スペインのバレアレス諸島は、イビサ島やマジョルカ島で形成された欧州を代表する屈指の人気ビーチリゾート。
オシャレなバルやカフェが並ぶ賑やかなビーチ、透明度抜群のナチュラル系ビーチ、世界でも珍しいピンクの砂浜ビーチなど、個性的＆魅力的なバレアレス諸島のビーチをまとめました。
イビサ島の人気ビーチ
Playa de Comte/プラヤ・デ・コンテ
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スペインが世界に誇るパーティーアイランド・イビサ島の中からは、まずプラヤ・デ・コンテをピックアップ。
島西部にあるこちらのビーチはサラサラのクリーム色の砂浜とワイルドな岩場が、輝くターコイズブルーの海と見事に融合。
元々は何もない自然のままのビーチでしたが、現在はレンタルパラソルやサンベッドに加えてバーもあり、とりわけ黄昏時には多くの人がそのロマンチックな夕日を見るために押し寄せます。
イビサを代表する人気ビーチのため、ピークシーズンの夏に訪れる場合は午前の早い時間に着くのがベスト。
アクセスの良さ：○
設備やサービスの充実度：○
Cala Benirrás/カラ・ベニラス
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カラ・ベニラスも、イビサを象徴するユニークなビーチの一つ。
周囲を緑や岸壁に囲まれたこぢんまりとした入り江には、カラフルな雑貨やアクセサリーを売るヒッピーマーケットやビーチバー、レストラン、そして無料の駐車場。
砂と小石でできたビーチは透明度が高く波も穏やかなので、海水浴やシュノーケリングにも最適です。
夏の日曜の日暮れ時にはジャンベなどの打楽器がオレンジの空に鳴り響く、エキゾチックで忘れられない夕日鑑賞を体験できるでしょう。
アクセスの良さ：○
設備やサービスの充実度：○
Playa d’en Bossa/プラヤ・デン・ボッサ
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賑やかなパーティー、朝まで盛り上がるナイトスポット、多彩なイベント・・・多くの人がイビサ島と聞いて真っ先に想像する雰囲気に近いのが、このプラヤ・デン・ボッサ。
実際のところ、イビサ島は子供連れのファミリーがくつろいだりアウトドア派が自然散策したりと、パーティーアイランドという顔以外にも様々な魅力がある訳ですが、やっぱりその典型的なイビサらしさを感じたい人も多いでしょう。
イビサ島最大都市イビサ・タウンからも空港からも近く、ビーチ沿いには多数のホテル・レストラン・バル・クラブ・ショッピングモール・ウォーターパークなどが並び、何日滞在しても飽きることはありません。
とりわけ夏は賑やかなので、純粋に海でリラックスするのが目的なら他の場所を選んだ方が良いでしょう。
アクセスの良さ：◎
設備やサービスの充実度：◎
マジョルカ島の人気ビーチ
Playa de Formentor/プラヤ・デ・フォルメントール
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バレアレス諸島最大の島・マジョルカ島の最北端にあるフォルメントール岬は、手つかずのダイナミックな自然がそのまま残るエリア。
数ある美しいビーチや湾の中で比較的アクセスが良いのがプラヤ・デ・フォルメントールで、夏はポルト・デ・ポレンサ（Port de Pollença）などからバスまたはボートで行くことができます。
深い森林を抜けた先に目に飛び込んでくる明るいターコイズブルーの海は、白い砂浜とのコントラストが実に印象的。
海水浴やシュノーケリングに明け暮れたり、マツの木陰で昼寝をしたり、トレッキングに出かけたりと、自由気ままな過ごし方ができます。
アクセスの良さ：△
設備やサービスの充実度：○
Playa de Alcúdia/プラヤ・デ・アルクディア
マジョルカ島北東部にあるファミリーに大人気のビーチリゾート、アルクディア。
その周辺にあるいくつかのビーチの一つがプラヤ・デ・アルクディアで、こちらも街全体と同じくキッズフレンドリーで和やかな雰囲気です。
お隣のプラヤ・デ・ムロ（Playa de Muro）と実質繋がっており、合わせるとかなり広大なので、夏でもスペースを確保しやすいのも嬉しいポイント。
ヤシの木が南国気分を高め、地中海料理やインターナショナル料理、バー、カフェなどあらゆるタイプのグルメが揃うのに加え、宿泊施設も充実。
のんびりリラックスするのもアクティブにマリンスポーツにトライするのも、家族でもカップルでも友達同士でも一人でも楽しみやすい、万能型ビーチです。
アクセスの良さ：○
設備やサービスの充実度：◎
Cala Agulla/カラ・アグーラ
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美しく小さな湾やビーチが競うように並ぶ東海岸沿いにある、カラ・アグーラ。
600mほどの決して大きくはないビーチのため夏はそれなりに混みますが、それでもいわゆるパーティー系ビーチではないのでリラックスして過ごしやすい雰囲気。
砂浜と岩場が共にあり、風の弱い日は穏やかで風が強まると波も高まるという特徴から、子供連れのファミリーからサーファーまで、のんびりゴロゴロ派もアクティブにマリンスポーツ派も楽しめます。
オフシーズンは極めて静かなので、写真撮影や朝夕の散策にも◎。
宿泊施設や飲食店が豊富なカラ・ラトハダ（Cala Ratjada）に泊まれば徒歩20〜30分ほどでアクセスできます。
アクセスの良さ：△
設備やサービスの充実度：○
Caló del Moro/カロ・デル・モロ
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島南東部のカロ・デル・モロは、マジョルカ島の隠れた絶景ビーチとして穴場的な存在でしたが、そのあまりの素晴らしさ故に徐々にメディアやSNSで認知されていき、現在では屈指の人気スポットに。
夏には砂浜がびっしりと人で埋め尽くされることも多く、以前の静けさを知っていた人には複雑かもしれませんが、その美しさが損なわれた訳ではもちろんありません。
周囲を崖や森で囲まれ、波がほぼない静かな湾なので、その驚くほどの透明度を堪能するにはシュノーケリングがベスト。
最寄りの駐車場からも険しい道を15分ほど歩くため、ビーチサンダルだけではなく靴もあった方が安心です。
ピークシーズンはすぐに混むので、朝の早い時間に訪れると良いでしょう。
アクセスの良さ：✕
設備やサービスの充実度：△
メノルカ島の人気ビーチ
Cala Mitjana/カラ・ミトハナ
カラ・ミトハナとすぐその隣のカラ・ミトハネータ（Cala Mitjaneta）は、どこまでも青と緑の世界が広がる、メノルカ島らしい原風景が拝めるビーチ。
一見すると完全に孤立した最果ての地のようにも感じられますが、最寄りの村カラ・ガルダナ（Cala Galdana）や無料駐車場から徒歩20分ほどなので、そこまでアクセスは悪くありません。
森の中をひたすら歩き、その先に現れる輝くターコイズブルーの海を目にした瞬間の感動は言葉にならないはず。
ビーチにはレストランやバーなどの設備は一切ないので、水や食べ物、日焼け止めにシュノーケルグッズなど必需アイテムを持って出かけましょう。
アクセスの良さ：△
設備やサービスの充実度：✕
Cala Macarelleta/カラ・マカレレータ
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カラ・マカレレータも同じくメノルカ島南西部にある、バレアレス諸島を代表する絶景ビーチ。
ボートやヨットが宙に浮いて見えるほどの透明度なので、海水浴はもちろんシュノーケリングやダイビングにも最適です。
マカレレータにはなんの設備もありませんが、徒歩数分で行ける一回り大きいカラ・マカレーラ（Cala Macarella）にはカフェが一軒あり、€1でシャワーも利用可能。
夏季限定でシウタデーラ（Ciutadella）からバスが出ており、バス停からも20分ほど歩きますが、車で行く場合も結局駐車場から同じぐらい歩くのでマイナスではないでしょう。
ビーチ付近には一切宿泊施設はないので、そのシウタデーラやカラ・ガルダナ辺りに滞在するとアクセスが容易です。
アクセスの良さ：△
設備やサービスの充実度：✕
Playa Arenal d’en Castell/プラヤ・アレナル・デン・カステル
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対照的に北部のプラヤ・アレナル・デン・カステルは、いくつもの宿泊施設や飲食店が建ち並ぶ設備の整ったビーチ。
夏になると黄金色の砂浜には色とりどりのパラソルが咲き、地中海の明るい太陽の下でシエスタをしたりマリンスポーツに夢中になったりする家族やカップルで賑わいます。
アクセスの良さに加え波も非常に穏やかなので、子供からシニアまで安心して遊べます。
このビーチを目の前に眺めながら各レストランやバーではランチやカフェタイム、深夜まで様々なグルメやドリンクを味わえるので、1日中飽きることなく過ごせるでしょう。
アクセスの良さ：○
設備やサービスの充実度：◎
フォルメンテーラ島の人気ビーチ
Playa de Ses Illetes/プラヤ・デ・セス・イレテス
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おそらくバレアレス諸島の中で最もマイナーなフォルメンテーラ島ですが、見逃すにはあまりにも惜しい極上のビーチがいくつかあります。
その一つが自然保護区内にあるプラヤ・デ・セス・イレテスで、南北に細く延々と続くビーチはしばしばヨーロッパや世界のベストビーチにも挙げられる、まさに地上の楽園と呼ぶのにふさわしい光景。
さらにこのビーチは、サンゴ礁が砂浜に混じることでところどころがピンクに見える世界でも希少なスポットなんです！
フォルメンテーラ島は北隣のパーティーアイランド・イビサ島からフェリーで40分ほどなので日帰りで訪れることも充分可能ですが、1泊以上滞在すれば多くの日帰り客が去った夜から朝の神聖な空気を堪能できるでしょう。
アクセスの良さ：○
設備やサービスの充実度：○
Playa de Migjorn/プラヤ・デ・ミグホルン
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プラヤ・デ・ミグホルンはフォルメンテーラ島の南部に6kmに渡って広がる、島最大のビーチ。
実際には4つのビーチが繋がったような形でそれぞれが独立した名称を持っていますが、お互いに自由に行き来できるので、好きな雰囲気や混雑度によってベストポジションを探すと良いでしょう。
こちらも自然保護区に指定されており、マツやジュニパーが生い茂る森、白い砂浜や迫力のある岩場、そして澄み渡るターコイズブルーの海が完璧に融合。
この広さのおかげで夏でもスペースを見つけやすく、リゾートホテルやビーチバーが並ぶエリアから全く手つかずの野性的なエリアまで、特徴も様々。
静寂に包まれる朝、活気を帯びる昼、ロマンチックな夕暮れに満天の星空が広がる夜まで、1日を通して芸術的な景観を創り出しています。
アクセスの良さ：○
設備やサービスの充実度：◎
