ポルトガルの首都リスボンは、7つの丘に色とりどりの路面電車が走る情緒あふれる風景が印象的な街。急坂を登って高台に行くとリスボンの街やテージョ川を見渡せる絶景に出会えるため、数々の夕日スポットが点在しています。
その中でも特におすすめの夕日スポット8ヶ所をまとめました。
リスボン中心から徒歩やトラムで行ける!厳選8ヶ所
リスボンにはたくさんの夕日スポットがあり、 “Miradouro”=展望台と名前がつく所はもれなく絶景スポットです。
そのため、まずは滞在するホテルやお出かけした場所に近いスポットから足を運んでみるといいでしょう。
ここで紹介する8ヶ所はいずれもリスボン中心から徒歩やトラム、メトロで行けるアクセスの良さも考慮してますので、ぜひ多くの場所に行ってみてくださいね!
グラサ展望台(Miradouro da Graça)
トラム28番グラサ停留所から徒歩4分ほど、地元民もたくさん訪れる展望台。
赤れんが色の屋根の家々やサン・ジョルジェ城を見渡せる絶景は、明るい時間、夕暮れ時、夜景といつ訪れてもヨダレものの美しさ。
早い時間に来たならば、すぐ裏にある教会と修道院も立ち寄るといいでしょう。
サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台(Miradouro de São Pedro de Alcântara)
トラム24番で同じ名前の停車駅、またはエレヴァドール・ダ・グローリア(Elevador da Glória)下車すぐの展望台。
リスボン中心部にあるため観光や食事の前後に立ち寄りやすく、近くで飲み物やスナックを買ってベンチでのんびりくつろぐのもおすすめです。
セニョーラ・ド・モンテ展望台(Miradouro da Senhora do Monte)
トラム28番R・グラサ駅(R・Graça)から徒歩5分、停留所からさらに坂道を登る形ですがそれだけの価値があります。
トラムやバスが走る大きい道から中に1本入った静かな場所にあり、観光客にも地元民にも人気の夕日スポットです。
サンタ・ルジア展望台(Miradouro de Santa Luzia)
トラム28番で同じ名前の停車駅下車すぐの展望台。
他の展望台は眺望だけが取り柄です、という感じのシンプルな造りが多い中、こちらは鮮やかなブーゲンビリアやアズレージョで彩られたカラフルな空間になっています。
周辺にはカフェやバーも多いので、明るいうちから夜景まで、いつ来ても絶景を楽しめます。
エドゥアルド7世公園(Parque Eduardo Ⅶ)
メトロ駅マルケス・デ・ポンバル(Marquês de Pombal)から徒歩3分の庭園。
リスボン中心部のロシオ駅から緩やかな坂道が続く、リベルダーデ大通りをひたすら30分弱歩いても行けます。
庭園からまっすぐ伸びた道とその向こうに見えるテージョ川の景観は圧巻!
しかし夜は治安があまりよろしくないとのことなので、夕日を見た後は長居せずすぐに移動するといいでしょう。
トポ・マルティン・モニス(TOPO MARTIM MONIZ)
メトロ、バス、トラムの駅名にもなっているマルティン・モニス(Martim Moniz)広場からすぐのショッピングモールにあるルーフトップバー。
観光客が必ず1度は使うと言ってもいいトラム28番の始発駅なので、観光の後にも行きやすいのがポイント。
特に種類豊富なカクテルはお洒落なバーの雰囲気にもピッタリで、お気に入りのドリンクを片手に夕日から夜景までじっくりと鑑賞できます。
ホテル・ムンディアル ルーフトップバー(Rooftop Bar – Hotel Mundial)
こちらもマルティン・モニスからすぐのホテルにあるルーフトップバー。
リスボンのど真ん中から眺める360度のパノラマは、夕日も夜景も見事な美しさ。
屋内の席からでも景色を楽しめるので、天気や季節に関係なくゆっくりと贅沢なバータイムを満喫できますよ♪
ベレンの塔(Torre de Belém)
最後に紹介するのはリスボン屈指の人気の観光スポットでもある、ベレンの塔。
トラム15番ラルゴ・ダ・プリンセサ駅(Largo da Princesa)から徒歩5分ほど、水辺に浮かぶ幻想的な塔周辺は朝から晩まで観光客で賑わいます。
同じく世界遺産に登録されているジェローニモス修道院(Mosteiro dos Jerónimos)や、リスボンで一番有名なエッグタルト店パステイシュ・デ・ベレン(Pastéis de Belém)と一緒に周るのが定番コースです。