雨という可能性は非常に低いのが旅行者には嬉しいポイントです。

同様に雨が冬期に集中しないことから、12月から2月の真冬でも日照時間が7時間前後と長いことが、特にヨーロッパの北の方から人を惹きつける要素の一つと言えます。

目的別!バレアレス諸島のベストシーズン

とにかくビーチで遊びたい

7月から9月はほぼ確実に泳げます。

それに加えて6月と10月も水温が21℃〜22℃と高めなので、気温が上がれば泳げる日はかなりあるでしょう。

7月8月のピークシーズンの大混雑を避けたいなら、6月下旬から7月上旬、そして9月中旬から10月上旬がベストです。

クラブやパーティーで盛り上がりたい

最も多くのイベントやパーティーが楽しめるのはやはり7月・8月の夏のピークシーズンです。

とはいえ世界のイビサ島では1年中どこかしらで何かしらのイベントは行われているので、特にこだわりがなければ冬でもナイトライフを楽しめます。

ただし2020年以降は新型コロナウィルスの影響で当面は多くのイベントがキャンセルになったり規制付きになっているので、事前によく情報をチェックしましょう。

街歩きやグルメを満喫したい

人気スポットやレストランが混む上に気温が35℃以上になることも珍しくない7月8月を除けば、1年を通して街散策や食べ歩きを楽しみやすい気候と言えるでしょう。

春夏秋冬があるバレアレス諸島では旬の食材を使った季節ごとのグルメも大きな魅力のひとつなので、いつ訪れてもハズレではありません。

秋から春は平均すると週1日〜3日雨が降る確率になるので、天気予報を見つつ予定を立てるのがベターです。

落ち着いてのんびり過ごしたい

 
 
 
 
 
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基本的に11月から3月がオフシーズンとなり、クリスマスから年末年始を除けば怒涛の観光客に辟易することもなく落ち着いて過ごせる時期です。

避寒目的の欧州各地からの観光客が少ない11月とイースターを除く3月から4月は気候も真冬よりは暖かく、それぞれ深まる秋の情景と春の訪れを感じることができる味のある季節となっています。

バレアレス諸島には一般的なバカンスシーズンに関係ないリタイア組も多く訪れるためオンとオフの差が比較的少ないのですが、他の観光地と同様7月から8月、そしてクリスマス休暇とイースター休暇は最も混雑するので避けるのがベストです。

まとめ

欧州で超定番人気のバカンス地、マジョルカ島とイビサ島で有名なバレアレス諸島の気候とベストシーズンを解説しました。

他の多くの地中海リゾートと比べて冬に降水量が集中せず秋から春に分散されることもあり、閑散期という閑散期のないバランスの取れた気候が特徴と言えるでしょう。

春から秋は日本と同じような服装、冬はやや暖かめなので少し薄手のコートがあればベストです。

新型コロナウィルスの影響でしばらくは旅行は慎重にならざるを得ませんが、安心して誰もが旅行ができる状況が戻ったらぜひそんな魅力あふれるバレアレス諸島を訪れてみてくださいね。

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