2020年6月に開催される予定だった4年に1度のサッカーの祭典、EURO2020が2021年に延期になることがUEFAから発表されました。
となると、気になるのがチケットに関して。すでに購入している場合はどうなるのか?また改めて購入できるのか?
現時点での最新情報をまとめました![2021年6月28日情報更新しました]
公式サイトで購入して行けない場合は全額払い戻し!
2020年3月を越えたあたりからヨーロッパ各国でも猛威をふるい出したコロナウィルスにより、かねてから噂されていたEURO2020の延期。
ついに3月17日にUEFAから2021年6月11日〜7月11日に延期、との正式発表が行われました。
それと同時にUEFAの公式サイトから直接チケットを購入した人で2021年に観戦ができない場合は、全額払い戻しになることも伝えています。よかった!!(´Д`)ハァ…
払い戻しの方法や詳細については、2020年4月にメールまたは公式サイトで知らせるとのことです。
以下UEFA公式サイトより(英文)
公式サイトから購入した場合はUEFAから直接メールが来るはずなので、焦らず待つことにしましょう。念のため迷惑メールBOXも忘れずに。
公式サイト以外で購入した場合は各サイトで確認!
UEFA公式サイト以外、viagogoやStubHubなどの仲介サイトを通して購入した場合、あるいは観戦ツアーとして航空券やホテルもセットになったツアーで申し込んだ場合は各社で対応が異なります。
viagogoは、以下のように明記しています。
イベントが延期・日程変更の場合– お客様は何もする必要はありません。日程が決まり次第、弊社よりご連絡させていただきます。すべてのイベントは、中止の公式発表がない限り、有効といたしますのでご注意ください。
viagogo
コロナウイルスの影響で自らイベントに行かない場合、返金は受け取れますか?
イベントが中止でない限り、返金を受け取ることはできません。しかし、弊社サイトからチケットを転売することはできます。
viagogo
StubHubは、
新型コロナウイルスの影響でイベントへ行かないことにした場合、チケットはどうすればいいですか?
チケットをリセールすることが可能です。
StubHub
つまり上記2社では開催が中止ではなく延期のため返金にはならないということなので、行けない場合はそのまま購入したサイトでリセールするのが良さそうですね。
ツアーで申し込んだ場合はおそらく今後の対応のメールが来るはずですが、遅いようなら旅行会社に直接問い合わせて確認しましょう。
公式サイト以外で購入したチケットでは入場できない?
なおUEFA公式サイトでは、チケット転売サイトなどを通して購入されたチケットではスタジアム入場が許可されないと明記しています。
UEFA公式サイト(英語)
そのため公式サイト以外でチケットを購入した場合は、行けるか行けないかにかかわらずリセールし、公式サイトで再販売された時にそこから購入するのが確実と言えそうです。
航空券やホテルのキャンセル情報も随時更新されている
チケットを個人で購入した場合、航空券やホテルもすでに予約している人も多いでしょう。
3月以降日々刻々と変わる状況の中、各航空会社やホテル予約サイトが続々とキャンセルポリシーに関する情報をメールや公式サイトで伝えています。
キャンセル不可のフライトやホテルでも日付変更が可能になっている場合がありますので、まずは予約を行なった各旅行会社や予約サイトからメールが来ていないかを確認しましょう。
仮に現時点でキャンセル料がかかる場合でも今後変更になる可能性があるので、すぐにキャンセルせずに少し様子を見ることを強くおすすめします。
現在世界中からの予約変更、キャンセル、問い合わせで各社がてんてこ舞いなのは間違いないので、あらゆる手続きに時間がかかることは覚悟しておいたほうが良さそうです。。。
“EURO2021”でも行ける場合は特に手続きの必要なし
逆に2021年に延期になっても現地観戦が可能な場合は、そのままチケットをキープすれば良さそうです。
EUROの1年延期というのは前代未聞の出来事なので今後も最新情報を注意深くチェックする必要がありますが、この日程変更がされた時点(2020年3月17日)でチケット購入者はまだ実際にEチケットや紙のチケットは受け取ってないはずです。
そのため購入者が何か変更手続きなどをする必要はなく、黙っていてもUEFAさんが2021年の春頃にメールまたは郵送でチケットを送信してきてくれることでしょう。
公式サイト以外で購入した場合は各社対応が違うので、こちらも各サイトの最新情報を確認するようにしましょう。
今後再びチケットが販売される可能性大!!
今回急遽EURO2020の1年延期が決定し、大量のチケットのキャンセルが出ることは間違いありません。
1年後の予定なんてわからない人も多いですしね。
ということは、そのキャンセルされたチケットが再び販売されるということです!
実際に今年の2〜3月にかけて、何度となくUEFAさんからラストチャンス!!みたいなメールが来てました。
コロナウィルス感染の拡がりにより日々EURO開催の暗雲が立ち込めていく状況の中、キャンセルする人が続々といたのでしょう…欧州在住の筆者は追加購入をしようか毎晩のように悩んだものです(´・ω・`)
チケット再販売の予定は現時点では発表されていませんが、早くても2020年の秋以降ではないかと予想します。
いずれにせよチケット再販売は1度ではなく何度かに分けて行われるはずなので、前回取りたかったチケットが取れなかった人にもまたチャンスがあるはずですよ!
【4/16更新】UEFAからチケットに関しての新情報が
4月16日に来たUEFAさんからのメールをざっくり意訳するとこうなります。
①チケットを持っていて、行ける場合→可能な限りそのチケットはそのまま有効であるが、まずは試合日程が決定される必要がある
②チケットを持っているが、行けるか不明な場合→試合日程が決定するまで待ってから判断することを推奨。行けなければ全額返金
③チケットを持っているが、確実に行けない場合→2020年5月上旬に返金手続きが可能になる予定。可能になった時点でメールで通知
と、やや歯切れが悪くなっている印象です(´・ω・`)
これはあくまでも個人的な推測ですが、その理由として
感染被害が大きい国での開催中止や、出場辞退の可能性
が背景にあるためではないかと思います。
今後開催地の変更やすでに出場が決定している国の辞退も可能性はゼロとは言い切れず、販売済みの全てのチケットの試合がそのまま開催される保証ができないため、このような表現になっているのではないかと推測されます。
(追記︰6/18に2021年の試合日程が発表され、開催都市に変更はなし!)
【5/5更新】チケットの第一次返金手続きがスタート
5月5日に再びUEFAさんからメールが届き、最初の返金手続きが本日から日本時間5月26日21時(現地時間14時)まで可能になったようです。
『最初の』と書いたのはこれが最初で最後ではなく、今後2021年に行われるEUROの全日程が決定した後に再び返金できる機会があるとのことだからです。
つまり現時点でまだ行けるかどうかハッキリ分からない人やもう少し状況を見守ってから決めたい人は、今回急いで返金する必要はなく、次回(いつになるかはまだ未定)の返金の機会まで待てば良いでしょう。
(追記︰6/18から6/25まで返金手続きがオープン!)
またこのメールが送信された5月5日直後は、オンラインでの手続きに混雑が予想されます。
5月26日まで充分日にちはあるので、慌てずに何日か経ってから試すといいでしょう。
実際に返金されるのは5月26日から30日以内とのことです。
【6/19更新】日程確定!最後の?チケット返金がスタート
6/18にまたまたUEFAさんからメールが届き、
・EURO2020の日程の確定(12の開催都市に変更なし)
・最後のチケット返金が日本時間6/25午後9時まで可能
と伝えています。
え、もう最後??
これは閉店セールと言いながら一向に閉店しないのと同じ手口では?…という疑念もありますが、とりあえずUEFA氏がそう言ってるので、チケット購入者で確実に行けない・行かないという人は6/25の21時までにUEFA公式サイトから返金手続きを行いましょう。
試合日程も公式サイトのこちらから確認できるので、再度チェックしてから返金をするかを決めましょう。
【6月23日追記】筆者も返金手続きをしてみたので、より詳しい解説をこちらの記事で紹介しています。
【1/17更新】やはり最後じゃなかった!再びチケット返金が可能に
はい、予想通りと言いますか、2021年に入って気分も新たに再びチケットの返金が可能になっているようです。
今回のチケットの返金は1月26日(火)日本時間22時まで。
筆者は6月の最後のチャンスだぜ!メールにまんまと釣られ?すでに返金していてチケットを持っていなかったので通知メールが来ませんでしたが、もしチケットを保持していてUEFA氏からの通知メールを許可していた場合、おそらくメールが来ていたはず。
2020年6月の返金の際はこれでもかとばかりにラストチャンスとアピールしていたのとは対照的に今回は『最後』とは書いていないようで、果たしてこの後もまだ返金の機会があるのかが気になるところ。
いずれにせよチケット保持者で確実に行かないという人は、1月26日22時までにUEFA公式サイトからチケットを返金するといいでしょう。
【3/22更新】4月上旬にチケット情報が明らかに!
少し前ですが、2月下旬にEUROのメディカル・アドバイザーのダニエル・コッホというおじいちゃんおっさんのインタビューが行われました。
ロイターの日本語版はかなり要約しており、各メディアの英語版により詳しく掲載されています。
主なポイントをまとめると、
・4月上旬に12開催地の観客動員について決定
・その後も4月下旬までは柔軟に
・4つの観客動員プラン(100%・50-100%・20-30%・無観客)があるが、想像しているより多くの観客を入れられる
・異なる複数の国での観戦も不可能ではない
と、予測は難しいと前置きしながらも、全体的に楽観的な見解という印象です。
その理由にはワクチン接種が進んでいることと、EUROが開催される季節的な要素を挙げています。
コロナの状況は欧州各国でかなり差があるとは言え、2020年は夏に一旦感染がかなり収まっていた国が多かったのは確かですね。
この記事を書いている3月22日現在ではまだ感染拡大が止まらない国もありますが、今後さらに若年層にもワクチン接種が進み、気候も暖かくなってくることで数字がどう変化するかに注目が集まります。
【4/9更新】ついにキターーー!各スタジアムの観客数が(ほぼ)決定!
はい、4月9日についにUEFA氏から12の開催国の各観客動員数の見通しが発表されました。
以下のグラフは、各スタジアムのフル収容人数&動員予定率(%)です。
収容人数 | 動員予定率 | |
ロンドン | 約90000人 | 25% |
グラスゴー | 約52000人 | 25%-33% |
ダブリン | 約52000人 | ※4/23決定 |
コペンハーゲン | 約38000人 | 25%-33% |
アムステルダム | 約54000人 | 25%-33% |
ミュンヘン | 約70000人 | ※4/23決定 |
ローマ | 約71000人 | 25% |
ビルバオ | 約53000人 | ※4/23決定 |
ブダペスト | 約67000人 | 100% |
ブカレスト | 約56000人 | 25%-33% |
サンクトペテルブルク | 約68000人 | 50% |
バクー | 約69000人 | 50% |
例えばロンドンのウェンブリー・スタジアムの場合、収容人数90000人×動員予定率25%=22500人を動員予定、ということになります。
ただし、ほとんどのスタジアムは状況によりさらに多くのサポーターを動員する可能性を残しているとのことなので、あくまでも4月9日時点での暫定数と捉えた方が良いでしょう。
ブダペストのやる気が半端ない一方で、ダブリン・ミュンヘン・ビルバオは4月19日(月)に決定とのこと。→4月23日(金)に変更
また情報が更新されたら、こちらでもシェアしますね。
チケット保持者に入国時&後の規制緩和も?
各スタジアムで予定動員%は異なるものの、無観客にはならないとのことで、よしこれで観戦行くぞー!!\(^o^)/
・・・と言いたいところですが、少し冷静になる必要があります。
えー、つまりまだ各国では厳しい入国制限や到着後の隔離などの規制を設けているので、そもそも普通の旅行者という立場だと入国不可の国がほとんど(2021年4月時点情報)。
なんとか入国できても、そのまま14日隔離されたりするんですね(´・ω・`)
時間も金もコネもいくらでもあるぜ!という人はともかく、それだと厳しい人もいますよね。
しかしどうやらいくつかの国は、チケット保持者に特別ルールを検討しているようです。さすが!!
簡潔にまとめると、以下のようになります。
ブダペスト→ハンガリー入国3日前以内に受けたCOVID-19の検査が陰性or入国前6ヶ月以内に感染したことの証明
サンクトペテルブルク→陰性証明
ブカレスト→陰性証明+3日未満の滞在
バクー→陰性証明(観戦するチームの国の在住者or国籍保持者のみ)
以上の条件をクリアすることで入国が認められる&隔離が免除になる見通しですが、バクーは試合が行われるスイス・イギリス・トルコ及びベスト8進出国の在住者or国籍保持者のみに適用とのことなので、日本在住の日本人がチケットを保持していても適用されないので注意が必要です。
なお100%観客導入する気満々のブダペストさんの規制などについては、別の記事にまとめましたのでそちらもご参照ください。
英語ですが、こちらのページでUEFA氏がご親切に各国の入国規制や政府の公式サイトをまとめてくれています。
こちらのサイトも、各国の入国規制やロックダウンなどの最新情報をまとめています。
ただし、渡航&入国&観戦が無事にできたとしても、日本帰国時に14日間の自主待機などが待ち構えているので、これが解除されない限り、渡航は慎重に考えた方がいいでしょう。
これで本当に最後か?!4/22まで返金が可能!
2020年も最後最後と言って最後ではありませんでしたが、どうやらこれで本当に返金の最後のチャンスらしいです。
日本時間2021年4月23日(金)午前1時までUEFA公式サイトで購入したチケットが全額払い戻しできるので、バクーへの夢が儚くも破れた人を始め、もう観戦しませんという人はとっととこちらから返金しましょう。
動員可能人数<チケット保持者の場合は?
暫定とは言え各スタジアムの動員予定人数が決定したことで、すでに販売済みのチケットが動員可能人数を超える可能性が考えられます。
UEFA氏は現地時間4月22日18時までの返金期間が終了した時点で、各試合の販売済みチケットと各スタジアムの動員可能人数を確認し、超過している場合は抽選になるとのこと。
つまり100%動員する気満々のブダペストを除く各スタジアムでの試合のチケットを持っている人は、今後非当選となり得る訳ですね。無念。
その場合は5月までに非情の通知がされるようです。
プレーオフで出場を決めた4カ国のチケット販売も
プレーオフでEURO出場を決めたハンガリー・北マケドニア・スコットランド・スロヴァキアの4カ国のチケットも、5月上旬に販売されるようです。
ただし「サポーターへのチケット」との表記があるため、各国の国民や在住者が優先されるのではないかと予想されます。
そうそう北マケドニアめっちゃ応援してたんだよね!と自己申告してチケットが取れれば良いのですが、北マケドニアが試合を行うブカレスト&アムステルダムも動員予定率が25%〜33%となっているため、北マケドニア国民207万人がこぞってチケットを申し込んだとしたら日本在住の日本人では太刀打ちできないかもしれません。
こちらも詳細を待ちましょう。
【4/25更新】ここに来てまさかの開催地変更!!
4月23日、UEFA公式サイトで2都市の開催地変更が発表されました。
あれ、ずいぶん前に開催地は変更なしと言ってたのに?
ともかく当初開催地に決まっていたスペインのビルバオは同国のセビージャ、アイルランドのダブリンはグループステージ→ロシアのサンクトペテルブルク・ベスト16→ロンドンのウェンブリー・スタジアムに変更。
4月25日現在の各スタジアムの観客動員予定率or数は、このようになりました。
収容人数 | 動員予定率or数 | |
ロンドン | 約90000人 | ※①25% |
グラスゴー | 約52000人 | 25%-33% |
開催地変更 | ||
コペンハーゲン | 約38000人 | ※②25%-33% |
アムステルダム | 約54000人 | 16000人 |
ミュンヘン | 約70000人 | 14500人〜 |
ローマ | 約71000人 | 25% |
約58000人 | 30% | |
ブダペスト | 約67000人 | 100% |
ブカレスト | 約56000人 | 25%-33% |
サンクトペテルブルク | 約68000人 | 50% |
バクー | 約69000人 | 50% |
ちなみにセビージャの開催スタジアムはエスタディオ・オリンピコ・デ・ラ・カルトゥーハ(Estadio Olímpico de la Cartuja)で、同都市の強豪セビージャFCやベティスの本拠スタジアムではありません。
スーパーリーグ論争で揺れに揺れてた1週間だけに、どさくさに紛れて訳のわからないスタジアムに変更しやがって…と思いきやこちらも収容人数約58000人の立派なスタジアムのようです。
ただしサッカー専用スタジアムではないので、ピッチと客席の間に陸上トラックがあります。
※①ロンドンは決勝・準決勝の計3試合は60000人の観衆を観客を動員できることが決定しました。(参照:UEFA)
※②コペンハーゲンは2試合目のデンマークvsベルギー以降の3試合は25000人の観客を動員できることが決定しました。(参照:TheStadiumBusiness)
開催地変更に伴いチケットは全額払い戻し!
ビルバオからセビージャはまだしも、ダブリンからロシアはさすがにぶっ飛びすぎておそロシアと青ざめたチケット保持者の皆さん、ご安心ください。
ビルバオとダブリンのチケットはキャンセルされ、チケット保持者に全額返金されることが同時に発表されています。
中にはダブリンだろうがロシアだろうが行くつもりなのに!という強者もいるでしょうが、このビルバオ&ダブリンのチケット保持者でキャンセルを余儀なくされたファンは、新たなセビージャ&サンクトペテルブルクのチケット販売の際に優先されるとのこと。
セビージャ・サンクトペテルブルク・そして同じく変更になったウェンブリー・スタジアムでのベスト16の試合のチケット販売については、今後同公式サイトで通知されるそうなので、スーパーリーグ騒動に惑わされないで引き続き注目していきましょう。
【5/13更新】スロヴァキアの試合のチケットが購入可能に
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2021年5月13日、ひっそりと5月12日(水)から19日(月)までプレーオフで進出を決めたスロヴァキア代表の試合のチケットが販売されていることが判明しました。
で、どうせスロヴァキア人かスロヴァキア在住者だけでしょ?と思いきや、どうも違うようです。
まずサッカースロヴァキア代表の公式サイトに行くと、EURO2020のチケット販売ページがあるのでそこに飛びます。ページはスロヴァキア語だけなので、英語や日本語に自動翻訳すると目眩を抑えられるでしょう。
そしてここに記載されているアクセスコードSLOVENSKISOKOLIを意味もわからぬままコピーし、同じページにリンクが載っているのでそのままUEFA公式サイトのチケットポータルへ行きます。
ログイン後、アクセスコードを入力できるスペースが表示されるので、先程のSLOVENSKISOKOLIをペーストします。
スロヴァキアファンのためのとか書いてあったから、全く無関係のオランダ在住の日本人と分かると強制終了とかしないかしら、とドキドキ。
ここでもでーーーんとスロヴァキアファン、と出てきて良心の呵責が。
しかし抜き打ちスロヴァキア語テストとかはなさそうなので、何食わぬ顔でそのままBUYをクリック。
するとスロヴァキア全然関係ない筆者にもスペシャルオファーとやらが。
えええ、いいんですか?🤗
とりあえずスペイン目当てで(ひどい)スロヴァキアvsスペインを選択してみることに。
するとすると、余裕で購入できるではないですか。(2021年5月13日夜現在)
というか↑に貼り付けたインスタがサッカースロヴァキア代表の公式アカウントのはずなんですが、いいね少なすぎて偽アカなのかと勘ぐりたくなります。が、悲しいかな本物です。
スロヴァキア人、サッカーに興味ないのかしら。。。
ともかく適当にチケットを選択し、ADD TO CARTへ。
最後の最後に『Wait、Youはスロヴァキア人じゃないの?はい残念でした—😜!!』とかいう腹立たしい演出があったりしないかな、と思いきや何事もなくSuccessと。
なので、オランダ在住の筆者のアカウントでは普通に購入できる模様です。
これがEU圏外の日本在住者とかだとどうなるかは分かりませんが、このステップまで確認してすぐに削除(DELETE)することもできるので、気になった人はチェックしてみてはいかがでしょう。
ただし、すでに書いたように、ロシアはチケット保持者に対し陰性証明の提示で特別入国が許可されるようですが、スペインはまだ一部の例外を除いて旅行客の入国は原則不可です。
※スペインは5月下旬に日本からの観光客受け入れを再開、その後EUも6月上旬に日本を『安全国リスト』に追加したため、渡航が可能になっています。
ただし入国条件や隔離の有無はEU共通ではなく各国で判断するとしており、チケット購入してから入国拒否されても当サイトは責任は取れませんので、あくまでも自己判断でお願いします。
また、開催地変更により自動キャンセルされた試合とプレーオフで勝ち上がった各国(イングランド・北マケドニア・ポーランド・スコットランド・スペイン・スウェーデン)のチケットも、5月中に販売されるそうなので、特に開催国に在住している人は要チェックです!
【5/19更新】残りの国のチケット販売(予定)が決定
スロヴァキア代表のチケットが余裕で?取れることが判明した数日後、他の国々のチケット販売についても発表がありました。
詳しくはUEFA公式サイトのQ&Aに載っています。
まとめると、このようになります。
イングランド代表の試合→『England Supporter Travel Club』のメンバーでイングランドサッカー協会(English FA)からメールを受け取った人のみ、日本時間5月18日21時から21日21時までチケット購入可能。もし余った場合は、5月中に一般販売の可能性。
スコットランド代表の試合→『Scotland Supporters Club』のメンバーでスコットランドサッカー協会(Scottish FA)からアクセスコードを得た人のみ、5月18日から5月25日21時(日本時間、以下同様)まで購入可能。
北マケドニア代表の試合→北マケドニアサッカー連盟(Football Federation of North Macedonia)に問い合わせてアクセスコードを得た人のみ、5月17日から5月26日21時まで購入可能。問い合わせ先:biljana.velkovska@ffm.com.mk
スウェーデン代表の試合→『Supporterklubben』のメンバーでチケットがキャンセルされ、UEFAから専用リンクをメールで受け取った人のみ5月17日21時から21日21時まで購入可能。余った場合は、5月中に一般販売の可能性。
スペイン代表の試合→スペイン代表ファンとしてチケットを購入しキャンセルされた人でUEFAから専用リンクをメールで受け取った人が優先(5月19日21時で終了)、余った場合は5月中に一般販売の可能性。
ポーランド代表の試合→スペイン代表と同様。余った場合は5月中に一般販売の可能性あり。
ということで各国が条件付きの販売のみの中、北マケドニア代表の試合にはチャンスが?!気になる人はぜひ問い合わせてみては😉北マケドニアvsオランダ@アムステルダムもありますな。。。
繰り返しになりますが、各国の入国制限や各規制は流動的のため、チケット購入はしっかり情報を確認してから行いましょう。
【6/3更新】最後のチャンスか?!チケット再販売中!
EURO開幕までいよいよ1週間ほどとなった6月上旬、再び・そしておそらく最後のチケット販売が行なわれています。
UEFA氏のこちらのページに詳細が記載されていますが、ブダペスト・セビージャ・サンクトペテルブルクの3都市での各試合が早いもの勝ち式で売り切れるまでチケット販売が行なわれるようなので、EURO観戦の夢を捨てきれていない人はぜひチケットポータルをチェックしてみましょう。
もはや耳にタコができるほど繰り返していますが、観戦を夢見るのは自由ですが各国の入国規制や帰国時の隔離などのルールは各自で確認し、自己責任でチケットを購入してくださいね。
【6/7更新】購入できるチケットが増えてる模様
はい、片想いの可憐な乙女のごとく毎日のようにUEFA氏のチケットポータルをチラ見してたら、数日前は3都市での試合のみだったのが、さらにブカレスト・ローマ・グラスゴーの試合が追加販売されておりました。
北マケドニアサッカー連盟に問い合わせても返事なかったけど(しれっと問い合わせてみてました)、ルーマニアで行なわれるオーストリアvs北マケドニアなんて本当に売り切れなの??とひっそり疑っていたら、やっぱり全く売り切れてなかったようですね。
6月7日現在、その他にもこれまで販売されていなかったイタリア代表やクロアチア代表、ベルギー代表の試合も追加されています。
ちなみに上記の通りEUは日本からの観光客を受け入れ再開を表明しましたが、グラスゴーはEU加盟国ではないので注意しましょう。
【2021年6月15日プチ追記】その後も何度となくチケットポータルをチェックしていますが、大会が開幕して以降も結構頻繁に新しいチケットが登場し、すぐに売り切れるのもあれば余裕で取れそうなのもあります。
そのためまだEURO観戦を諦めていない人は、一度チラ見して終わりではなく、とにかく何度もチェックすることをおすすめします。
【6/28更新】決勝も!ウェンブリーでの4試合のチケットが販売
2021年6月28日、観客動員拡大に伴いウェンブリー・スタジアムでのEUROの残りの4試合のチケットの追加販売が開始されたことが、UEFA公式サイトで発表されました。
追加販売されているのは、
-6月29日(火)イングランドvsドイツ(ベスト16)
-7月6日(火)&7日(水)対戦カード未定(準決勝)
-7月11日(日)対戦カード未定(決勝)
いやいやいや、28日発表で29日のイングランドvsドイツっていきなり過ぎるでしょと言いつつロンドン行きの航空券をチェックしているあなた、落ち着いてください。
同ページによるとこのチケット販売は、英国・アイルランド・マン島・ガーンジー島・ジャージー島の在住者に限定するとしています。
そのため日本在住者はもちろん、ベスト16の対戦国ドイツ在住であっても購入はできないということになります。
決勝も準決勝も世界のほとんどの国のファンは生観戦できないのは非常に残念ですが、英国を始め上記の各地に住んでいる幸運な人はUEFAのチケットポータルをチェックしてみましょう。
まとめ
EURO2020の1年延期決定による、チケット情報を中心に解説しました。
感染症によるEURO延期という前代未聞の事態だけに状況がなかなか読めませんでしたが、2021年4月にようやく新たな開催地セビージャも含めた全てのスタジアムで観客が動員されることが決定しました。
しかしながら開催国のほとんどは厳しい入国制限を課しているため、チケット保持者に特別ルールを設けた一部の開催地を除くと、国外からの渡航&観戦にはまだ非常に高い壁があると言っていいでしょう。
また変更があればアップしますが、とにかく一刻も早くコロナウィルスが収束し、世界の全てのサッカーファンがEUROを楽しむことができることを祈ります。